仕事を通して、また珍しい物をいただきました。
日本だと、とうもろこし
ペルーだと、チョクロ(Choclo )
英語は、ジャイアントコーン
って感じでしょうか。
くださったのは、ペルー出身の方。
ペルーではこれとチーズを交代で食べるそうで
隣に置いてある一見お豆腐みたいな
ナチュラルチーズも合わせていただきました。
くださった方は
「日本のとうもろこしは甘い。
これは甘くなくて
とうもろこしの本当のおいしさがわかる」
と説明してました。
家で早速食べてみると…
甘い日本のとうもろこしに慣れているせいか
あれ?
あれれれ?
そこで、
これはトウモロコシではない、
チョクロという形が似た別の食べ物である、
と自分に言い聞かせて食べてみました。
その上での感想は
もちもちした歯ごたえがあって、
普段食べているとうもろこしから甘みを引いた感じ。
そして、すっごくお腹に貯まりそう…
チーズ、チョクロ、チーズ、チョクロ…
と交代で食べていたら、
んん?
もちもちの食感が癖になる。
チーズのほんのりとした塩加減が
次なるチョクロを求めてる。
で、食べるのを止められなくなりました。
次の日は、オリーブオイルでいためたり
またその夜は、じゃがいも、トマトと一緒に
ペルー出身三選手のスープにしたり
チョクロを楽しみました。
そして、頂いた時の会話がこれ。
「日本人はよくお返しするけど
お返しはいらない。
お返しすると、あげた物はいらない物だったって
ことになる。」
「日本人は、ありがとう!!!って気持ちを込めて
お礼をするのが普通なんですが」
「それはわかるけど、お返しされると、
いらない物だったのか、みたいな気持ちになるから
お返しはいらない」
お返し=もらった物がいらない
そんなこと考えたこともないので
文化の違いってのをしみじみと感じました。
あ、これペルーの文化なの?
チョクロくださった方の個人の感想?
実は私、
以前その方からいただき物をした時
お返しにとってもおいしいみかんをあげてしまいました。
その時も不快な気持ちになってたんでしょうか…
日本在住の期間も長いので
日本の風習は十分理解されているのですが
根本のところで違和感を感じているのかもしれませんね。
一応ね、猫もチョクロを調べるよ
これは食べなくても問題ないね。
>お返しすると、あげた物はいらない物だったって
ことになる
なるほどねぇ。
日本はなんでもお返しするけど、日本の半返しの文化はそれにちょっと通じるところがあるかも。
味はないようなあるような…
ペルーだけでなく南米では普通に食べるんだって。
半返しも、考えると不思議な習慣だよね。
お返しするのが困ることが多いので
お返し不要の文化に生まれたかったかも。