俺ファーストとカサンドラ症候群疑惑２

夫に、カウンセリングのことを話そうと思いました。

きっかけは義母との会話です。

 

義母は時々とても不愉快なことを言います。

そのたびに、義母ではなく夫に苦情を言うのですが

夫の返答はいつも一緒。

「もうすぐ死んじゃうんだから許してあげなよ」

 

けれど、それを言い始めて10年以上経っているのだけど

義母はまだまだ健在です。

それどころか、私も夫の入院中、精神的にまいって

場合によっては死んでしまうかもしれなかったので

「もうすぐ死ぬ」

を理由に義母が何を言っても許されるのは承知しかねる旨

夫に伝えました。

 

それを聞いた夫、義母と違って私は体が丈夫だから

近々死ぬようなことは絶対ない、と言い切りました。

そこで気づいたんです。

今がカウンセリングに行くほど追い詰められたことを夫に言う時だと。

その時の詳細はこちら↓

カウンセリングに行ってた話 - ねこのひたい (goo.ne.jp)

 

夫の入院中、

精神的にとても辛くて、死にたいわけではなかったけど

うっかり死んでしまったらどうしようと思っていた。

だから、仕事に行く時に通る駅のそばの踏切は

一歩踏み出しても大丈夫なよう距離を取って立っていた。

それくらい辛くて、自分一人ではどうしょうもなくなって

カウンセリングに行ってここまで回復した。

 

この話をするとさすがの夫も動揺していました。

「言ってくれればよかったのに…」

 

そして、夫は言いました。

「駅のそばの踏切は、電車の速度が遅いから

確実に死ねないと思う。

最近できたコンビニのところの踏切だったら

電車の速度があがっているから確実だよ」

と。

 

だから私も言いました。

「アドバイスありがとう。

次に死にそうになったら、コンビニのところの踏切にするよ。

あそこなら確実だね！期待にそえるよう頑張るよ」

と。

 

ここまで言えば、夫も自分の発言が不適切であったと気づくようです。

しかし、その場の収拾の言葉が見つからず困っていたので教えてあげました。

「こういう時は、”死ぬなんて言わないでよ”みたいか感じが

正解だと思うよ」と。

 

で、夫も考えたんでしょうね。

「飛び込み自殺で電車止めると、賠償金とかかかるからやめた方がいいよ」

ま、賠償金支払うのは夫なので、私には関係ないということも伝えておきました。

 

この一連の話をカウンセラーにすると

「カサンドラ症候群って知ってます？

ダンナさんが発達障害の奥さんが

ダンナさんの発言などで具合が悪くなることなんですが」

 

ええ、もちろん知ってますとも。

長年、夫のその場にふさわしくない発言の数々に激しく憤り

その中で知った言葉でした。

長年の修練で、深く傷つくことは減ったけれど

「どうせ夫に話しても、ろくな展開にならない」

と諦めてしまって、一人心の重荷を増やしていたのだと感じていました。

 

カウンセラーによると、発達障害の傾向がみられる夫の対処は

まあまあうまくできている、とのことでした。

「私に死んで欲しいの！！！！！！」

場合によっては奥さんが激高してもいい話なのに

冷静に返しができていることを評価？されました。

 

その後、とても天気が悪く

生きていてもしょうがない気持ちの日がありました。

気持ちだけで、死にたいわけではないのですが

例の踏切を渡っている時、ふと思いました。

 

そうか！立ったままだと確実ではないけど

ここに寝転がって電車が来るのを待てばいいのでは？

もちろん、実行はしません、思っただけです。

 

この話も夫にしてみました。

夫の返しは、

「飛び散るのが少ないそうだね」

でした。

 

以前夫に話した、こういう場合はこう返したらいい、という

アドバイスは忘れていました。

最初から期待はしてなかったんですけどね。

 

夫には、私をなぐさめる能力もなければ

気遣う能力もついていません。

ですが、斜め上過ぎる発想で驚かせる能力がついています。

常識的な返しを期待すると裏切られ、感情も乱されますが

最初から期待せず、斜め上度を感心すれば気持ちも落ち着きます。

 

そして、こんな感じでも長年社会人としてやってこれた、という

実績もあります。

そのお陰で娘二人は大学を卒業社会人になれたわけだし

ま、いいか、と思うしかないです。

 

いいのか、悪いのか、全くわからないけど。