私は小中高とスポーツクラブばかり所属していたので、文化系クラブへの憧れもあったのと、絵を描くのが好きでいつか油絵を描きたかったのもあり、大学では美術部に所属した程。音楽にも憧れはあり、元々、ピアノの音色が大好きで、自身で弾けるようになることは密かな夢でした。しかし、当事、何のあても無いのに、いつか将来、ピアノが弾きたいと心の中で思っていたのでした。しかしながら、バイトと大学を往復する当事の生活では現実味も無く、「いつか将来、時間ができたらきっと!」というような密かな夢の思いでした。
写真は、そんな自分が見付けたピーターセテラ楽譜集の1ページ。彼の過去のディスコグラフィ!が掲載されていました。もちろん、当事捜索中だった『1stアルバム:夢のライムライト』とそのインデックスが掲載されていて、その頃まだ1曲目にある夢のライムライトだけしか聴いた事がなかったので、「I Can Feel It(愛の予感)」、「Mona Mona(愛しのモナ)」等など、聴いた事のない曲のタイトルに、好きなバラードがありそうに確信。以前も触れたとおり、その頃は京都の中古レコード屋を電話帳の上から順に、毎週土曜午前の空き時間を使い捜索する日々だったので、意味も無くそのページをみては、唯一持っていなかったそのアルバムへの欲求が強まったのでした。
将来ピアノが弾くようになりたい夢のせいもあり、ピアノなんて弾けないくせに「彼女か、将来の妻もしくは子供に弾いてもらおう。。。」そんなノリでのその本は購入してしまっていて、1stアルバムを入手するまで、写真にあるその楽譜のページを開いては、手に入れたいと、眺めてました。。。
でもいつかひょっとしたら、自分で!という思いもその時は持っていました。。自分は決心や欲望はいつまでも冷めない人間なので、将来に備えて楽譜を買っておかないと、いざその時に無くなってしまう恐れもありましたしね。。。
(実際もはや市販はされてません。しかし入手できるかネットで調べたら、中古で倍以上の値4800円で存在はしてました!Amazon恐るべし。。。)
そんな自分が楽譜を弾こうとする切っ掛けとなったのは、購入から1~2年後の大学4回生の時でした。当事は就職協定なるものがあり、就職活動は4回生の春からでしたが、当事バイトと大学の往復生活だった自分も、さすがに就職活動中は、昼は面接、夜は結果や召集の連絡を家で待つ必要があるので、携帯等無い当事はさすがにバイトも長期休止するしかありませんでした。ホテルのベルボーイの夜勤とうどん屋のバイトを掛け持ちしていて、毎日1日30時間は欲しいとボヤク程の忙しい生活だったので、バイトの休止で一転!就職活動をいくら頑張っても、夜の待機時間が妙に手をもてあましました。
そして「キーボード練習するなら今だ!」とハット思いついたのです。たまたまもらい物であった、小さなピアニカみたいなサイズのキーボードがあり、最初は楽譜の曲を右手パートだけ試しに弾いてみました。練習を試みたのは以下の曲 ※当事の練習用のコピーが手元に残っていました
・Stay The Night
・Stay With Me
・One Good Woman
・Nexttime I Fall
高校時代に音楽の授業は真面目に受けたので、楽譜の見方?や記号の意味はそれなりに分かりました。でも読みながら弾けないので、音階をカタカナで記述し、「半音上がる場合は赤」、「半音下がる場合は青」とペンで色分けし、とにかく、丸覚えで順番に練習していきました。
楽譜が弾き語り用だったので、コード進行中心で右手だけなら、スピート的には初心者の自分にもついていかれるペース内容で、要はそのコードの音階を正しく覚えれば良く、オリジナルのパートに近かったので、CDと合わせて弾くと、ピーター歌声のバックで流れる電子ピアノ等と同じ音色になるのが嬉しくどんどんはまっていったのを覚えています。
しかし、そこである壁にぶち当たりました・・・。小さいキーボードでは両手で引けない。しかし、どうしても『両手で弾くようになりたい』そして標準サイズの鍵盤のキーボード購入し、練習をする事を決心!
もちろん就職活動中で、そちらにもかなり気合を入れて取組んでいたのですが、如何せん、活動から帰ってからの夜は暇で、練習が気分転換にもなり、プラスの効果があったと思います。就職活動も成功に終わりましたから。。。
移動の合間に、楽器屋に立ち寄りいろいろ品定め。ピンキリでしたが、所詮素人の私にそんな高級な本格的な物はまだ要りません。只、普及機だと音階(オクターブというのですかね)が足らなさそうだったので、普及機でも標準より1オクターブ多いサイズを探しあてあました。
只の初心者の趣味なので、キーボードを買う瞬間は少し迷い、かなり思い切ったように記憶しています。。。
しかし、所詮初心者!キーボードを買ったからといって、いきなり両手で弾ける訳は無く、それから悪戦苦闘が始まりました。。。
>>>続く
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楽器ができない私もChicagoのある曲にキーボードで挑戦したことありましたが見事に失敗しました。
ペンで色分けですか…。
私は半分親のエゴで4歳の頃から12歳まで、友達と遊ぶ時間を削ってまでピアノ教室に通わされていましたから、
ジョーさんのように自分で努力して、だんだん楽しくなっていった経験って無いんですよ。
だから、自分の強い意志で練習を始めたばかりのジョーさんが楽譜見ながら押さえた鍵盤の音が、
初めてCDのピーターの声やバックの鍵盤楽器の音と合った時の喜びの大きさや、
その後少しずつ小節が増えていって、まるでピーターのバンドの一員になった感を味わえるようになっていった、ある種の達成感の味わいが、どれほどのモンだったのかを想像すると、
正直羨ましいんですよね。
しかし、「弾けたらいいなぁ~」っていう願望の強さでここまで行動できるモンなんですね。
どのように悪戦苦闘していたのでしょうかねぇ?
続編を楽しみにしてます。
吹奏楽・マンドリン部と音楽系の部活でしたが担当楽器は単音しか出ない管楽器…ゆえに和音とか苦手なわけです。
それでも鍵盤へのあこがれは棄てられず、娘にピアノを習わせた次第。彼女が大きくなったら弾いてもらおうという目論見のもと、PETERの楽譜集ももちろん準備いたしました。
しかし、やはり現実はキビシク娘は『自分で弾けばいいじゃん、あたしはやだよ』と…。
で、動かぬ指と格闘しながら唯一どうにか形になったのは一番簡単な『One good woman』だけです(泣)
ということで、続きに期待しております。
ピーターセテラの楽譜集が売られていた時期があったのですね。
Stay The Nightがピアノの弾き語りになるとどんな感じになるのか
想像つきませんが、気になる。
そしてこのブログの続きも気になる....
私は楽器は弾くのはもちろん、演奏の善し悪しを聞き比べるのも全くだめな人です。
左右の指をばらばらに動かせる方を尊敬します。