黄泉の国へ

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詐欺に出会って、お父さんは天国へ行きました

2024-08-30 17:17:00 | 日記
令和6年8月29日
昨日は
父の7回忌と一緒に母の23回忌を
お寺さんで法要させてもらってきました

台風が向かってきていながらも
暴風、豪雨はまだ激しくなく
午前中に有り難く
お経をあげてもらえました

集いはなしで

お供えもののお菓子と
お寺さんへの手土産と
お布施を仏様のところへ

母と父のお位牌には
お寺さんが用意して下された
御料仏前が置かれ

ワタシと
息子の父(元夫)と
住職と世間話をしながら
準備が整えられると

法要が始まった


父母に宛てたワタシの友達からの
お手紙を抱えて
お数珠を手に
父や母を想い祈りました



このブログは
父の7回忌までには
全てを書き起こせるはずだったけど
ワタシの文章力に加え
女性が起こす様々な事を
伝え難しいばかりか
普通には起きない話なもので


なかなか進まずいますが



まだまだ続けます


前回のつづきからは
女性の悪さ加減は増していってしまう



2度目父と一緒に
また我が家にやってきた


つづく




詐欺に出会って、お父さんは天国へ行きました

2024-08-28 13:32:00 | 日記
沢山の古着に
偽ブランドバック

ドサっと袋から出て来たものを
ひとつずつ

「これは次女がもう着ないからってー
いいものだー」

とか
「コピーのバックでも、持ってたほうがいい」

女性は
自分たちが、偽物はいやだけど

ワタシには、コピーでも
持ってた方がいいと
せせら笑いをした



何を思っていいか
わからなかった


ブランド品には
そんなに興味がないから


むしろ何とも思わない


やっぱり
要らないものだったから


のち
リサイクルの日に
丁寧にたたんで袋に詰めて
出させてもらった


ワタシは母に礼儀を教わっていたんだと
母に感謝しかない


贈り物をするときは
相手のことを想って品物を選ぶこと

自分が欲しいと思わないもの、まして
要らないものを贈ることは失礼になる 


当たり前だと思うことを


母の日頃の暮らしぶりの中から
ワタシはちゃんと学んでこれたと


女性の行動で
あらためて気付かされた


お高くとまる必要もないけど
息子の成長時期には
お下がりがありがたかったし

暮らしが逼迫している頃は
数少ない安価な服を着回してたし


それでも
心は荒んだりすることもなく

質素な暮らしの中で
日々の工夫に楽しんでこれた



だから
女性が思うワタシは
ワタシぢゃない


母がしつけてくれた
思いやりの気持ちを大切にする
ワタシが

ワタシだ


父もわかっているから
致し方ないと
思ったんだろう


ワタシでなかったら
バトルが起きていた気がする



穏やかに
その場をやり交わし

その日
女性と父が
笑顔で帰っていけたのは


母のおかげだと


本当に母が恋しかった



つづく












詐欺に出会って、お父さんは天国へ行きました

2024-08-25 15:15:00 | 日記


「一緒にSちゃん(ワタシ)の家に行きたい
いうとるんぢゃ、あげたい物があるらしいんで」

電話で父が言うのにも

ワタシは
「いらんよ、いらんよ、何にもいらんのんよ」

なんだか
よい気がしなくて
断り気味なワタシに

「いやいや、それはワシが困るから
受け取るだけ受け取って、いらにゃー処分してくれーの」


心ん中で
ほら、やっぱりおかしいぢゃん!


そう思っても
来るなとは言えないし


父と女性が好きなコーヒーを出す支度をして
待った



10分ほどで
2人は
我が家へやってきた



大きな黒い袋を2つも持った父と
女性が家に入ると




父が
「まこと、いい住まいぢゃのー」

そういうと


その言葉をひっくり返すように
「わたしのー国ではーもっと部屋が広いしねー、次女はこの家の何倍もあるよー」


だから何だ?
って
冷静なワタシが
コーヒーをたてている間


他の部屋を開けたり
トイレやお風呂をのぞいたり
落ち着かない女性に
コーヒーを勧めると



「灰皿はどこ?」
タバコを出した



灰皿なんてない
ワタシは吸わないのだから



父が
「少しは我慢したらどうかね」


返事もしない女性に
仕方なく
空き瓶を置いた




ワタシが喫煙していたときでも
気管の弱い父の前では吸わなかったのに


女性はすぐさまタバコをプカプカ
吸いだした



父はコレで
咳こむのに



そして
持ってきた
黒い袋の結び目をといて
ブワーっと開けた



「あげようと思って、持ってきたからねー」


女性がニコニコしながら
袋から取り出したのは



つづく






詐欺に出会って、お父さんは天国へ行きました

2024-08-24 16:30:00 | 日記
2013年3月
ワタシ達は駅近くに出来た
新しいマンションに引越しをした


そこから息子は片道2時間くらいかかるけど
大学へ通い
アルバイトもしっかりこなす生活が始まった

のちのち息子も車の免許も取るだろうから
一応、駐車場の抽選も申し込んだ

駅から近いので
交通も不便さはないかもしれないから


ワタシはこの際、車を手放そうと決めていた

実は不便を感じる
父に車を譲ろうかと考えていて


父に話すと2つ返事で喜んでくれたので


車は父のもとへ


勿論名義変更も、車屋さんできちんとしてもらった


車のローンも払い終えているし
車検済みなので

少しの間は安心して運転ができる


女性が車に乗って出掛けて
戻ってこなくても


待つ必要がない



ただ
女性にとっては余り嬉しくないようだけど
もう少しだけでも父には運転をして
好きなとこに出かけて欲しい


ワタシは
無借金になり
車のローンも払い終わり
家も引越し
息子は大学生だ





おかしなことに
女性のワタシへの態度は
すぐに変わっていった



前は
父に頻繁に会って欲しくないと
あからさまな態度をとっていたのに





やたらと
ワタシの暮らしぶりとか
息子の様子まで
父に尋ね出したりしていて



ついには父と連れ立って
我が家へ来た




つづく









詐欺に出会って、お父さんは天国へ行きました

2024-08-21 18:11:00 | 日記
年が明けて
ワタシは引越しのために
自宅の整理
お世話になった小さなお庭を片付けて

着々と引越し準備を


息子は
ちっとも構ってあげられない間
成長してくれていて
奨学金で大学進学を目指すといい
勉強に励んでいて


時々実家へ行き
父に報告をすると
とても喜んでくれた




第一志望は叶わなかったけど
息子は県内私立大学の福祉学科に合格


そのころ
再会した息子の父(元夫)の支援で
奨学金制度は利用しなくて済むことに


父はまたそういう巡り合わせに
寛容でいて
父親の覚え少なく育った孫が
無事に大学生になることを
本当に喜んでくれた


高校の卒業式は
父と一緒に出席をした


息子が卒業生代表で
壇上にあがるからで


父もワタシも
何故息子?
部活で活躍もしてないのにと
驚いた


なんと
ワタシが仕事ばかり
借金にも追われている間


とにかく勉強をしていたらしく
学年で2番の成績を収めてくれていたのだった



何もしてやれなかったのに



そう思うと
ワタシは
自分が恥ずかしいやら
嬉しいやら
心苦しいやら


複雑で
感激で


父も感動してくれて


卒業式当日は
ドキドキしながら
息子の晴れ舞台を


随分学校で練習をしたらしいが



右手右足
左手左足

連動して歩いて壇上へあがって行った息子に


クスクス笑いが起き始め



父も「ありゃあ、どうしたんか」


ワタシも胸いっぱいな気持ちから
ククククーって笑いを堪えながら


らしい息子の姿に
父と笑った


2013年春
ワタシと父と息子とで
よい思い出が出来た





つづく