□本日落語一席。
◆柳家やなぎ「偽り家族」(寄席チャンネル『一門 -THE ICHIMON-』)。
三鷹市芸術文化センター星のホール、令和4(2022)年2月19日(「柳家喬太郎みたか勉強会」2022春)。
さん喬一門で唯一二ツ目の弟子。この下に一人前座がいるので、下から二番めという序列になるようだ。しかし、噺の構成や語り口など、ちょっと老獪と言ってもよいくらいに落ちつきがある。これまでに何席か聞いているが、古典と新作をたぶん半々くらいという印象だ。こういったところは、今回の落語会主役の一門総領弟子柳家喬太郎と似ているところもある。
親子三人と犬一匹の家族で、父親が帰宅したところから始まる。父親が何か告白しようとすると、その前に妻が、そして、続いて息子がさきに隠していたことを告白していくという噺。息子の告白内容は秀逸である。また、最後には犬までがとあることを告白するというのが落げで、これまた秀逸。このような落語を創作するやなぎはなかなか才人だ。
◆柳家やなぎ「偽り家族」(寄席チャンネル『一門 -THE ICHIMON-』)。
三鷹市芸術文化センター星のホール、令和4(2022)年2月19日(「柳家喬太郎みたか勉強会」2022春)。
さん喬一門で唯一二ツ目の弟子。この下に一人前座がいるので、下から二番めという序列になるようだ。しかし、噺の構成や語り口など、ちょっと老獪と言ってもよいくらいに落ちつきがある。これまでに何席か聞いているが、古典と新作をたぶん半々くらいという印象だ。こういったところは、今回の落語会主役の一門総領弟子柳家喬太郎と似ているところもある。
親子三人と犬一匹の家族で、父親が帰宅したところから始まる。父親が何か告白しようとすると、その前に妻が、そして、続いて息子がさきに隠していたことを告白していくという噺。息子の告白内容は秀逸である。また、最後には犬までがとあることを告白するというのが落げで、これまた秀逸。このような落語を創作するやなぎはなかなか才人だ。