何回目だろうか。再度更新、整理。
1. そもそも必要か。
いつ、どんな服装の時に、何を目的に使うのか。
マナー的には冠婚葬祭などではしていない方が良さそうだが、オフで必要な場面はある。腕時計に限らず、持ち物で見栄を張るのはみっともないと思われるだけで、シンプルに時間が分かれば良い。
後は、仕事中の時間確認用。時計がいつでもすぐ見れる場合は不要なのかな。自分は出張の移動中などすぐ見れるように1本必要。
アップルウォッチ、スマートウォッチで良いのでは?と言われると、それらは常時表示されずイラっとする場合があるのと常時表示するとバッテリーが早く切れてイラっとするので現時点は腕時計が必要。寿命長持ちのハイブリット・スマートウォッチもあるが、選択肢が少なく、残念ながら好みに合うものが無い。
2. バンドの材質
腕時計を選ぶとなると、本当に様々な腕時計が無数にあり迷子になってしまう。
バンドの材質から入るのが良いのではないか。バンドの材質は、使い勝手と周囲の人に与えるイメージに大きく影響する。
革…基本的に上品なイメージになると思う。洗浄し難いので交換前提で割り切るのかな。自分は手間がかかるので選ばない。
メタル…普通の腕時計のイメージだが、今どき、シルバーのステンレスだとサラリーマンのおっさんくさいというイメージもあるようだ。また、ステンレスだと重くなる。チタンを選びたい。チタンならグレーっぽく、シルバーのイメージを少し外せるかもしれない。安い時計のメタルバンドは軽いが、ちょっと安っぽ過ぎるかな…。
ウレタン…G-shock、というイメージ。ごわごわするので苦手…と思っていたのですがそんな事はなかったです。
ナイロン…NATOベルトというやつになるか。自分としては、柔らかく軽く洗浄しやすい点が魅力。
3. バンドの色
腕時計は実用品、という考えは変わらないが、同時に周囲の人に与える印象も考慮する必要がある。と思う。
文字盤の色よりバンドの色の方が、周囲の人の目に入り易く気を使う優先順位は上だろう。
→ チタンのバンドだと黒は個人的におもちゃっぽくなってしまい、そのままの色が良いと思う。この場合の用途は相対的に畏まるべきTPO、ちょっと良い格好が必要な場合となる。
→ ウレタンのバンドだと、様々な色があるが使い回しが効くのは黒だろう。この場合の用途は、自分はスーツを着る仕事でもなく普段の仕事時でもオフでも、という腕時計だろう。
→ ナイロンの物はウレタンの様々な色に加えデザインされているものがあり、どうせ選ぶなら自分のオフに合う柄物を選び完全にオフ用とするのが良いのではないか。
4. 必要な情報・機能
時・分で良ければ2針、時・分・秒までであれば3針、日付や曜日も必要となればデイト・デイの表示もあるものを選ぶ。
ストップウォッチ機能が必要であればクロノグラフ、海に潜るのであればダイバーズが必要…なのだろうか。私には不要。
ワールドタイム機能は、どうなんだろう…。海外にたまに行く程度の私には不要。頻繁に行く人でもスマホ見て時間合わせれば良いだけな気が。私は無しとして文字盤をすっきりさせたい。
インドに行く場合もあり、シチズンさんのはデリーの半端な3.5時間差もカバーされているが、セイコーさんのには無いような…?機種によるのかな。
まぁ上記いずれもG-shockでカバー出来るので自分の場合は本当に問題無い。チタンバンド腕時計の用途の畏まる場でストップウォッチは必要にならないだろうし。
アナログが前提で書いてしまっているが、文字盤のデイデイトが好きではないのでそこまで必要であればデジタルもありな気がする。デイトまでならアナログでも良い。
いずれにせよ不要な機能・情報はそぎ落としたいものだ。
→ チタンバンドはデジタル時計無く自ずとアナログ。デイトまでの機種から選ぶ事になる。
→ ウレタンバンドはTPOから考えるとデジタルを選びたい。即ちG-Shock。普段仕事で使う事も想定するので最もシンプルな5600系の機種が良く、ネットでも絶賛されているGW-M5610U一択だろう。個人的には。画面の色はお好みで。
【G-ショック】カシオのGW-M5610U-1JF【愛すべき元祖系】 | 物欲紳士ブログ
軽くて見やすい!シンプルだから何にでも合わせやすい腕時計!【G-SHOCK】GW-M5610U-1CJF – あっきのブログ
【8年愛用】G-SHOCK GW-M5610U コスパ最高のラフ使い時計
心拍数も測れるスマートウォッチ的なg-shock、同様なケース形状のものが発売されておりスマートウォッチ的なので文字の視認性はかなり良い。従来のデジタル文字は安っぽいという人にも良いのではないか。ただ厚さが17mmあり個人的には想定している用途上目立ち過ぎる事から購入には至らなかった。
→ ナイロンのものを選ぶ場合、目的に立ち返ると上記G-shockがベースとなりそれと被らないオフのもの。アナログでデイデイトはあっても無くても好みで良いだろう。
5. 駆動機関
という言い方で良いのだろうか。
6.の腕時計の厚さと重さの条件、他耐衝撃性や耐磁性を考えると、やはりクォーツを選びたい。
機械式は、火縄銃みたいなもので、それに惹かれる人に任せておけば良いのだろう。
さてクォーツでも国産クォーツの性能はすごい。シチズンさんの年差±1秒とか、クォーツだから、だけではなく各パーツの製造精度、それらの組立精度、そもそもの設計技術など全てが優れていなければこうはならないのではないだろうか。その品質、技術は世界一なのではないか。
そこまで至らずとも精度は良いので電波時計かどうかはあまりこだわらないで良いと思う。
電池は、せっかくの防水性も電池交換の際にダメになるという町の時計屋が多いので、ソーラーは欲しい気がする。文字盤のデザインが格好悪くなっていなければ。
ソーラーの寿命も永遠ではないが、機械式はOHすれば永遠と言ってもそれなりの費用が掛かり、クォーツが使えなくなった時には新しい時計を買う、という事で良いだろう。
ここまで来ると、若干不整合な点はあるが実在する選択肢から下記となる。
チタンバンド → セイコーさん又はシチズンさんの電波ソーラーのもの。自分は使用目的から、多少主張のあるシチズンさんのアテッサから選択。若干失敗したと思っているのが、逆に主張したくない場面も多々あり、大人しめのものにしておいた方が良かったかな…と。
ウレタンバンド → 上記の通り、カシオさんのG-shock、GW-M5610U-1JF。
ナイロンバンド → シチズンさんのスマイルソーラー https://www.smile-qq.com/ のいずれかかな。しかし、チタンバンドのものを主張し過ぎないものにしておけばTPOが完全に被り不要な気がする。逆にある程度主張出来るチタンバンドのものを選ぶなら、当たりの弱いナイロンバンドのものも持って置くと良いと思う。
6. サイズ感、重さ
その時の流行りがあるが、大き過ぎたり厚すぎる時計はそれを強調したいように見えて、持ち物で見栄を張るようで滑稽だ。
自分の腕の太さ・長さに合った適切なサイズのものを試着して選ぶのがベストだろう。試着が難しければ、ネット記事を検索すればいろいろとアドバイスが出てくる。
自分の場合は腕の幅がだいたい5.5cm位。40mmを超えると違和感があり、38mmが良い感じがする。厚さは、10mmを超えると厚い感じがする。11~12mmまでが最大許容範囲だが薄いほど良い。
重さは、やはり軽いほど良い。自分は100gを超えると常に着けていられず好きになれない。
→ "5."までに絞った時計の重さはいずれも条件を満たす。しかし、サイズは満点ではないが、まぁあるものから選ぶしかないでしょう。
7. ケース、文字盤
防水機能は日常生活防水だと心もとなく、5気圧は欲しい。個人の意見として。 防水性能表
耐磁性も、アナログの金属部品がある時計には欲しい。
風防は値段によってプラだったりガラスだったりサファイアだったり。見易さに影響するのはガラスコーティングですね。高い時計に施工されているコーティングはガラスが無いような見た目になりキレイだ。予算が許す範囲で上位のものを選びたい。
ケースの色は、ここまででほぼ決まると思うが、スマイルソーラーのものはお好みで。
実は金色ケースで革ベルトのシンプルなものに憧れはあるが、絶対に自分のキャラではないから買っても使う機会は無いだろうな…
文字盤においては、まずそのままだが文字はどうなっていると良いか。これも個々人の感想…となる気がするが(そもそも他人がここまで人の時計見ないので、個人の好みで選んで良いでしょう)
バーインデックス → シンプル、くせが無い。
ローマン数字 → 上品。自分が付けるには気取り過ぎている。
アラビア数字 → 子供っぽい。自分の年齢には適当ではない。
ミックス → 上記より、自分はバーインデックスで良いので混ぜられていないものが望ましい。
文字の表記は 安物時計→ぺったんこのプリント、良くなると → 立体のインデックス、面取りされていて綺麗 など価格に応じて見た目が変わるので予算に応じて。
他、針にも含まれるけど蛍光は期待したい。
デイトの置き方は国産メーカーのものはいずれも奇抜な置かれ方はされておらず好ましい配置。
文字盤の色は、黒、白、金、銀、青…といろいろあり、まぁ自分の好みと、周囲にどう思われるか、自分のキャラクターに合っているかという視点で服装と同じように選ぶのが良いのでしょう。
また話しが逸れるが、文字盤の材質や染色、加工にこだわられているセイコーさんやシチズンさんの腕時計は確かに美しい。カンパネラとか、時間はよく分からないけどとにかく綺麗だ。自分の実用一本槍の事例で展開してしまっているが、これらの優雅な腕時計を自分がいつでも愛でられる様に身につけニヤニヤしてたら完全に腕時計オタクだろう。が、個人的には、自分の趣味に収めている分には熱く支持したい。
シチズン•ワンという腕時計もかなり攻めていて、好きな人は好きだろう。
こう書くとシチズンファンの様になっているが、セイコーさんの腕時計も好きだ。自分の理解している限り必要な基本性能を段階的に、良心的な価格で実現してくれている。
ここまで全く触れていないが、やはりここまで腕時計に執着してあれでもないこれでもないとやっていると、答えは高級腕時計にあるのか…?という気もしてくる。最高値のものでもロレックスなので上には上が、という事かもしれないが、駆動方式以前に、マジマジと見ても、手に乗せてみても、どうもピンとくる事はなかった…。
機械式腕時計は火縄銃などと上で書いたが、上記の様な何らかの拘りを持って愛でている分には他人がどうこう言う必要は無いだろう。
針は、機械式に貶されない様、出来る限り太く立体感があるものが望ましい。予算次第ではあるが、クォーツだからと引け目を負うことは避けたい。
ケースの形状は、自分の事例ではラウンド形状一択であり問題は無いが
ラウンド形状→普通
スクエア形状→上品
トノー型→ほぼラウンド形状と変わらない印象
という感じだと思う。
ローマン文字、スクエア形状の安い腕時計、あれは何のために存在しているのかイマイチ理解できない。完全に見せるため、ドレッシー、上品な要素で構成されている気がするがそれに値する品質は無く、冠婚用であれば寧ろしない方が良いだろう。カルティエのタンクのパクリなのかな。あんな上品な腕時計は自分のキャラでは無いし買ったとしてもやはり使う機会は全く無いだろうなぁ…。
リューズガードは、どうなのか…。無いとスッキリしていて腕時計全体の質やデザインにもよるが上品、あるとガッチリガードしてありハードなイメージ。そのままですね。自分はある方が良いかな。実際機能する事があるか分からないけど、安心感があるので。
更に細かい形状や表面の仕上げなど、他、しっくりこないと好きになれない要素もあるので、やはり現物をみて購入は決定したいですね。
アマゾンファッション様々です。アマゾン以外のショップの出品の場合はそこまで気兼ねなくやり取り出来ないので要注意だけど…。返品ポリシーはアマゾンと同じって大概書いてあるのに実際送った時の送料まで払えとか言い出すのは、日本人は緩いから気にしないのか、海外だと問題にならないのかなぁ…。
こんな感じで選ぶと、後からここは…と後悔せず検討事項を網羅出来るのではと思われる。過去トラたっぷり反映しました。
まぁ全然こんな事を気にせず好き一択で買うのも人によってはアリなのかも知れない。自分の場合は格好良いと思って稲葉さんのマネをしてもB’z軍団にしかならない事を恐れるが、人に迷惑をかけるでも無い、自分が楽しければそれで良いという人を理解しない事は無い。恥ずかしいが。
しかしコスプレイヤーが常に趣味全開といかないのと同様、腕時計の利用シーンにある程度一般的な公共の場面があるのであれば、それに相応しい腕時計も用意しておく事はお勧めする。
腕時計にどこまでお金をかけるのか、ピンキリですが、一般的な相場も把握しておいて良いのではないか。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます