抗議の電話

久しぶりに近所付き合いのトラブルです・・・

ある日、突然電話がかかってきました。
むしむしがその人の娘に話したことについての
怒りの抗議でした。

主張は、むしむしが言った以下の３点を
訂正して欲しいとのことでした。

１．来年度の子ども会の役員決めについてその人の「提案」を
　　現役員のお母さんたちで「阻止」した。
　　（その人は現役員じゃありません）
２．その人が子ども会の支部長をしていた時の行事を
　「面倒だから簡単にした」
３．来年度はその人が支部長をやる

むしむしに聞いたところ
１.「やめたほうがいいんじゃない？」てことになったと言った。
　　「阻止」なんて使ってない
２．「大勢連れて行くのは面倒（大変）だから、簡単にしたんじゃない？」
　　というむしむしの推量
３．きっとそういう役を積極的に引き受けてくれる人だから
　　やってくれるんじゃないのというこれまたむしむしの推量

私の理解によると、私→むしむし→その人の娘→その人と
伝わるうちに、尾ひれがついたり主観が入ったりしてるようです。
２については、むしむしの推量は当たってるしね。
ま、言った言わないの話でした。もしくは、言葉のあやとかね。

が、その人は
「信じていたchabonosukeさんが家で陰口を言っていた。
だからむしむしちゃんがこんなことを言うんだ」
と言いたかったみたいです。

確かに・・・夫には、陰口言ってたかもね。
でも、それを認めてもこの場合は彼女の希望には添わないわけで・・

特別支援の教室で身につけた「共感」の話術を駆使し
怒りをとりあえず沈めてみたところ・・・
本来の怒りは以下のことのように感じられました。

１．その人は来年度の役員決めについて「提案」した
　つもりはなかったのに「提案」という形で現役員
　に伝わってしまった（伝えたのは私ではないです）。
　「阻止」されるようなことは言ってない
２．行事を簡略化したことについて、
　　以前苦情を言われたことがある。
３．最近やった来年度のＰＴＡ役員決めの際、
　　嫌な思いをした（らしい）。
　　また来年度の子ども会の役員決めの難航が予想される。

そして根底にあるのは「人から悪く言われていないか」
という恐れかもしれません。

話すうちに怒りがおさまり「感情的になってごめんね。
でも、chabonosukeさんにだから言えたんだよ。」と
言う言葉を引き出せました。

が、振り上げたこぶしをそのまま降ろしにくかったんでしょうか。
「そういうことを言うと傷つく人がいるってむしむしちゃんに
言って欲しい」
とも言ってました。それはそのまま返せばよかったかも・・


そもそも役員をしたら人からあれこれ言われるのは付き物で、
現行のやり方を変えるなどの大事は、世の中過剰に反応するのが
当たり前。たとえ「ちょっとした思い付き」でも
言う人を選ばないと大変なこと（今回程度ですが）になるのは
言うまでもないこと。４０過ぎてるんだから、それ位の
胆力と洞察力を持とうよ・・・と言ってあげればよかったです。

更に「chabonosukeさんはやさしいから何を言っても大丈夫」
というのは思い込みに過ぎません。いくらやさしくても
怒らせると敵に回す・・・ということもあるじゃないですか。
今回の件を、私が主観をこめて現子ども会役員にしゃべるかも・・・
とか思わないんでしょうか？

本当、疲れました・・・
そして面倒でした。
怒りは不思議と全然わかず、その代わりに
自分がちっとも見えてない（今回のことに限らず）
その人がちょっと気の毒に思えました
（ええ、上から目線です）。

翌日、仕事に行くといつも憎たらしい子が
天使に見えました。朝いちで抱き上げて
「無邪気な子どもって素晴らしい・・・」
と思ってしまいました
（３時間目くらいで魔法は解けましたが・・・）

また、この半年ほど訳あって孤独感に
さいなまれていたのですが、今回の件で
「孤独上等」
と思えました。こんな面倒な近所付き合いだったら、
しなくてもいいです。

ちなみにむしむしには
「おうちでした大人の話を外でするとこんなことになる」
とそこ注意しておきました。更に
「この件で私がその人と絶交しても、
全然困らないから気にしないように」
とも付け加えました。

いや、本当に疲れたよ。
そして、長々読んで下さった方、お疲れ様でした。