ねこのひたい

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老衰の域に足を踏み入れた?

2023年07月21日 | 介護の問題
母の主治医に会いました。
長年に渡り、母の持病の薬を処方してもらってる医師で
介護施設と提携している医師とは別の病院の人です。

介護施設からは主治医に情報が伝わっていて
最近の母は食事が進まなくなっている、
眠っている時間が増えた、
これらのことから
「老衰の域に達しているかもしれないね」
とのお話をされていました。

続いて主治医は
「よく生きましたよ!」
と言ってました。

いや、まだ生きてるんで過去形は…
(私の心のつぶやきです)

そして傾眠状態が増えた場合は
今処方してもらっている薬も不要になるとのことでした。

主治医には、
この先はできるだけ環境を変えずに
不安なく過ごさせてあげたい、
との希望を伝えておきました。

主治医からは
介護施設によっては
看取りをしてくれる病状が異なるから
その辺りを事前に確認しておくとよいねと
とのアドバイスがありました。

そして思いました。
娘たちに祖母とのお別れをさせる時が来たと。

今年の3月に夫の母が亡くなったのですが、
正月には家族そろってお寿司を食べに行ったり
翌月の2月にも我が家の姉妹が短い時間だったけど
夫の実家に立ち寄ったりしていました。

義母の入院後は病院のコロナ対策のため
全く見舞うことはできなかったんですが
最後に元気な姿をお互い見せることができて
本当によかった、と私は思っています。

そして、私の母ですが
特養に入ってからは娘のどちらも
数えるくらいしか面会に行っていません。

そんな訳で、母が娘たちを覚えているかも怪しいけれど
とりあえず面会させよう、
娘たちの心に、
生きている祖母を
老衰の域に達した人間の姿を焼き付けよう、
と思います。

夫の母は亡くなる直前まで元気で過ごした人の一例。
私の母は老衰で弱っていく人間の一例。
娘たちのこれからの人生に役立てて欲しいです。

義母が亡くなる前月、誕生日祝いで一緒に食べたデザート





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2 コメント

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Unknown (ぽぽんがぽんきち)
2023-08-02 10:23:45
その後、お母さまの様子はいかがですか?

人の終わり方はいろいろですね。
終わり方を見せてくれるのも、おばあちゃんたちの孫への贈り物なのかな。
返信する
Unknown (chabonosuke)
2023-08-02 14:07:42
この後あっと言う間に亡くなっちゃいました。
天寿を全うした感が強いです。
また詳しく書きます。

おばあちゃんからの孫への贈り物!
本当にその通り。
若い時分に見ておいて損はないって改めて思います。
返信する

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