刻み上がった柱を鉋(かんな)で仕上げる前に、
水打ちという作業をして、木に水分を含ませ、
刻みのときに凹んだところを膨らませ、
鉋で仕上げます。
この水打ち作業をせず鉋で仕上げると、
凹んだところが後になって小さなこぶのように膨らんでしまいます。
この水うち作業は、うちの若い子が入社してからもう何回やったんだろう、、
現場の数だけやっています。
若い子は入社8年目に入っています。
今回の現場もその前の現場も、その若い子がほとんど一人で墨付け刻みをやりました。
任せとける、というところまで成長しました。
今日の水打ち作業は一緒にやりました。
2人でやったほうが効率がよいから、、、。
この時期の水打ちは暑くも寒くもなくとても良い時期です。
真冬の寒いときに水打ちをしたこともありました。
休憩所の薪ストーブで湯を沸かし、それに水をまぜてぬるくして水打ちです。
いよいよ柱の仕上げ作業にかかります。