ちゃりけん

自転車・旅・音楽

I can't live without a rose.

BRM911宮城200名取高畠 序章

2022-09-12 | BRMブルベ

昨年の

BRM1016宮城200名取土湯

以来ほぼ一年ぶりのBRM参加でした


序章 ~~早い話が痩せろよー(笑)~~

ここ数年の体重増加のせいか、心拍を上げると胸が苦しくなるので病院で診てもらったら

労作性狭心症じゃないかとのことで原因は高血圧と一番は太りすぎ、あと喫煙

わかってるのですが痩せられずタバコもやめられず・・・

還暦間近ともなれば、不摂生し放題の身体にはガタが出ます

痛風尿酸値コントロールと降圧剤、あと逆流性胃炎の薬を飲んでいますが油断するとバーッて血圧が上がることがしばしば

普段の生活では何でもないのですが、自転車で坂道を一気に駆け上ろうとすると胸が苦しくなります

今思うと10年以上前から追い込んだ時に左肩が重苦しくなるとことがあって、五十肩?とか勝手に思い込んでました

激しい胸の痛みは4年くらい前に、坂を上ってる最中にみぞおちの辺りがものすごく重苦しくなって動けなくなりました

その時は1時間くらいその場から動けなくなりゆっくり休みながら帰ってきました

なんだろこれ?胸と言うより胃か膵臓かと思ってました

実は20年くらい前に急性膵炎で死にっぱぐれたこともあるので・・・

その後も、スタートして最初の峠で毎回のように胸が苦しくなり、負荷を下げてひどくならない程度にしてごまかしてました

酷いのは一回目の登りだけで、その次の坂からは負荷をかけなければ痛みも出なかったのでずっとそうやってだましだまし走ってました

ただ、追い込まないのでどんどんスピードは遅くなり、ちょと苦しくなりそうなときは止まって回復したり、

登り坂ではいつもすごくゆっくり登る癖がつきました。無理して発作が出ると回復に時間が掛かるので結果的にその走法が楽に速く、です

大昔ですが、ヒルクライムの大会に出たり、BRMでも山岳ばっかり出てた時代が嘘のようです。トホホ。

山岳は大好きなんです。でもたぶん他の山岳好きの人の2倍の時間かけないと登れない体になってしまいました

それでも自転車も山も好きなので、マイペースで登るのを心掛け、無理をせずに楽しむことにしています

平坦でも速度を上げるとやっぱり同じことが起きるので、あ、これ以上心拍上げると発作出る、ってのがわかってるので

平坦でもやっぱり以前より4~5㎞/hは平均速度も遅いと思います

昨年の目標はBRMで宮城SR(一年の間に200,300,400,600を完走すること)を取ることでした

何とかSRを取りましたが、とても苦しかったです、登りはかたつむりのように、下りはマージンギリギリでぶっ飛ばす、褒められた走りではないです

2021でBRMを最後にしようと考えていたのでSR取得後はますますさぼりまくりでどんどん太りどんどん脚力も落ちていました

冬の間はいつもにもまして雪山登山。でも山歩きでもやっぱり負荷を掛けないようにすごくスローペースです

スノーシューヤーやバックカントリースキーヤーにいつもぬかれっぱなしです。

2022BRMシーズンが始まっても、とても200なんて走れる身体ではなくなっていました

福島ゆかりのBRM409小名浜300もBRM423名取土湯200も、参加することも試走することも諦めました

4月の時点で、昨年コロナのせいで中止になってしまった100周年記念ブルベ200、911に向けて頑張ってみようと思い立ちました

最初は50㎞からと春に走り始めましたが、いきなりあの重い症状が出て動けなくなりました

翌週は同じところを今度は凄くゆっくり走りました。発作は出なかったです

次に80㎞、次100㎞、130㎞、150㎞、と毎週のように距離を延ばす練習を繰り返し7月にはなんとか200を走れるようになりました

911の名取高畠のコースを取り入れたり、磐梯吾妻スカイラインや、湾岸だけの荒浜から双葉の平坦とか、岩出山から小安峡とか

いろいろアレンジしながら意識はいつも911名取高畠200にありました

宮城1000参加者が嵐の中走ってるを、ああ今の自分にはこんなことは到底無理だなあ、みんなすごいなあと感じていました

今年初めて名取高畠200を全部走ってみたのが7月

5時前にスタートして18時半ゴール、ぎりぎり13時間半。でも白石手前の標高180m弱の登りですら3回も休まないと駄目でした

7月の2回目練習時は暑くて復路の高畠から二井宿峠まで二時間かかりました。木陰のたびに10分くらい休まないと登れませんでした

その時も13時間掛かりました

8月も何度か練習しましたが、毎回坂の途中で休憩しないと続けて登れませんでした

自分と同じように、今年の目標を911に掲げてた宮城のJさんとも一緒に練習しました

彼女は坂は自分と同じかもっと遅いのですが、頂上まで一度も休まず黙々とマイペースで登りきります。休んでる自分を追い越す時もありました

下りは苦手なようで、体重を利用して飛ばす自分とはかなりの距離が開くので平坦になって待ってる間にタバコを吸って待ってました(だめじゃん)

8月の終わりの一人での練習の時は初めて11時間を切って、ようやく自信がつきました

 

Jさんとの最後の練習はスタッフが試走した9月4日。本番の6日前です

6時スタートの予定でしたが結構な雨。

もしこの雨で無理して怪我でもして本番の9月10日に走れなかったらこれまでの練習が無駄になってしまうので、やめようかとJさんと話しましたが

少しでもいいから走りたい、と自転車を準備し始めます

そっか、じゃ走っか!そう思ってたら7時になって雨が止み、1時間遅れで出発

80㎞地点で試走中のスタッフT橋さんとすれ違いました。出走時刻に1時間ちょいの差はあるとしても距離的に40数㎞も離れてる。凄く速いなあ

二井宿峠を超えて下ってたら今度はT田さんとすれ違いました

T田さんは70歳を超えても、様々な病気を克服して走り続けてる現役ブルベライダーです

高畠のPC到着は12時。102㎞を5時間で走りました

かなりいいペースです。でもこの日の山形県は猛暑で30℃くらいありました

復路の二井宿峠は暑くて日陰が全くなくてバテバテ。トンネル内で涼みながらなんとか峠到着。

七ヶ宿は逆風で、小原温泉は雨の中の下りで安全のためゆっくりと降りました

残り30㎞を切り、亘理手前の最後のコブ。80ⅿ程のちょっとした登りです

いつも、練習の時は坂の手前の自販機で休んでからだったのですが、Jさんはこのままいこう!とのことでスルーしました

ところがJさんは大ブレーキ。足をついてしまって何度も休みながら登ってきました

結果的に閖上に着いたのは19時半。12時間半でした。風呂20時までですがもたもたしてたら19時50分。いまからじゃ無理だねと風呂にも入れずじまい

じゃあ土曜日の本番がんばろうね!と若干の不安を残しつつも閖上をあとにしました


BRM911本番へつづく

 

 

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