ねこのひたい

ねこのひたいのような庭と、趣味の読書と,
おとぼけな日々のことをいろいろ書きたいです。

山でヘビに遭遇した話とコロナ怖い

2021年05月22日 | いろいろ

一昨年、脳梗塞になった夫は

まだ少しだけ足に麻痺が残っています。

退院後は、それはそれは真面目にリハビリに

取り組んでいましたが、

日常生活に不自由がなくなったあたりで

リハビリへの熱心さはなくなってしまいました。

 

そして、たまに帰ってくる娘に

「レベルダウンしてるんじゃない?」

なんて指摘されたりしています。

 

なので、週末はできる限り散策にでかけます。

最近は、私の中で超低山登山がブームなんですが

5月に近所の山に登った時のことです。

 

下山を急ぐ私の目の前をヘビが横切りました。

横に動くタイプでなくて縦に動くヤツ。

ヘビが大嫌いすぎる私、

叫び声をあげてしまいました。

 

それだけでなく、少し後ろを歩いていた夫に

「ヘビを追い払って!!!」

と頼みました。

夫はヘビなんか怖くないので

持っていたステッキで草むらをバンバン叩いてくれました。

そして、言いました。

「子どものシマヘビだよ。

左向かなきゃ見えないところまで行ったよ」

 

そうは言われても、ヘビは怖い。

動揺の余り、その後何度も石に足を取られ

そのうち2回位転んでしまって散々でした。

 

ヘビに会ったのはこんな感じの山道です↓

実際に会ったのは、もっと薄暗いところでした。

これは何度も足を取られた辺り?

 

それからほどなく、また散策に出かけました。

今度は山は避けて、比較的整備された遊歩道です。

しかし渓流沿いのこと、

左手には湿った感じの草むらや崖になっていて

ヘビが出そうな雰囲気がいっぱい…

 

そこで思いつきました、夫の直後を歩こうと。

歩く速さが違うので、歩きにくいのですが

ヘビ対策としてはこれが一番。

その上でなるべく左を向かないで歩いていました。

 

↓この山側に恐怖を感じてました。

 

そしたら夫がいいました。

「ヘビなんてそうそう出ないよ。

出たとしても近づかなければ噛まないし。

そんなにヘビが怖かったら、こんなところに来なければいいのに」

 

そう言われるのは、わかる、

でもさ、お散歩には気持ちのいい季節。

できたら自然の中で歩きたいんだよ。

誰もいないところで、のびのびしたいんだよ。

 

そこで、はっとある人のことが頭に浮かびました。

先月、古くからの友人に誘われて

首都圏で行われたあるイベントに行ってきました。

友人は、その界隈にものすごく課金している

とっても濃いオタクと言ってもいいかと思います。

冬の緊急事態宣言の最中でさえ

銀座まででかけて推しの衣装の展示を見たりしてました。

 

でもね、一方ですごくコロナに警戒していて

一緒にでかけた時も

私からすると????な対策を繰り出していました。

それ科学的ではないんはないの?とか

それ学術論文で否定されてるけど?とか

心の中でつぶやいていました。

 

そして、思いました。

そんなに不安だったら、

たびたび首都圏まで来ない方がいいんじゃないの?と。

 

あれ?これって…?

ヘビが怖いな、と思って散策する私と

コロナ怖いな、と思って首都圏にでかける友人、

だいたい一緒だ~!

 

いくら「怖くないでしょ」って人に言われても怖いし、

他人から見たら謎な対策しちゃうし、

それなのに、でかけたい気持ちは抑えられない。

うーーーむ、そういうことだったのか。

 

と、同じくして

世の中のコロナ怖がっている人たちの気持ちが

ストーンと自分の中に落ちてきた気がしました。

「怖い物は人がどう言っても怖いんだね~」

 

私はコロナより地震とヘビが断然怖いです。

 

 

★おまけ

コロナが怖い人たちは、

どうしてそこまで怖いのかはわかりませんが

(テレビの影響?違う?)

人がヘビを怖がるのは、本能なんだとか。

確かに、この間ヘビ見た時も

縦に動く謎の物体が何かわかる前に叫んでいて

叫んだ途中で「ヘビ!!!」って気づいたような。

ヘビに関しては、かなりの危機管理能力を有している?

 

 

 

 

 

 

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2 コメント

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Unknown (chabonosuke)
2021-05-28 13:37:18
夫と散策、と書いたけど
リハビリ?
夫がリハビリに励む人で、私はそれを見守る人?
ヘビに会う前は、お互いのペースで歩いていて
私が時々夫を待ってるみたいな感じでした。

ヘビ、卵を丸のみとか、私の中になかった情報…
実は、ネットで画像を見るだけでも怖くて
「ヘビ」とか入力するだけでも、
ヘビ好きの人と思われて、お勧めに出てくるんじゃないかと怖いよ。

ちなみに、友人ですが単身で身近に高齢者なし、
仕事もコロナでほとんど行かず
でも推しに課金できる財力があるんです。
更に、とっても健康、健康にも気を使っている
それなのに過剰な対策…と不思議に思った次第です。

でも、多分、感染が理屈じゃなくて怖いんだね。
ってヘビ怖い自分と重ね合わせました。
返信する
Unknown (ぽぽんがぽんきち)
2021-05-26 16:01:53
ヘビは嫌だな~
たとえ、噛まれない、とわかっていても、鳥の卵丸のみにしちゃったりするあたりが怖いと思っちゃうところかなぁ。

ご主人はヘビのことをわかっているから、「正しく恐れている」のだと思います。
コロナが怖いのはまだわかっていないことがあることや、薬やワクチンの効きも確かではないからや、無症状の人がいること、だと思います。
わからないのが一番怖い。

それと罹っちゃったときの周りへの迷惑?
これが怖いかも。
自分が罹ったら家族も外に出られなくなっちゃうし。
東京の会社の人は、子どもの保育園で罹患者が出て、保育園が2週間閉鎖になっちゃって、子供の面倒見なくちゃいけないから会社休まなくちゃいけなくなっちゃった。

ご主人と散策、いいね。
私にはできないけど。
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