ねこのひたい

ねこのひたいのような庭と、趣味の読書と,
おとぼけな日々のことをいろいろ書きたいです。

カウンセリングに行ってた話

2020年08月30日 | カウンセリング

夫が脳梗塞を発症してもうすぐ1年。

現在の夫は

・歩ける(ちょっと後遺症は残ってる)

・ちょっと走れるように(小走りですが)

・五十肩は85%くらい治る

・しゃべるのは問題なし

会社にも普通に行っています。

 

本当によかった、よかったですが

その陰で私の苦悶の日々があったんですよ。

 

昨年7月に父が亡くなり、

それ自体は年齢もあるし病歴もすごいし

しかたないことだったのですが

介護施設や病院とのやり取りに心底疲れていました。

参照↓

https://blog.goo.ne.jp/chabonosuke/e/0361246a44f01b416f5ae16ed6f16b2d

 

四十九日が終わって、

ちょっとゆっくり、と思ったところで

夫が脳梗塞を発症しました。

参照↓

https://blog.goo.ne.jp/chabonosuke/e/0434d341a6d9197a1ced02601b76d0aa

 

その一方で、実家の片づけが急務、だったんですが

担当してくれるはずの弟が仕事で大変なことに。

弟は千葉県在住でインフラに関係する仕事をしています。

去年の秋と言うと千葉県は何度も台風に襲われ

弟の会社も激務になり、とても実家の片づけには手が回らない状況でした。

参照↓

https://blog.goo.ne.jp/chabonosuke/e/3971de2fda6d91d26e6796e7bd9a3ca0

 

父のことで疲れ切っているところへ

夫の病気と実家の片づけ、

それに加えて予定外の出費が発生、

もちろん仕事もあるし、

私の精神は擦り切れてしまっていました。

 

その頃は、消えてなくなることができればいいのに、

そればかりを考えていました。

私の仕事場に行く道には小さい踏切があるのですが

一時は踏切待ちの時に、距離をとって立つようにしていました。

うっかり一歩前に踏み出すことがないようにです。

 

夫がリハビリの病院に転院した日か次の日だったと思います。

この苦しさは自力ではどうにもできない…

そう思いました。

 

ネットで家から遠くないカウンセラーを探しました。

実はそれまでにも何度も探していたのですが

連絡するには至りませんでした。

 

事前にいろいろ見ていたのもあって

その時は「ここだ!」というところをすぐに見つけ

早速電話をしました。

 

その翌日には面談をすることができました。

素早い対応、本当に感謝です。

 

カウンセラーによると、私は

・ご飯が食べられる

・夜寝られる

ので、うつとはちょっと違うのでは。

短期間にこれだけストレスのかかることが起きて

疲れ果ててしまっている状態であると言われました。

 

まずは、休む。

一日ご飯も作らずひたすら布団で過ごす。

ご飯はその辺にあるものなんか食べればいい。

家事もしない。

そして、嫌なことは一切しない。

体と心の休息が最初の指導でした。

 

次は考え方の変換を教えてもらいました。

やることがあるのに寝て過ごしてしまった。

ではなく、明日やるために今日は一日体を休めた。

そんな風に考えることを指導されました。

 

他にも、夫の実家との接点をしばらくなくす、

(これ以上人の面倒を見るのは避けたい)

仕事以外の用事は一日一つまで

など、より疲れない日々の過ごし方を提案されました。

参照↓

https://blog.goo.ne.jp/chabonosuke/e/6689a7283c0c7d21c6bfe46766101134

 

ただ、その過程で

どうしようもない孤独感だとか

人間関係に対する不安だとか

親に対する恨みつらみだとか

そもそも何をしても楽しくないだとか

そんなネガティブな感情の嵐もありました。

 

これは、1日10個うれしかったことを書き出す、

という作業によって解決を図りました。

全部が消え去ったわけではありませんが

1日の終わりによかったことを考えてから眠るのと

辛かったことを考えてから眠るのでは

どっちがいいかは書かなくてもわかりますよね。

 

うれしかったこと書き出すのは書くのが面倒になったので

スマホに日記アプリを落として、最低3つは入力することを続けています。

見返すと「〇〇がおいしかった」とか「猫がかわいい」などしか

ない日もあるんですが、それでもいいようです。

とにかくネガティブに1日を終えない、

それが重要なんだそうです。

 

こんなことをしながら春になりました。

途中コロナが流行して、

それにより教室の運営についてまた悩んだり

(これは現在も悩んでますが)

この先の生き方について不安に思ったり

まだまだ毎日が平穏ではないのですが

あの時よりは数段まし、とは思います。

 

日によってはとんでもなく憂鬱になったり

何もしたくなくなる日もあります。

ただ、そういうのは大抵低気圧の日。

「ああ、陽気が悪いから気分も悪いのか」

そんな風に思ったりもします。

 

天気がいいのに気分が乗らない日は

外で日光を浴びてから、壁を拭いたりしてます。

ちょっとでも何かしたことが、気分を変える時もあります。

 

ちなみにカウンセラーによると

今年は長梅雨で調子が悪い人が続出で

早く梅雨が明けて~と願っていたそうです。

 

こうしたカウンセリングを経て

自分の性格を振り返ると

真面目で向上心が結構あって

責任感も強くて

家の外では愛想がよくって

でも、本当の自分はこうじゃないの…って

いつでも思っている

って感じだと思います。

 

この性格がいい方向に向かう時もあれば

今回のように自分の首を絞める時もある

真面目さもほどほどが大事なんだと感じています。

 

ついでに言うと

私には夫がいて、一番の相談相手になってくれればいんですが

夫は人の気持ちが余りわからないようで(能力的に)

話すだけ時間の無駄のように感じています。

未だにカウンセリングに行っていたことも話していません。

 

娘たちには

「しっかり者でお茶目なお母さん」

と言うセルフプロデュースをしてしまったので

なかなかその枠をはずれることができず

そもそも子供に悩みを打ち明けるとか

無理!絶対無理!!!って感じなので

そんなところも自分の問題点なのかもしれません。

 

今回こうしてブログにまとめることで

自分一人で抱え込んで

ぐつぐつ沸騰させていた問題を

少し客観的にとらえることが

できるようになったのかな、と感じています。

 

そして、もし、

似たような人がいて、偶然でもなんでも

ここへ辿りつくことができたら

参考にして欲しいです。

私がされたアドバイスを真似してってことではないです。

プロの相談、を試みて欲しいです。

プロのアドバイスは素人のそれとは違います。

相性もあると思うけど、試してみてください。

 

猫ちゃん

筒になってて、中に入る仕様なんだけど

そう言う使い方もあるよね!

自分の常識に囚われてたらダメってことだね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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2 コメント

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Unknown (chabonosuke)
2020-09-01 18:24:41
私の場合は、考え方に自分を苦しめる要素があって
たまたま短期間で起きたストレスの重なりを
より深く掘り下げちゃってた気がします。

他の人だったらここまで落ちない可能性も…

そして、夫から共感を得られないのは悪いことではないらしい。
そういう夫婦は、それぞれが好き勝手すればいいんだって。

カウンセラーからは、夫がストレスと感じたら
時間をずらして生活することも勧められたよ。

夫婦仲良し、とか
助け合って、とか
幻なのかも…
返信する
Unknown (ぽぽんがぽんきち)
2020-08-31 16:49:32
大きなこと3つだけでも、想像しただけで胃が痛くなる。。。
よく切り抜けたね。

夫に相談しても無意味かもと思うところや、子どもに甘えられないところはとっても共感しちゃいました。
私は夫に相談しても「この人には他人事」を認識するだけで、かえってダメージ食らいます。
子どもには心配かけたくないしね。
誰かに共感してもらうだけでも救われることもあるけれど、その「誰か」は夫じゃないところにまた闇があります。

煮詰まったら専門家に相談、ね。そうだよねぇ。
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