竹林亭白房

喬太郎「へっつい幽霊」★落語

□本日落語一席。
◆柳家喬太郎「へっつい幽霊」(寄席チャンネル『東陽町演芸場 produced by 寄席チャンネル』)。
令和2(2020)年6月8日OA。
熊公が長屋の厠のなかから若旦那を呼びとめると、若旦那は「声はすれども姿は見えず、ほんにおまえは屁のような」と言う。というか、今回喬太郎はそう言っていた。さて、東京の落語家が「へっつい幽霊」を演るとき、みんなそう言うのだったかどうか。

というのも、聞いていて、今日あらためて気づいたのだが、「ほんに」というのは主として関西地方の方言である。「へっつい幽霊」ももとは上方種なのだろうけれど、上方種のネタで東京に移植された際には、ふつう言葉はすべて江戸弁(東京言葉)になおされるはずである。
ほかの落語で何か同類のものがあったろうかと考えてみても、ちょっと思いうかばない。

これは喬太郎があえて好んで使うフレーズなのだろうか。それとも、東京の他の落語家が演っても同じなのか、今度からちょっと注意して聞いてみよう。
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