Peter Ceteraファン/ジョーのブログ

彼の曲への私的な想い、情報が盛り沢山なので、記事一覧やカテゴリーから選別しご覧頂ければ幸いです。

意外な組合わせデュエット曲「朝のとばりの中で」と「素直になれなくて」とのトリビア

2010年07月17日 | 曲への想い出
 私には意外な顔合わせに感じられた、Paul Ankaとのデュエット「Hold Me Til The Mornin'comes/朝のとばりの中で」。
 この曲を入手したのは、大学卒業前か就職間無しの頃だったと思います。いつも触れてるとおり、あの頃は3rdアルバムから2年以上過ぎ、彼の新曲が聴きたい欲求から、古いシカゴの曲やセッションワークの作品等を探し続けていたのに、1983年発売のこの曲の存在を知らず、リリースから7年以上遅れて1991年の再販盤CDで入手したのでした。
 Chicago16と17の間の頃という事実に、それまで何年も、持っていない彼の新しい曲を探し回りながら、全然存在を知らずにいたのが、少し悔しかったと記憶しています。
 Peterはバックコーラスなので、全面に出るのはほんの一瞬ですが、それでもサビのパートで彼の歌声が響くその曲は、4thアルバムまでの時期をつなぐには十分でした。
 確か雑誌で情報を知り購入したと思いますが、購入前はPaul Ankaへの70年代の古臭いイメージが強く、あまり期待はしていなかったので、聴いてびっくりまた、他の曲もデビッド・フォスター絡みのAORで、心が癒されるアルバムには大満足でした。
 その後10年以上してから、恐らくシングルリリース盤かと思われる別バージョンもネットで入手しましたが、そもそも、曲が登場した頃の事を知らないので、実際にリリースされたのかどうかも良く知りません。でもそうであるなら、是非一度、二人がライブとかTV等で披露した物が聴いてみたいものです。もし、その辺りのこの曲に関する情報ご存知の方は是非コメント下さい。
ちなみに、個人的にはアルバムに収まっているオリジナルバージョンが好きです。

■■■おまけ■■■
 ところで、ついでにこの曲を聴いているうちに私が発見したトリビアを一つ紹介します。
この曲の歌詞の一部に、
 Hold me til the morning comes・・・・・、Hold me til the morning come ・・・という箇所がありますが、この2回のHold meをキーとした韻というか流れが、実はChicagoの名曲「Hard To Say I'm Sorry/素直になれなくて」の、
 Hold me now,It's hard to say I'm sorry・・・・,Hold me・・・・の流れと凄く近いため、
重ねて歌うと、そのHold Meのサビの部分は見事に重なるのです。
 是非、一度「素直になれなくて」を聴きながら、その箇所から、「朝のとばりの中で」の方を歌ってみて下さい。曲のHold Meの箇所だけ、見事に同じタイミングで歌いきれてしまうんです。。
別にだからって、何も無いですがトリビアということで悪しからず。
※他の曲で何か彼の曲でのトリビア情報あればお教え下さい。。。
以下、そのシングルバージョンらしき音源の方がありましたのでリンクしておきます
Paul Anka & Peter Cetera Hold Me 'Til The Morning Comes

Hold Me Til The Morning Comes 朝のとばりの中で(朝まで抱いて)/Paul Anka With Peter Cetera

2人傷ついた心で
恋に落ちた事に何と言って良いのか分らない
でもそんに難しくはない

今僕達は、
以前の自分に戻ろうとしている
一緒にいたいかどうか知りたいんだ

もう終わりだと言ったのは僕なのに
結局、君なしではやって行けない
1人途方にくれるだけさ
でも実現可能な夢がまだある
求める価値はあるんだろうか
もう僕を必要としていなんだよね

(*chorus)
 朝まで抱きしめて欲しい
 君の瞳から、全ての悲しみを取り去り
 君が微笑むまで
 朝日が昇るまで抱いててほしい
 ここに居させて、二人はまだ始まったばかり

どこから始めようか
優しい言葉をかけ合わないかい
もしお互いを信じるなら、まだ間に合う

今僕達は、
言葉では表せない程求め合い
恋に落ちたんだ、はるかずっと深く

1人途方にくれているんだ「まだ愛している」と言う言葉を
求める価値はあるんだろうか
僕を愛してくれるのかい

※くりかえし
 君にずっといて欲しい

朝が来ても愛してくれるんだろうか
過去にいつもそうしたように・・・
黙って居なくなるんだろうか
愛しているとまた言ってくれよ
コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Bill Champlinとの隠れた名曲... | トップ | 購入から数日間!聞かれずに... »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
意外な組み合わせを実現したのはFosterでは? (kikutaku)
2010-07-19 13:22:48
ジョーさん、久しぶりの書込み失礼します。
いつも楽しませてもらってます。

Paul Ankaって、Dianaとかの50年代オールディーズヒットが有名なせいで
AORって印象が薄く、Peterとの接点も無さそうに思えますが、実は70年代後半から
David FosterなどAOR系スタジオミュージシャンをバックに多く起用したアルバムを
何作か作ってます。なので、両者をこのHold Me ...で引き合わせたのはFoster
じゃないかと思います。

あと、この曲は確かにシングルカットされていたようです(検索でヒットしました)が、
アルバム収録バージョンと違うのかどうかまではわかりませんでした。
このYouTubeのバージョン、ちょっと聴いただけでは私には違いがわからなかったの
ですが、アルバムバージョンとどこか違うのですか?よかったら教えてください。

あと、トリビアは、なるほどですね。聞くたびに思い出して笑っちゃいそうです。笑
返信する
再訪ありがとうございます (ジョー)
2010-07-19 16:50:54
コメントありがとうございます。
早速、曲の違いですが、本気で比較した事は無いですが、ざっと聴いていて気づくのは

1)冒頭の前奏が異なります。
 アルバムバージョンは、ピアノが小刻みに弾かれていますが、シングルバージョンは音をまとめて弾いている模様です。

2)歌詞が違います。
 曲の1節の終わり(サビのパートに繋がる下り部分)のPaul Ankaの歌いと歌詞が異なります。

 アルバム)Don't you want me anymore...
 シングル)Do you need me anymore...

3)そもそも、Paul Ankaの歌い方がアルバムはやわらかく、シングルの方は硬めというか、どう表現したら良いか難しいですが、微妙に違うテイストになっていると思います。
ぐらいでしょうか。。。

他にもありそうですが、どなたかお詳しい方、詳細をコメント下さ~い。
返信する
確かに! (きくたく)
2010-07-20 15:08:38
なるほど!たぶんアルバムバージョンだと思われるこれ・・・
http://www.youtube.com/watch?v=YnWRbJluwBg
・・・と、2つのバージョンをじっくり比べてみれば、
確かに違いますね。これは興味深い。有難うございました。
返信する
今更ですがバージョンについて (taka)
2022-01-30 22:49:58
この曲ですが、アルバム・バージョンではと書かれている1983年のPaul Ankaのアルバム『Walk A Fine Line』に収録されているバージョンは、シングル・バージョンでもあります。ただ4分28秒のアルバム・バージョンとは別に3分58秒のEdited Versionも作られていて、「DJ RESERVICE」の印字があるプロモ盤ではB面として収録されていました。(ですので、6CDアンソロジーの当初の収録曲の説明では、 PREVIOUSLY UNRELEASEDとされていました。)因みに、通常盤のB面はThis Is the First Time。

そして、シングル・バージョンではと書かれているものは、1998年のPaul Ankaのアルバム『A Body Of Work』に収録されている再録バージョンで、2013年のPaul Ankaのアルバム『Duets』に収録されているものも『A Body Of Work』収録の再録バージョンです。
返信する

コメントを投稿