結局、入院した。
絶食を続けていて、腹部症状の悪化はなかったけれど、口からの水分補給に限界を感じたし、ちょうど週末になるし、独りで自宅療養するよりも、職場にお世話になっているほうが精神的に楽だと判断したからだ。
たまたま連絡があって、体調を崩したことを伝えた高齢の両親も、入院することにしたら安心してもらえた。
初期の急性無石胆嚢炎の診断で、輸液と抗生物質の点滴。
軽い炎症反応はあるが、やはり胆道系酵素の上昇はなし。
非ステロイド系鎮痛剤を常用していることもあり、十二指腸潰瘍の可能性も否定できないので、週明けに胃カメラをすることにした。
たしかに、症状からはそんな感じもする。
丸4日間の断食の末、本日やっと食事再開。
流動食から・・・といいかけた主治医に、「無理はしませんから、もう少しお慈悲を」と交渉し、五分粥&軟菜で。
温泉卵が出たけれど、白味をちょこっと口にしてから思い留まり、食べるのをやめておいた。
牛乳もやめておく。
胆嚢炎は油脂性高いものと乳製品と卵は禁忌。
飴は舐めても、チョコレートさえ我慢してきたのだ。
まちに待ったせっかくの食事がゆるされたのだ。
ここでしくじりたくはない。
うーん、それにしても二晩続けて不眠。
もう帰りたくなったな。
医者の不養生と言われないよう、気をつけます。