竹林亭白房

「サンデー俳句王」(『サンデー毎日』2023年5月7日号)★俳句

本日は『サンデー毎日』発売日。「サンデー俳句王」で入選があった。せっかくなので入選作を紹介しておきましょう。

○生命線伸びたと思ふ昼寝覚
(「サンデー俳句王」※課題「線」/『サンデー毎日』2023年5月7日号/佳作/ねじめ正一選)。

これをいつものようにFBに投稿すると、同じ川柳の会所属のオクダ和尚から、会のマルコヤマさんが亡くなったとのコメントがついた。二週間ほど前に、風呂場で倒れて急逝したとのこと。一人ぐらしである。マルコヤマさんは七十くらいだったろうか。
この例は実に多い。職場とか居酒屋の常連客とか、とにかく一人ぐらしの男が死ぬ原因として突出しているのではないだろうか。

いつもこの報に接するたびに、次はわが身かと思うものである。まあ、気をつけようが何しようが、倒れてしまったらそれっきりなのだけれど。あとは親類に迷惑がかかるのではないかというのは、いささか危惧されるが、それさえも死んでしまったら、もう何も関係ないということになる。

□本日落語一席。
◆三遊亭遊史郎「お見立て」(寄席チャンネル『粋 らくご』)。
東京神保町楽器カフェ、令和2(2020)年5月8日収録。
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