□本日落語一席。
◆林家木久扇「私の昭和芸能史」(読売テレビ第111回『平成紅梅亭 東西特選落語会』)。
森ノ宮ピロティホール、令和6(2024)年3月20日収録(『平成紅梅亭 東西特選落語会』昼の部※3月26日OA第一夜)。
もう幾度となく聴いてきた「私の昭和芸能史」である。そのつどとりあげる人物・逸話等については、若干の相違があるけれど、基本的には同じである。
今回とりあげた人物は、立川談志、三波伸介、八代目林家正蔵。師匠である正蔵をとりあげる場合は、その逸話にまた若干の出入りがあり、今回はバスケットの噺と落語(小噺)を教わった噺であった。
木久扇はこれらのネタを語っているうちに、少しずつ脚色に変化が出るが、ただいろいろな脚色が混在して、ディテールだがおかしくなっていることがある。
たとえば、今回の立川談志の逸話だと、選挙の応援に行った噺だが、談志は選挙カーの応援にきた落語家にペットボトルの水も出さないので、木久扇はしかたないから自腹でペットボトルを買ったと言っていたが、1970年代にペットボトルの水は売っていなかったはずである。他にもこのような時代錯誤的なミスがある。まあ、些末なことだけれど。
また、今回木久扇は春風亭昇太の妻の実家の素性を語った。これは公表されていたことなのだろうか。自分は知らなかった。また、多くの知らない人たちは、みんないっせいにネット検索したのではないだろうか。
◆林家木久扇「私の昭和芸能史」(読売テレビ第111回『平成紅梅亭 東西特選落語会』)。
森ノ宮ピロティホール、令和6(2024)年3月20日収録(『平成紅梅亭 東西特選落語会』昼の部※3月26日OA第一夜)。
もう幾度となく聴いてきた「私の昭和芸能史」である。そのつどとりあげる人物・逸話等については、若干の相違があるけれど、基本的には同じである。
今回とりあげた人物は、立川談志、三波伸介、八代目林家正蔵。師匠である正蔵をとりあげる場合は、その逸話にまた若干の出入りがあり、今回はバスケットの噺と落語(小噺)を教わった噺であった。
木久扇はこれらのネタを語っているうちに、少しずつ脚色に変化が出るが、ただいろいろな脚色が混在して、ディテールだがおかしくなっていることがある。
たとえば、今回の立川談志の逸話だと、選挙の応援に行った噺だが、談志は選挙カーの応援にきた落語家にペットボトルの水も出さないので、木久扇はしかたないから自腹でペットボトルを買ったと言っていたが、1970年代にペットボトルの水は売っていなかったはずである。他にもこのような時代錯誤的なミスがある。まあ、些末なことだけれど。
また、今回木久扇は春風亭昇太の妻の実家の素性を語った。これは公表されていたことなのだろうか。自分は知らなかった。また、多くの知らない人たちは、みんないっせいにネット検索したのではないだろうか。