竹林亭白房

『NHK短歌』テキスト2021年10月号★短歌

本日は『NHK短歌』テキスト発売日。佳作で一首のみ入選。せっかくなので入選作を紹介しておきましょう。

☆流れ星飛び交うようなフィールドでブラックホールを目指せブラサカ
(『NHK短歌』テキスト2021年10月号※課題「パラスポーツ」/佳作/佐佐木頼綱選)。
※【注】「ブラサカ」=ブラインドサッカー。

視力が失われた世界を、視力ある者が暗い闇のような空間ではないかと想像するのは、もしかしたらかってな憶測で、ある意味傲慢とも言われかねないという気もする。
視力が失われた世界にも、はっきりと脳内で描かれているのは光に満ちたフィールドなのではないかと。

けれど、今回は、傲慢な憶測で詠んでしまった一首。飛び交うボールを流れ星に、ゴールをブラックホールに。本当はもっとちがう映像があり得るのかもしれないと思いをはせつつ。

□本日落語二席。
◆三代目橘家文蔵「おもち」※作:林家きく麿(寄席チャンネル『粋 らくご』)。
東京原宿〔WITH HARAJUKU HALL〕、令和3(2021)年1月24日(文蔵組大落語会in原宿)。

◆『笑点』大喜利:春風亭昇太(司会)/三遊亭小遊三・三遊亭好楽・林家木久扇・二代目林家三平・六代目三遊亭円楽・林家たい平(日本テレビ『笑点』第2777回)。
日テレ麹町スタジオ、令和3(2021)年9月19日OA。
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