星新一を集めて

今、星新一の文庫本を片っ端から集めては読んでいる。
きっかけは、新潮社の文庫本についているマークを集めて、トートバックをもらおうと計画をしたからなのだが。
だから、古本ではダメ（全部が全部そうではないだろうが）なので、本屋さんで定価で購入した。
その数9冊。全ての本をトータルした収録話数300編。
ダブっているのもいくつかあったので、290編くらいになるのだろうか。

宇宙が絡むストーリーが私は好きだ。
異文化コミュニケーションというのかな。全然知らないところへ出かけていって、遭遇する宇宙人との交流。
ハッピーエンドのときもあれば、アンハッピーエンドのときもある。
地球人が他の星を侵略しようとするものもあれば、逆に宇宙人に侵略されようとするものもある。
どちらも、未遂で終わっているので楽しい。

未来の地球を描いたストーリーも好きだ。
今よりもずっと便利な世の中になっているが、それだけでは済まさないところが面白い。
便利な生活を満喫していると、必ず最後に痛い目にあう。
まるで、ドラえもんのような感じ（笑）

290編もあれば、生理的に合わないストーリーも５～６ほどあったが、それ以外は概ね読みやすく面白かった。
まだまだ読んでいない本も多いが、とりあえず目標枚数は集まったので（笑）、これからは古本屋さんで物色することにしよう。