そうしてプロセカ 宵崎奏 コスプレ衣装
始まった奏と私の共同生活は、想像してたよりも大変なものだった。
まずは部屋の掃除、いくら家事代行の人がやってくれていたとはいえ、奏の作業部屋は酷い有様でここの片付けをするだけで2日かかった。
次は奏の生活習慣、私が止めないといつまでも曲を作り続けてしまうから、寝ていない時間が一定時間を超えると私が無理やり寝かしつけるようにした。
ご飯も、奏がどうしてもという場合を除いて毎日3食きちんと食べさせた。
その甲斐あってか、奏は最近体調がすこぶる良いようで曲作りがどんどん進むと嬉しそうに言っていた。
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こうして振り返ってみるとまるで付き合っている男女のように見えるかもしれないが、奏は私のことを救わなければいけない多くの人のうちの1人としか見てないと思うし、私だって恋愛感情を抱いてる訳では無いと思っている。奏の近くにいるとなぜだか安心して、とても暖かい気分になるのは多分恋愛感情なんかではなく、仲間意識とかそういう類のものだろう。
さて、そろそろ朝ごはんを作らないと。
今日の朝ごはんは焼いた鮭と卵焼き、そして味噌汁とご飯というまるで日本の朝食の見本のような献立だ。
グリルに鮭の切り身を2枚乗せて、時間を設定して焼き始める。その間に卵を割って、出汁と一緒に混ぜる。卵焼き用のフライパンを温めてる横で鍋に湯を沸かしておく。プロセカ 花里みのり 制服
卵を焼き始めようとしたところで奏が眠そうな顔をして、目を擦りながらリビングに歩いてきた。