Emperor Regent 自体のインプレは、近いうちにまたグダグダやるとして、
今日は、弦にスポットを当てて。
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購入時は、3弦~6弦が巻弦の、たぶん0.11~0.49のラウンド・ワウンドが
張られてましたが、
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硬い
表面的
高音に雑味
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といった出音の印象は拭えず。
ま、これをこのギターのキャラとして好意的に受け入れることもできますが、
せめて、素早い横移動のたびに「キュッ キュッ」鳴る邪魔な音は
「どげんかせんといかん」
と、成田のお店で、フラット・ワウンド弦を購入しやした。
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D'Addario ECG24 XL Chromes Flat Wound Strings
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全体的には、重心が下がり、高音の雑味が消え、エッジが滑らかになり、
太く落ち着いた
「WARM / MELLOW」
な方向にシフトするのは確かです。
5、6弦なんぞは、厚ぼったく、アタマ打ち感が漂うくらい、
思いっきり抑えられた4ビート向き(てか4ビートにしか向かない)ベース・ライン
になっちゃいますな。
...個人的には、ラウンド・ワウンドの、よりクリスピーで弾むジャジーな
ベース・ラインのほうが、より好みだったような...
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太い弦は、アタック感が増すと聞いたんですが、音の立ち上がりが
遅くなった気が...
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あと、なにやら、自然とリヴァーブが増したんですが...
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結果、よりジャジーな味わい、色がでるよう、さらに弾き方に気をつけるように
なったんで、より「JAZZ」ギターらしい出音になったのは確かです
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6角芯線の周りに、ベースとなるニッケル・メッキの鋼線を巻き、その上にフラットな
リボン状のクローム・メッキ巻弦を施した構造。
ワインディング後、3段階の研磨により、仕上げているそうな。
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もっとガツガツなテンションになるのかと、思いきや、結構緩め。
そして、触感は、「ヌメッ」としております。
横移動の際の「キュッ キュッ」は綺麗に消え去りました。
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う~ん、5、6弦を使ったベース・ラインにもっと弾む感じが欲しいんで、
次は、ハーフ・ラウンドを試してみたいな。
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