ねこのひたい

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夫の脳梗塞が役に立った話

2020年11月27日 | 夫の病気

長女むしむしから聞いた話です。

ある日、会社の人より連絡があり

夫が入院したため、しばらくリモートで仕事をする。

相談されていた件は、その後大丈夫か、

みたいな話だったようです、最初は。

 

その後、旦那さんの病気は脳梗塞で

まだ50になったばかりで脳梗塞なんて発症してしまって…

と自身の不安に話題は移ったんだそう。

そこでむしむしは力強く励ましたと言います。

「うちの父親も50代で去年脳梗塞になりましたが

今は普通に会社に行ってますよ。

人により病状は違うと思うんですが

〇〇さんの旦那さんは発見が早かったので

それもよかったですよね」

みたいなことを言ったそう。

 

そして、この旦那さんの発症の時の話は

いかにも今年!!!!って感じなんです。

リモートで仕事中、同僚とオンラインで打ち合わせしている最中に

受け答えが怪しくなって、

その同僚の方が奥さんの会社(むしむしの会社)に電話して

奥さんにその旨伝えたんだそうです。

連絡を受けた奥さんは会社から119に連絡、

自分は会社から直接、病院へかけつけたとのことです。

打ち合わせ相手の方のファインプレーですよね。

 

話は戻って、

むしむしの励ましは、〇〇さんの不安な心には

抜群に効いたようです。

それまで不安で張りつめていたところ

50代の脳梗塞の実例の話を聞いて気持ちがゆるんだのか

電話の向こうで泣き出してしまったと言ってました。

 

〇〇さんは、むしむしの父親が脳梗塞を発症していたことを知らず

事務連絡だけで電話をしてきたのに

思いがけず体験談を聞けてびっくりしたことでしょうね。

 

そういえば私も、夫が脳梗塞を発症した時、

むしむしの友達のお父さんが40代で発症し、

何年もかかったけど今は車の運転もできる、とか

夫の仕事先の人が40代で発症、

夫の倍くらいの期間入院したけど

今は小走りくらいできるようになったとか

そんな経験談に励まされていたのを思い出しました。

 

でも一方で、最初の症状によっては

頑張っても回復しなくこともあるので

なんでもかんでも励ませばいいってもんじゃないのが

難しいところなんですけどね。

 

この話を夫にし、

「脳梗塞が人の役に立ってよかったね」と言ったら

「へへへ」と笑っていました。

 

ついでに言うと、夫は脳梗塞発症後

体重の大幅な減量に成功し

高かった血圧も、ちょっと高いくらいになってます。

夫にとっては「自分の生活を見直すきっかけ」となって

やはり脳梗塞になったことは無駄ではなかったと

思ったりしています。

熱田神宮の大楠、パワーみなぎってます。

 

 

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