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P樋口円香 ユニット衣装「いつぶりですか?」
女「会ったのは私の卒業式ぶり。私は最近あなたを見つけたけど」
P「……全然気づかなかったです」
女「だと思った。あなた、円香ちゃんのことをあんまり熱心にほめるものだから」
P「ってことは……」
女「ああ、違うのよ?私はただ花を届けに行っただけ」
彼女は今、花屋で働いているらしい。
なるほど、彼女にぴったりだ。
花屋も見つけてもらえて光栄というものだ。
女「ああ、いいな。って思ったの」
P「……」浅倉透 ユニット衣装
女「また、私もあんな風にって。もう一度会えたらまたほめてくれるかなって」
P「それは」
女「でも彼女に会ったとき、やっぱりそれだけじゃ嫌だなって。欲張っちゃった」
P「それでこんなことを」
少ししわがついたメモを取り出す。
彼女には見せられないな、と見えない位置でしまいなおす。
女「……私、ずるいね」
P「別に気に留めるほどでも」
女「またそんなこと言って」
P「こればっかりは、惚れた弱みですよ」
その言葉は、彼女にとって毒か、飴か。福丸小糸 ユニット衣装
顔を見てもわからなかったので、俺は考えないことにした。
今更取り繕うような真似は、彼女にも失礼だ。
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