11月も今日で終わっていく。11月を振り返る時、一番の出来事は「お袋さんの1周忌」11月3日(日)に執り行った。
あの悲しい別れから、1年。早いものだ。
終わってから、弟夫婦と雲仙温泉へ
我が家から「オレンジ海道」を走って行った。途中で思い出の「道しるべ」で有明海の広大な景観を見る。
走った「オレンジ海道」は、渓谷をいくつもの大きな陸橋がかかり大がかりな国道が走っている。
「ものすごく多額な建設費用が掛かっているね」「建設目的は、観光客を呼び込む狙いもあるようだけど、車があまり走っていないね」
車が少なく、スムーズに国道207号線有明海沿いの道へ出た。
海越しに、島原半島、普賢岳が見える 天気が良すぎてかすんで見える
しばらく国道を走り、諫早干拓締め切り道路を進む 長い直線道路 8Kmほど
「とてつもない、干拓事業をやったものだね」「全くの無駄な金食い、環境破壊の事業だね」 中間にある、休憩所に駐車して見学
諫早干拓 1989年に工事開始 1997年4月14日 潮受け堤防閉鎖 門が一斉に閉ざされている映像を今でも新鮮に覚えている
閉ざされて海域の魚介類は全滅。むごい。漁業補償額 279.2億円
2000年に有明海の養殖ノリが不作 佐賀地裁が工事中止決定
2005年 福岡地裁 工事再開 以後 漁業への影響論議が繰り返された
自然破壊の原因になっていることは間違いないと思う
タイラギ死滅、タコ漁大不良、アサリ壊滅等魚の宝庫有明海が死の海へと変わってしまった。
家を出発してから、2時間近くで雲仙温泉の宿泊ホテルに到着
大きなホテルだ まずはチェックイン まだ15時前で部屋には入れない
お客さんもほとんどいない
温泉地獄は、ホテルから歩いてすぐのところにあった
すぐ近くの地獄へ 「何だこれは、しょぼい」「こんなはずではなかったのに!!」
それでも一回り 「何だかがっかりだね」 通りすがりの人に「他にもあるんですか?」「下りて、少し歩いたところに見ごたえのある地獄がありますよ」
歩いて5分ほど坂道を上がっていくと・・モクモクと大量の湯気が見えてきた
大規模な「温泉地獄が」広がていた それぞれの地獄に名前が付けられていた
「こちらは凄いね」「湧き出している湯気も多いし、吹き出し口も多いね」
雲仙地獄の案内板
「地獄がどうして発生しているのか?」「何故、地獄と呼ばれるのか?」
たちばな湾の地下にマグマたまりがあり、それが、小浜温泉、雲仙温泉、島原温泉への熱源となり温泉となっている
地獄とは「噴気とか温泉の集まっているところ」そして、真言宗の修行の場として栄えた。昔は今より、吹き出す量が凄まじくまるで「地獄」の様相だとと見えることから「地獄」と呼ばれるようになったとか
広く広がる地獄を巡回道に従って見て回る。それぞれの地獄が勢い良く吹き出していた
「何と、ねこちゃん」「気持ち良さそうに寝ているね」「地熱で暖かいのだろうね」「結構毛並みがいいよ」「温泉効果じゃない」
真知子岩・・・昔の映画「君の名は」 嫁さんも、弟夫婦も知らなかった
キリスト教徒の弔いの十字架・・・「悲しい歴史の舞台にもなったんだんね」
時折、勢いよく湯気を吹き出す 火山活動の勢いを感じる 「ほどほどに吹き出してね」「勢い良すぎて噴火しないでね」
いまだも活発に活動を続けている火山活動の怖さも感じた
一周して帰路につく お日様はかなり傾いてきた ススキがきれいだ
ホテルの部屋から眼下に「オシドリの池」が見られた
「きれいだね」温泉に入りアルコールを飲みながら、きれいな景色に身も心もゆったり 「一周忌も終わったね」
やがて、日が沈み空が茜色へと変わっていった
温泉に入り、ゆったりとお酒を飲み、好きなものを食べる
「最高だね」
明日は、広島県竹原へ移動します。
今日はこれから、食事です
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