ちいさな花が咲いてるよ

自閉症の息子との日々+モルモットたち

よく頑張ったね・・

2020年04月18日 | モルモット

4月16日(木)午後2時30分 モーさん、5歳と11カ月で天国に旅立ちました。

 

 

先週はじめごろから、ますます食べる量が減り、何をあげても「いらない・・」というようになっていました。

治療できるわけではありませんが、お医者さんのアドバイスがほしくて先週末病院へ。

先生曰く「アゴが外れた状態でかたまってきているので口が動かないんでしょう・・・、何も食べなくなったら点滴を毎日しないといけなくなりますね・・」とのこと。

確かに何かを食べようとするときのモーさんの口を見ていたら、ほとんど開いていませんでした。

だから野菜も牧草も全然くわえられなかったんですね・・・

そこからは日に日に食べてくれる流動食の量も減り、大好きな野菜も少し匂いを嗅ぐだけという状態に。

押さえつけて無理やり強制給餌をすることもできたのかもしれませんが、お腹が動いていないのに無理やり食べさされるツラさを思うと最低限の流動食をあげることしかできませんでした。

お医者さんは毎日点滴をする方法もあるとおっしゃっていましたが、自分でまったく食べれない状態のモーさんを私のエゴで生き永らえさせることが正しいこととは思えず・・

必要最低限のサポートでモーさんを見守ろう!と決めました。

 

前日の朝まで「何か食べれるものください」と私の顔を見上げてくれていたモーさんですが、木曜日は朝からほとんど動かず・・

お別れの時が近づいていることがわかりました。

旅立つ1時間前ぐらいまで私の膝の上で眠っていたのですが、突然何かを思い出したようにムクっと頭をもたげて膝から降りようとしました。

床に降ろすと、もう自力では歩けず・・それでも行きたい場所があるようで、リビングのすみっこの毎朝野菜を食べていた場所を目指しているようでした。

我が家にモーさんがやってきたときにケージがあった場所でもあるので、そこが自分の居場所だと思っていたのかもしれません。

モーさんが行きたかった場所で天国に旅立つことができてよかった・・・

 

 

私が自分の体調不良や、タツのことで一番しんどかったときに救ってくれたのはモーさんでした。

おっとりしていて優しくて・・モルの可愛らしさを教えてくれました。

このブログをはじめることができたのもモーさんのおかげです。

小さな動物ですが、私に大きな贈り物をたくさんくれたモーさん。ありがとう。

ホントによくがんばりました!

出会えてよかった!

 

モーさんを励まし、回復を祈ってくださったみなさん、ありがとうございました。

「ありがとう、ボクうれしかったです」

 

 

 

我が家にはまだ手のかかるトトがいるので悲しんでばかりはいられません。

「ママさん、ボクがいるよ~」

 

「美味しいものくださ~い!」

 

これからもモルの可愛さとタツの日常を書いていきますのでよろしくお願いします。