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ジャニーズ、特に嵐(相葉さん)をこよなく愛するチャミのブログ。みんな違ってみんなイイ。

壽初春大歌舞伎<夜の部>@歌舞伎座

2010年01月11日 | 歌舞伎
三連休は初日が歌舞伎座、最終日が国立、と今月は休日休む暇もなく歌舞伎鑑賞。

1月は東京で4劇場もやってるから仕方がないのだけど、こんなに芝居ばっか観てたら歌舞伎以外の友達なくしそうでちょっと心配(^_^;)

ま、こんな歌舞伎三昧も4月までですから!ラストスパート頑張ります!

土曜は歌舞伎座夜の部。

会社終わって神楽坂でランチ&散策し(お洒落なお店が色々出来ててびっくり!)、それから東京駅の大丸で買い物をし、銀座の呉服屋で単衣を誂えてから歌舞伎座へ。

松の内だからか、歌舞伎座の前は角松が飾られ、お正月ムードが残っていました。

ロビーは凧や羽子板などの正月飾りで飾られ、ロビー横には立派な鏡餅もありました。

 

お着物の方も多くて場内はとっても華やか!

私も着たかったけど、この三連休は一度も着れませんでした、残念~。


歌舞伎座さよなら公演

壽初春大歌舞伎

平成22年1月2日(土)~26日(火)

夜の部

一、春の寿(はるのことぶき)

                  梅 玉
                  福 助
                  魁 春


まずはお正月らしいおめでたくて華やかな舞踊劇「春の寿」。

本当は雀右衛門が出演されるはずだったのに、体調不良で休演されてしまったのが非常に残念。

ご本人も最後に歌舞伎座の舞台に立ちたかったでしょうし、早くご回復されるようお祈りします。

王朝貴族の衣装に身を包んだ春の君の梅玉さん、十二単姿の福助さん、そして女帝の魁春さん、荘厳で華やかで、お正月気分に浸れる楽しい演目でした。


二、菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)
  車引

              桜丸  芝 翫
             梅王丸  吉右衛門
             杉王丸  錦之助
           金棒引藤内  錦 吾
             松王丸  幸四郎
            藤原時平  富十郎



五段からなる義太夫狂言のうちの車引きの場面のみを上演。舞台も華やかなのと、衣装も豪華で、こちらもお正月にぴったりな演目です。

今回は81歳の人間国宝芝翫さんが桜丸を初役で演じるというのだからびっくり仰天。
脇を固めるのは梅王丸には吉右衛門、松王丸には幸四郎兄弟。

さすがさよなら公演だけあって豪華な配役。

芝翫さんは声量は落ちてしまっているものの、滑らかで、それでいて聴きとりやすいしっかりした台詞運びは、とても81歳とは思えません。

吉右衛門さん、幸四郎さんの2人は時代物ならではの重厚な演技をやらせたら断トツだと思います。

特に吉右衛門さんが大きく振りかぶって見得を切る姿は雄々しくてすっごく素敵で絵になるわ~。

短い時間でしたが、若手には出せないベテラン役者の実力を見せつけられた、そんな感じの舞台でした。

私的一番のツボは、花道で体格のいい吉右衛門さんの後を小さな芝翫さんがポテポテと小走りで走る姿が、あまりに可愛らしくて思わず「可愛い!」って叫んでしまいました(^_^;)


三、京鹿子娘道成寺(きょうかのこむすめどうじょうじ)
  道行より押戻しまで

           白拍子花子  勘三郎
              所化  高麗蔵
               同  松 江
               同  種太郎
               同  新 悟
               同  種之助
               同  宗之助
          大館左馬五郎  團十郎



踊りに定評がある勘三郎さん、去年の1月は鏡獅子でしたが、今年は娘道成寺。
まさに勘三郎の独壇場!的な素晴しい踊りでした。

花道から登場する白拍子花子役の勘三郎さんが、どっから見ても若くてあどけない娘にしか見えないというミラクル。芸の力って素晴らしいわ~と実感しました。

舞台の上を所狭しと軽やかに動きまくる勘三郎さん、早替わりもいっぱい見れて楽しい~!

そして、団十郎さん押戻し!私道成寺で押戻しって初めてだったんで感動しました!

やっぱり正月は成田屋さんに睨んでもらわないとです!

隈取をして荒事の姿をし高下駄をはいた団十郎さんが、簑を着て竹笠と太い青竹を持ち、花道から登場すると、すごい存在感で、これぞ歌舞伎の醍醐味!って思います。

怨霊となった花子を舞台に押し戻し、2人で見得を切る幕引きは、拍手喝采!

なんとも華やかで正月からいいもの観れたっていう爽快感がありました。

所化による舞い尽くしも面白いし、娘道成寺大好きです。


四、与話情浮名横櫛(よわなさけうきなよこぐし)
  木更津海岸見染の場
  源氏店妾宅の場

          切られ与三郎  染五郎
              お富  福 助
           鳶頭金五郎  錦之助
            番頭藤八  錦 吾
             蝙蝠安  彌十郎
         和泉屋多左衛門  歌 六



夜の部最後にして、やっと腰を落ち着かせて芝居が観れた気がします。

源氏店は以前仁左×玉コンビで観ているので、染様と福助かぁって期待は全然してなくて。

それでも見始めたら、染様もなよっぽい色男役がとても似合ってるし、福助も艶っぽいイイ女をきちんと演じていて好感が持てました。

是非次は海老×菊で観てみたいものです。




この日は3階席の東の座席だったのですが、これが正解。

普段より花道を使う演目が多かったので、花道がバッチリ見える東の席でラッキーでした。

夕飯は大丸の地下で買った「鯛めし」。



柔らかく煮付けた鯛は甘味があって、よくしみ込んだ茶飯と相性バッチリで美味でした!


ちなみにランチは神楽坂のかくれんぼ横丁にある中華料理「芝蘭」さんで汁なし坦々麺をオーダー。



麺の下に山椒が効いた特製ダレが潜んでます。下がビリビリするほどの辛さに汗噴き出しながらも、後引く美味しさで一気に完食。

食後の杏仁豆腐が口の中のしびれを癒してくれるいい甘さでした。

ランチはライス、ザーサイ、デザート食べ放題で1000円は安い!

「和遊」さんという和カフェでおみやげに買ったチーズケーキも美味しかったのでまた買いに行こうと思います♪





2 コメント

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壽♪壽♪ (マディ)
2010-01-12 20:30:14
車引、なぜか吸い込まれるようにオチちゃって
全く記憶がないのよね。。f(^^;


ジャッキー、観たかったわぁ☆
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あはは♪ (チャミ)
2010-01-13 16:58:46
そりゃ、国立と歌舞伎座のかけもちじゃ眠くもなるよ!

しかも前日パーティーだったしね(*^_^*)

ほんとジャッキーさん観たかったねぇ、残念です。
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