□本日落語三席。
◆桂雀々「動物園」(WOWOWライブ『桂雀々独演会 芸歴四十五周年記念公演』)。
大阪新歌舞伎座、令和4(2022)年3月26日(「芸歴45周年記念公演 桂雀々独演会」)。
◆五代目桂文枝(※当時小文枝)「猿後家」(ABCラジオ『日曜落語なみはや亭』)。
大阪大淀ホテルプラザ醍醐の間、昭和63(1988)年8月28日(第85回「サッポロビール土曜名人会」)。
◆『笑点』大喜利:春風亭昇太(司会)/三遊亭小遊三・笑福亭鶴光(六代目三遊亭円楽代演)・林家たい平・林家木久扇・三遊亭好楽・桂宮治(日本テレビ『笑点』第2829回※KKT開局40周年記念)。
熊本県立劇場演劇ホール、令和4(2022)年9月10日収録(10月2日OA)。
笑福亭鶴光の出演は、「円楽代演」と記したが、実質的にはどうなんだろう。9月30日に六代目円楽は他界してしまった。ただ、これが収録された時点では存命だったわけだから、やはり代演でいいのか。ちなみに、9月30日は師匠先代圓楽の命日翌日だ。
この日の演芸コーナーでは、円楽追悼として過去の映像を流していた。四十五年の歴史と言っていたが、そんなにも経っていたのだ。
自分はとくに贔屓にしていた落語家ではなかったけれど、一般的な評価としてどうなのかはあまりよく知らない。先代の五代目圓楽は、大ネタを中心にオールラウンドに落語を演っていた印象だった。
六代目は、先代に対する意識からか、襲名する際、自分はそんなに大きなネタは演らないで、軽めの楽しい落語を演るのだと言っていたのを記憶している。けれど、「一文笛」や「ねずみ穴」なども手がけていた。いろいろ迷いや思うところがあったのだろうか。とくに「一文笛」は何度も聞いた。
◆桂雀々「動物園」(WOWOWライブ『桂雀々独演会 芸歴四十五周年記念公演』)。
大阪新歌舞伎座、令和4(2022)年3月26日(「芸歴45周年記念公演 桂雀々独演会」)。
◆五代目桂文枝(※当時小文枝)「猿後家」(ABCラジオ『日曜落語なみはや亭』)。
大阪大淀ホテルプラザ醍醐の間、昭和63(1988)年8月28日(第85回「サッポロビール土曜名人会」)。
◆『笑点』大喜利:春風亭昇太(司会)/三遊亭小遊三・笑福亭鶴光(六代目三遊亭円楽代演)・林家たい平・林家木久扇・三遊亭好楽・桂宮治(日本テレビ『笑点』第2829回※KKT開局40周年記念)。
熊本県立劇場演劇ホール、令和4(2022)年9月10日収録(10月2日OA)。
笑福亭鶴光の出演は、「円楽代演」と記したが、実質的にはどうなんだろう。9月30日に六代目円楽は他界してしまった。ただ、これが収録された時点では存命だったわけだから、やはり代演でいいのか。ちなみに、9月30日は師匠先代圓楽の命日翌日だ。
この日の演芸コーナーでは、円楽追悼として過去の映像を流していた。四十五年の歴史と言っていたが、そんなにも経っていたのだ。
自分はとくに贔屓にしていた落語家ではなかったけれど、一般的な評価としてどうなのかはあまりよく知らない。先代の五代目圓楽は、大ネタを中心にオールラウンドに落語を演っていた印象だった。
六代目は、先代に対する意識からか、襲名する際、自分はそんなに大きなネタは演らないで、軽めの楽しい落語を演るのだと言っていたのを記憶している。けれど、「一文笛」や「ねずみ穴」なども手がけていた。いろいろ迷いや思うところがあったのだろうか。とくに「一文笛」は何度も聞いた。
自分が最後に聞いた六代目の落語は「町内の若い衆」だった(「博多天神落語まつり」※2021年11月4日収録)。
桂三枝(六代文枝)と構想していたという、落語協会を全国で一本化するという計画は、どうなるのだろう。存命していたとしても、一朝一夕には成し遂げられなかったではあろうが。合掌。
桂三枝(六代文枝)と構想していたという、落語協会を全国で一本化するという計画は、どうなるのだろう。存命していたとしても、一朝一夕には成し遂げられなかったではあろうが。合掌。