□本日落語一席。
◆笑福亭風喬「花筏」(NHK大阪放送局『上方落語の会』)。
NHK大阪ホール、令和2(2020)年1月9日(第403回「NHK上方落語の会」)。
落げはふつうに「提灯屋ですから、張るのが得意」。ここは所謂地語りとして落すかたちだ。が、風喬は、この落げにもっていく直前、客どうしの会話として「今の決まり手はなんや?」「張手やで」と言わせていた。
ふつうは、どうだったろう?演者によっては、「張手」という決まり手を言うのも地語りというのもあったような。
ちなみに、簡便に確かめられるものとして、桂枝雀の場合、「花筏は張るのが巧いなぁ!」(客)、「巧いはずです。提灯屋の職人でございます」(地)だった。「張手」という決まり手は出さないわけだ。
今回は、風喬の落げを聞いておや?と思ったので、また、今度から注意して聞いてみよう。
◆笑福亭風喬「花筏」(NHK大阪放送局『上方落語の会』)。
NHK大阪ホール、令和2(2020)年1月9日(第403回「NHK上方落語の会」)。
落げはふつうに「提灯屋ですから、張るのが得意」。ここは所謂地語りとして落すかたちだ。が、風喬は、この落げにもっていく直前、客どうしの会話として「今の決まり手はなんや?」「張手やで」と言わせていた。
ふつうは、どうだったろう?演者によっては、「張手」という決まり手を言うのも地語りというのもあったような。
ちなみに、簡便に確かめられるものとして、桂枝雀の場合、「花筏は張るのが巧いなぁ!」(客)、「巧いはずです。提灯屋の職人でございます」(地)だった。「張手」という決まり手は出さないわけだ。
今回は、風喬の落げを聞いておや?と思ったので、また、今度から注意して聞いてみよう。