□本日落語一席。
◆柳家喬太郎「禁酒番屋」(寄席チャンネル『一門 -THE ICHIMON-』)。
三鷹市芸術文化センター星のホール、令和4(2022)年2月19日(「柳家喬太郎みたか勉強会」2022春・昼の部)。
独演会ということか、ただ、出演者は喬太郎一人ではない。この日の会は、他に柳家やなぎ、柳亭左ん坊が出演している。また、おもしろいことに、この会の案内には、演目について「演目は、公演当日に喬太郎さんがお決めになりますので、昼の部と夜の部が同じ演目になるかもしれませんし、違う演目になるかもしれません。なにとぞご了承ください」とある。
そして、「同一のお客様が「昼の部・夜の部」合わせて2枚までのご購入は可能ですが、
3枚以上は購入できませんのでご了承ください」という但書も。わざわざこのように触れがあるということは、この会が始まった当初あたりでは、一人の客で何枚も買う者が出てきたためなのだろう。喬太郎の勢いを感じさせるものである。自分も首都圏に住んでいたら、きっと行くのだろうと思う。
ちなみに、この日は昼夜で演目をかえたようだ。
「禁酒番屋」は、東西ともによく演じられるが、しいて違いを言えば、上方だと小便を瓶につめるところを過剰に演出される傾向があるのに対して、東京はそこはさらりと流す。今回の喬太郎もそう。
だいたいにおいて、演出を過剰または濃厚にするところのある喬太郎だが、東西の相違みたいなというか、東京落語の本質みたいな部分は外さないというのがポリシーのようである。
◆柳家喬太郎「禁酒番屋」(寄席チャンネル『一門 -THE ICHIMON-』)。
三鷹市芸術文化センター星のホール、令和4(2022)年2月19日(「柳家喬太郎みたか勉強会」2022春・昼の部)。
独演会ということか、ただ、出演者は喬太郎一人ではない。この日の会は、他に柳家やなぎ、柳亭左ん坊が出演している。また、おもしろいことに、この会の案内には、演目について「演目は、公演当日に喬太郎さんがお決めになりますので、昼の部と夜の部が同じ演目になるかもしれませんし、違う演目になるかもしれません。なにとぞご了承ください」とある。
そして、「同一のお客様が「昼の部・夜の部」合わせて2枚までのご購入は可能ですが、
3枚以上は購入できませんのでご了承ください」という但書も。わざわざこのように触れがあるということは、この会が始まった当初あたりでは、一人の客で何枚も買う者が出てきたためなのだろう。喬太郎の勢いを感じさせるものである。自分も首都圏に住んでいたら、きっと行くのだろうと思う。
ちなみに、この日は昼夜で演目をかえたようだ。
「禁酒番屋」は、東西ともによく演じられるが、しいて違いを言えば、上方だと小便を瓶につめるところを過剰に演出される傾向があるのに対して、東京はそこはさらりと流す。今回の喬太郎もそう。
だいたいにおいて、演出を過剰または濃厚にするところのある喬太郎だが、東西の相違みたいなというか、東京落語の本質みたいな部分は外さないというのがポリシーのようである。