丘の本棚

こどもたちとの毎日を気ままに綴ります。

ほっこりしたい時に読みたくなる

2023-03-28 13:34:10 | 茂市久美子 児童書


なんだか、心がざわざわして、落ち着かない時は、
きれいなお花を見て、お日さまの光を浴びる。

あったかいお茶を飲みながら、読書。


そんなことができる日々に感謝です。


家の近くの公園で、三女と遊んでいたら、かわいいピンクが見えました。
思わず、ほっこり。
ついでに、パチリ。


結婚してから引っ越しを3回。
転勤族だから、転園・転校は仕方ないと、こどもたちに負担をかけてきました。

長女が中学生になるまでには、落ち着きたいと思い、夫の地元に戻りました。
いよいよ長女も小学校最後の年。
あっという間に成長していく長女に、大切なことを伝え忘れないように、
離れて暮らす、その日がくるまで、毎日をしっかり過ごしていきたいです。






学研のティーンズ文学館より
茂市久美子さんの『アンティーク・シオンの小さなきせき』


あたたかくなってきた今に、ぴったりのおすすめの一冊です。
春休みの読書にいかがでしょうか?
高学年なら自分で読めるでしょうし、
3,4年生くらいなら読んであげるといいかもですね。


骨董品のお店、魔女のような主人、店番代わりの猫…
そんなお店をのぞいてみたくなった人は、どうぞ「アンティークシオン」へ。


今日のおやすみ前の一冊をご紹介🍀
茂市久美子さんの『アンティーク・シオンの小さなきせき』



げんきになあれ

2023-01-25 17:41:01 | 茂市久美子 児童書
雪のため、こどもたちの小学校と幼稚園はお休みに。


急なお休みに「お昼どうしようかな…」と悩む母をよそに、
いそいそと長靴はいてるこどもたち。

長女👧長男👦三女👧作の雪だるまたち。
三女の雪だるまは、三つ並べようとして運んでいるうちに、頭が落ちちゃったらしい。

そこへおともだちのお母さんから、
「こどもたち、公園で遊ばないかな?」と連絡が…。
こどもたちに伝えると、あっという間に家からすぐの公園へ行ってしまった。

しばらくすると、玄関から
長男👦「ちりとり使っていいー?」
の声。
いいよー、と返事しながら洗濯干してると今度は、

長男👦「庭のスコップ使っていい?」
三女👧「それ私の!」
長男👦「ちょっとだけ!」
なんてやり取りがリビングから聞こえてくる。


母👩「何作ってるの?」
長男👦「お城だよ!」
あらまあ楽しみね~、と声かけながらあんまり期待してなかったの。


でもね、あとで見に行ったら、
公園横のおともだちの家の前に、立派な雪のお城が…。
写真撮りたかったけど、お家の前なのでやめておきました。


写真に残して、見返すことができないのは、少しさみしいけれど、
今、このときだけの雪のお城を見せてもらえるなんて、とっても贅沢なことですね。


さてさて次女👧はというと、
今週はじめから風邪をこじらせてしまって…。
せっかくの雪なのに、外で遊ぶこともできず「退屈、退屈」を連発しております。
何か退屈しのぎに…と選んで一緒に読んだのが、


茂市久美子さんの『アップルパイたべてげんきになぁれ』

男の子が、町でいちばん古いケーキ屋さんに、アップルパイを味見しにくるお話。
残しても仕方ないから…と、味見用に切り分けたアップルパイの残りを、全部あげてしまう、やさしいケーキ屋のおじいさん。
残りのアップルパイまで、全部食べてしまって、すぐにいなくなってしまった男の子。
しばらくしてまたケーキ屋さんを訪れた男の子、なんだか“わけあり”のようです…。
男の子のペースに巻き込まれながらも、男の子に付き合ってあげる、やさしいおじいさん。
実はこの男の子の正体は…。


私、茂市久美子さんのお話が大好きなんです。
茂市さんといえば、「つるばら村」や「おひさまや」シリーズでしょうか。

ちなみに今、図書館で借りているのは、
『魔女バジルと魔法のつえ』
『魔法のたいこと金の針』です。


こどもたちが国語で、
『ゆうすげ村の小さな旅館』学習したとき、
音読を聞いていた三女👧が、
「ウサギダイコン食べたい!」と駄々をこねたこともありました。


茂市久美子さんのお話、よかったら読んでみてください。


そんなアップルパイつながりで、
今夜はこれに決めました。
長男👦と三女👧が大好きな寺村輝夫さんの「わかったさん」シリーズ。

今日のおやすみ前の一冊をご紹介🍀

寺村輝夫さんの『わかったさんのアップルパイ』