□本日落語一席。
◆三遊亭志う歌「猫と金魚」(寄席チャンネル『粋 らくご』)。
新橋内幸町ホール、令和5(2023)年12月14日(三遊亭志う歌独演会「乾坤一擲~大雪」)。
おなじみ『のらくろ』の田河水泡作の新作落語である(いやもう古典と言うべきか)。志う歌は従来どおりの型で演じていたが、一点だけ、おや?と思ったのは、最後に頭(かしら)の寅さんが、猫退治にやってきたところである。寅さんは、自分の腕っぷしを自慢するのに、腕をまくりあげて「右の腕には昇り龍、左の腕には下り龍」と言った。
これって、「穴泥」で、盗人退治に駆り出された頭が言う台詞ではないかと。「猫と金魚」の頭がこれを言うってのは、たぶんめずらしい(と思う)。志う歌のくふうか。それとも過去に誰かが演っていたか。
◆三遊亭志う歌「猫と金魚」(寄席チャンネル『粋 らくご』)。
新橋内幸町ホール、令和5(2023)年12月14日(三遊亭志う歌独演会「乾坤一擲~大雪」)。
おなじみ『のらくろ』の田河水泡作の新作落語である(いやもう古典と言うべきか)。志う歌は従来どおりの型で演じていたが、一点だけ、おや?と思ったのは、最後に頭(かしら)の寅さんが、猫退治にやってきたところである。寅さんは、自分の腕っぷしを自慢するのに、腕をまくりあげて「右の腕には昇り龍、左の腕には下り龍」と言った。
これって、「穴泥」で、盗人退治に駆り出された頭が言う台詞ではないかと。「猫と金魚」の頭がこれを言うってのは、たぶんめずらしい(と思う)。志う歌のくふうか。それとも過去に誰かが演っていたか。