台風19号、大きな被害が出てしまいました。
私の住んでいる場所も、かなりヤバかった。
我が家は、夫が入院中。
しかも、向かいの家が空き家同然で
カーポートに物が散乱している。
大風が吹くたび、カーポートの屋根がちぎれて
我が家に飛んでくるってこともあり、
心配性の私は早いうちから避難を決めていました。
最初は、自分のパソコン教室を考えていたのですが
お仕事先で受け入れてくれるというので
土曜日早朝より身を寄せていました。
もちろん猫連れOKもいただいていました。
当初は昼間を予定していたのですが
金曜日の夜社長より電話で
もっと早いうちに来た方がいいよ、と
アドバイスがありました。
そして迎えた土曜日、
辺りが明るくなってすぐ行動に移したのですが
問題は猫。
車に荷物を運び入れ、後は猫だけになって
猫をキャリーに入れようとしたら、入りません。
あらゆる袋には入るのに、なぜかこの時ばかりは
嫌だと抵抗するではありませんか!
あせりました。
あせったあまり、無理矢理入れたところ
猫氏怒ったようです。
呪いの鳴き声を発し始めました。
それでも車に行き、ドアを開け、キャリーを積み込もうとした瞬間
猫がキャリーから飛び出しました。
え?そこ開くの?ってとことから飛び出てしまったんです…
幸い、すぐにドアを閉めて車に閉じ込めることができましたが
冷汗がでました。
お怒り中の猫氏。
猫の呪いの鳴き声をBGMに車を運転、避難先の玄関前に来ました。
ですが、そこから用意してもらった部屋までどうするか…
キャリーに再び押し込めるのは絶対無理。
抱っこで移動も危険極まりない。
そこで、段ボールに入れた猫を布で包み
クッションでふたをしてみました。
すると、呪いの鳴き声が止まったではありませんか!
避難先の方にお手伝いいただき猫入りの段ボールを台車に移動しました。
こんなヤツ。
そして上を段ボールでふたをし
避難先の方が台車を押し、私が段ボールのふたをおさえ
なんとか部屋まで移動できました。
避難先の方が猫に詳しくて
そこのお宅の猫さんもキャリーには入らないもんね~と言う
主義を持っているとのことで
私の苦境もご理解いただけました。
ありがとうございました。
部屋では、この台車をケージ代わりにして
猫を過ごさせる予定でしたが、猫の体格を見誤っていました。
狭すぎました。
トイレとエサを置くと残りはわずか。
いえ、普通の猫なら十分なスペースだと思うのですが
うちの猫の長さを甘くみてました。
そうこうするうち、猫が箱から出て来て
そこらの探索を始めました。
もういいや、このまま私が見張っていればいいよね?
ってことにしました。
それからは、猫がいたずらしないよう見守って過ごしました。
猫は2時間ほど落ち着かない感じでしたが
その後は疲れたのか熟睡をし始め、
なんとか台風が通過するまでやり過ごすことができました。
一番心配したトイレは、
持ち込んだ簡易トイレで一回だけだけどできました(お利口!)。
時たま爪をとごうとしたけど、すぐにやめさせて
持ち込んだ爪とぎでやるよう指導?しました。
エサは、チュール一本食べただけ、
固形のエサは全く食べませんでした。
台風に関しては、頑丈な建物だったので
そう不安にはならなかったのですが
猫の見張りや心配でとても疲れました。
そんな訳で、
台風の風雨が弱まったらすぐに家に帰ったのは言うまでもありません。
再び猫を車に積み込むのも、避難先の方のお力を借りました。
家の駐車場から玄関までは自分一人でやらなければならず
かなり緊張しましたが、なんとかやり遂げました。
この時は行きと同様段ボール箱に入れて
中の猫は布で包み、クッションでふたをしました。
その箱を更にひざ掛けでくるんで
胸で箱が明かないよう押さえて玄関まで運びました。
家が狭いからこそできたように思います。
家に着くと猫は、しばらく2階に身を隠したりしてましたが
20分もするとリラックスし始め
一日ほとんど食べなかったエサを食べたり
自分のトイレで気兼ねなく用をたしたり。
ひねくれなくてよかったです。
翌日はコロコロ持参で避難先に行きました。
そして、部屋のあらゆるところをコロコロしました。
そんなこと、こっちでやっとくよ~と言われましたが
やりました。
猫をフリーにした後ろめたさが大きかったです。
と言う訳で私の猫との避難は
圧倒的に準備不足
と言う反省を残して終わりました。
今後に備えて以下の物を買おうと思います。
・ハーネス
・もっと大きく頑丈なキャリー、しかも出し入れが簡単な物
・折り畳みケージ
だけど、今後避難が必要な災害が起きないといいな~
これが一番ですね。
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