先週に続いてすみだ区民音楽祭に行って来ました。
お目当てはもちろん、吉元先生率いる、女性合唱団 シューベルト・コーア。
私が到着したのは、2時少し前でしょうか?シューベルト・コーアの前の発表が終わって入場したのですが、入れ替え制ではなく、そのままシューベルト・コーアを聴きたい方も多い上に、私と同様あらたに入場して来た人も多く、大ホールは二階も含めてほぼ満席
時間になると、真っ白なブラウスとロングスカートの衣装にライトブルーのコサージュの女性たちがぞろぞろぞろ…と登場です。50人(数えてしまいました)が綺麗に並んで…壮観でした(*^^*)
唯一、私にはちょっと馴染みのなかった曲が出だしの『至福』でしたが、それに続く『セレナーデ』『菩提樹』と心にしみるしっとりとした女性らしさがたっぷりの曲を楽しみました。
馴染みのある曲に日本語の歌詞…馴染みのあるものがさらに心にスッと入ってきますね。
さらに、『月光』、『愛の夢』、『英雄ポロネーズ』…とまあ、ピアノをかじったことのある私にはどれも大好きで、一生懸命練習した頃を思い出す曲ばかり。
夏の湖のほとりに浮かぶ月…歌声を聴いていたら、ちゃんと目に浮かびました。そんなイメージでこの曲を聴いたことはなかったうえに、この曲に歌がついて聞くこともなかったのでとても新鮮でした。
愛の夢は情熱的な雰囲気。後ろのパイプオルガンのライトも赤が入ってましたね。
英雄ポロネーズは、富松先生が颯爽と登場しての連弾。一台のピアノでよくあんな風に弾けるものですね。。
軽やかな指の動きは圧巻でした
続いてスラヴ舞曲。
ここからは富松先生がキーボードで登場。パーカッションは、先週プリマ&プリモでは歌っていた方?
スラブ舞曲、ノービレでもやりましたねぇ。とても好きだったのでまたやりたいなぁと改めて思いました。
つぎはペルシャの市場にて。
富松先生の鈴がシャンシャン…と。
こちらも先生の曲の紹介と歌声と歌詞が情景を思い浮かばせてくれる素晴らしいものでした。
最後はドナウ川のさざなみ。
カデンツァがなんて素敵なんでしょう。。さすがですね
50人もの歌声が綺麗に揃って強弱からタメからぴったりでした。それなのに、思わずいつもの練習のように、『ワン、トゥー』って心で言ってしまってました(^^;;
名残惜しいなぁ…と思っていたらアンコールがあり、グノーのアヴェ・マリア。
情緒たっぷりでとても良い最後の一曲でした。これもノービレでやったことを思い出しましたが、女性の歌声がぴったりの曲ですね。
午後のひとときに心地よい音楽を聴くと、心地よくなってまぶたが…と思っていたのですけれど、全くそんなことはなく、とーっても胸がほんわかとして、でもとても熱くなって、あっという間の一時間あまりでした。
とっても楽しい時間をありがとうございました。
furu