Chiakiの徒然日記

会費より多いって…

以前、市役所に嘱託職員として勤めていた時のこと(心身を壊し、2ヶ月で退職)。
課で私の歓迎会が開かれることになった。
まだ給料を支払われていない時期の開催だったこともあって、幹事から「あなたはタダ。」と言われていた。

しかし!
私の心身をズタボロにしてくれたお局様から、「新人なんだし、迎えてもらう立場なのだから。」と、
本来の会費の2.5倍ぐらいのお金を包むように言われた。
そのお局様は大嫌いな人が出席するという理由で欠席。
当然会費の支払いもなし。
一度も給料を貰っていない人間が、本来の会費の2倍以上!?
「御樽代」と封筒に書いて差し出せ、と指示を受けた。

このお局様に逆らうと怖い目に遭うのは分かっていたので、母からお金を貰って準備しておいた。
そして歓迎会当日には渡せなかったのもあり、翌日に幹事に手渡そうとした。
中身は2万円弱。机の上に置きっぱなしなんて、万が一のことを考えると出来ない。
幹事の職員さんは「は?何それ?君の歓迎会なのに、なんで君から貰わなきゃいけないわけ?」と受け取ってくれなかった(笑)
そしてその一部始終を見ていた、係長、課長補佐、課長までもが「出さなくていい!」の一点張り。
「20代の女性にぐらい奢らせてよ~。全員で割れば大した金額でもないのに。」と上司の誰かが言ってくれた。
まぁね、私ともう一人以外は全員男性だったから、男性のメンツも考えて「御樽代」は引っ込めたというのもあるけど。


それを聞いていたお局様、超を10乗ぐらいにしたいくらい不機嫌に。
こんなことになるなら、最初から会費を請求されていたかった…。
自分で飲み食いするものなんだし、ちゃんと支払う準備はしていたのに。
もちろん、課の皆さんには「ごちそうさまでした」と挨拶もしたし、すごく喜んでくれた。
お局様以外は。

肥後もっこすは、上手に甘えてあげると上機嫌になるというのが、私の経験則(笑)


結局、そのお局様の逆鱗に触れたこともあり、ねちねちとした陰湿な「いじめ」に心身を壊してしまったわけだが…。
あの時は親に辞めさせられた。
「あんた、このままだと死ぬよ!」「あんたが稼がなくても生きていける。あんたが死んだら困る!」と親に説得された。
親もやはり、会費より多い金額を包めと言われたことが釈然としなかったらしい。

それにしても「御樽代」なんて、この時初めて聞いたよ…。
大学時代に教授が会費の2倍以上を払うことはあったけど、一番下っ端がそうしなければならないなんて発想はなかった。
社会って難しい…。

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