□本日落語三席。
◆入船亭扇遊「お菊の皿」(BS朝日『御法度落語 おなじはなし寄席!』2時間スペシャル)。
代々木能舞台、令和3(2021)年6月1日収録(6月5日OA)。
今回の同じ落語比較はこれ。扇遊と吉弥は、扇子のくじ引きで順番をきめ、あとになったほうの吉弥が「やりにくい」を連発していたように、この落語についてはほぼほぼ同じ展開であった。しいて相違を言えば、東京言葉と関西弁という言葉と、上方落語のほうにはハメモノが入ったことくらいだろうか。
まあ、それでもマニアにはおもしろかった。ただ、もし自分がこの番組を差配できる立場だったら、東京落語のほうに若い落語家を配置しただろう。
上方落語「皿屋敷」と東京落語「お菊の皿」では、後者の自由度がすこぶる高い。それも、比較的若い落語家についてだ。そういう意味では、扇遊が本寸法の「お菊の皿」を演ってしまうがために、両者の差異がなくなってしまったのである。
総じて、この番組では、東京落語のほうに、大御所が出ることが多い。今回の入船亭扇遊以外だと、柳家さん喬とか、春風亭一朝とか。それはネタによってだと、そのほうがよい場合もある。けれど、今回は、立川生志とか柳家喬太郎とかのほうがよかったんじゃないかなと。
◆桂吉弥「皿屋敷」(BS朝日『御法度落語 おなじはなし寄席!』2時間スペシャル)。
代々木能舞台、令和3(2021)年6月1日収録(6月5日OA)。
◆三遊亭王楽「片棒」(NHKラジオ第一『真打ち競演』)。
東京渋谷NHK504スタジオ、令和3(2021)年5月22日収録※無観客(6月12日OA)。
◆入船亭扇遊「お菊の皿」(BS朝日『御法度落語 おなじはなし寄席!』2時間スペシャル)。
代々木能舞台、令和3(2021)年6月1日収録(6月5日OA)。
今回の同じ落語比較はこれ。扇遊と吉弥は、扇子のくじ引きで順番をきめ、あとになったほうの吉弥が「やりにくい」を連発していたように、この落語についてはほぼほぼ同じ展開であった。しいて相違を言えば、東京言葉と関西弁という言葉と、上方落語のほうにはハメモノが入ったことくらいだろうか。
まあ、それでもマニアにはおもしろかった。ただ、もし自分がこの番組を差配できる立場だったら、東京落語のほうに若い落語家を配置しただろう。
上方落語「皿屋敷」と東京落語「お菊の皿」では、後者の自由度がすこぶる高い。それも、比較的若い落語家についてだ。そういう意味では、扇遊が本寸法の「お菊の皿」を演ってしまうがために、両者の差異がなくなってしまったのである。
総じて、この番組では、東京落語のほうに、大御所が出ることが多い。今回の入船亭扇遊以外だと、柳家さん喬とか、春風亭一朝とか。それはネタによってだと、そのほうがよい場合もある。けれど、今回は、立川生志とか柳家喬太郎とかのほうがよかったんじゃないかなと。
◆桂吉弥「皿屋敷」(BS朝日『御法度落語 おなじはなし寄席!』2時間スペシャル)。
代々木能舞台、令和3(2021)年6月1日収録(6月5日OA)。
◆三遊亭王楽「片棒」(NHKラジオ第一『真打ち競演』)。
東京渋谷NHK504スタジオ、令和3(2021)年5月22日収録※無観客(6月12日OA)。