勝間ＶＳ香山

先日旅館へ行くと、久しぶりに会った社長に
「chabonosukeさん、Ｙａｈｏｏのブログわかります？」
と聞かれました。
「やったことないけど、見ればわかると思います。
社長がブログやるんですか？」
と聞いたところ、
「ん？自分は宿ログ（じゃらんのブログ）で手一杯」
とのことでした。

ええ、仕事でブログを始めることになってしまいました・・・

目的は自社ＨＰへのリンクをして、
自社ＨＰのアクセス数を増やすことらしいです。

今まで長いことブログやってました。
でもね、誰かに読んでもらおうとか、アクセス数を増やそうとか
そういう目的ゼロ。

日記代わりに、ついでにたまには誰かに意見を聞けたら・・・
みたいな感じでした。急にプレッシャーを感じました。

そんな時、書店で「目立つ力　インターネットで人生を変える方法」
を見つけました。ブログは「人生のモビルスーツ」なんだそうです。

ただ、これだけ買うと
「あ～あの人、成功したいんだ・・・収入を１０倍にしようとか？」
と思われかねません（誰に・・・？）

そこで「しがみつかない生き方」を買い、
人文学的思考のできる人間であることをアピールしました
（これまた誰に？店員さん？）。

「目立つ力」を読んだところ、自分は絶対アルファブロガーには
なれないことを確信しました。

それでも具体的な方法は参考になりました。
コンテンツはズバリ地域の情報、
出口は自社ＨＰ、
そして自分の感想を盛り込むことで、
観光協会の情報をただ引用してるだけの他社とは
差をつけようと決めました。

決めましたが、どこまでできるかわかりません・・・
人生が変わらない方に１００円かけます。

そしてもう一冊
「しがみつかない生き方　ふつうの幸せを手に入れる１０のルール」。
ドキドキしました。
私が不幸な理由がわかりました。

私は他人から見ると普通に幸せだと思います。
でも内心はあんまり幸せではない・・・
というか、どちらかと言うと不幸でした。
この平穏な毎日がいつまで続くのか・・・
いたずらに不安に思っているのが不幸の原因でした。

「その時はその時、なんとかなるだろう」
という楽観的な思考ができなくなっているようです。
実は父親が驚くほどの楽観主義者で、
家族は時々迷惑を被りました。
それが根底にあるのでは・・・と思います。

最終章のタイトルはズバリ「勝間和代を目指さない」です。

今の成功は自分の努力の賜物と思ってしまうと
失敗しないために更なる努力をし続けなくてはいけない、
更なる成功を求めなくてはいけない

そんな生き方に疑問を投げかけています。
誰もが勝間さんほどの成功者になる必要があるのかと。

私は自分の趣味が高じて、お年寄りにパソコンを教えたり
旅館のインターネット関連の仕事をしています。
それは自分の努力というよりも「たまたま」。

たまたま旅館の仕事を見つけ、たまたま講師の空きが出た。
旅館の仕事は２度ほど辞めようと思ったのに、
どういう訳か辞められず、今に至ります
（ちなみに２度辞めようとしたのも
↑の不幸を招く考え方が原因でした）。

地味に続けていたブログも、思わぬところで役に立つことになり
（この場合収入ではないけど）自分の身を助けました。
パソコンの技術を身につけることはそこそこ努力をしたけど
（でもＰＣスクールに通ったりとかしてないので、
血のにじむような努力とかそういうのではないです・・・）
それを仕事にしているのは運がよかったんだな・・・と
思っていました。

仕事面に関しては、この謙虚さでいいのかな・・・と
肯定感を感じました。もちろん勝間さん目指しません・・・

だから多分・・・私の書いた旅館のブログ見てったら見て！
という態度にはならないと思いますが、
よかったら見てください。

て頼まれても、どこ見ればいいのか・・・ですよね(笑)