「デ・キリコ展」は東京都美術館で行われている。
この美術館は上野公園内にある。
久々の上野公園。ある意味、私の東京スタートの地でもあるので、歩くだけで嬉しい気持ちになる。
美術館に歩きながらいろいろな思い出が蘇る。
昔、大きな噴水があった場所は今は広場になっていて、イベントなど行われることがあるのだが、今回はウエノパンダフェスタが行われていた。
ビアガーデンやらライブやら会場内で行われているようであった。
周りをパンダの写真で囲んでいて、可愛かったので写真を撮る。
特に一枚目の写真がお気に入りである。
気持ち笑顔に見え、振り向いているようで可愛い。
2枚目はよくありそうな構図ですがそれでも可愛い。
その会場は横目に美術展へと向かいました。
2枚目はよくありそうな構図ですがそれでも可愛い。
その会場は横目に美術展へと向かいました。
今回、お芝居前に急遽行こうと言う話になったので、時間がお芝居まであまりなかったので寄り道はできない。
ずっと気になっていたのだが、暑いのと人が多そうでなかなか行けてなかったのだが、今回、一緒に観劇する人が美術も好きな人で、提案すると、「あ、私も見たかったんだ」ってことですぐに行くことが決定した。
会場内もキリコに合わせた色、くり抜いた窓など、面白い工夫がされていた。
会場内もキリコに合わせた色、くり抜いた窓など、面白い工夫がされていた。
しかし、撮影禁止なので、会場内の様子は写真ではお伝えできないが、会場も見どころだなと感じた。
一体、誰が今回の展示美術を企画したのだろう。
舞台は舞台美術として名前が表に出るのだが、チラシを見てもこの美術館内の美術担当の人は分からなかった。
キリコは、不思議な絵が印象的で他の作品はあまり知らなかったのだけど、いろいろなタイプの絵に同時期にたくさん描いていたことがわかった。
そして、兄弟の絆が深いこと、ニーチェが好きなこと、ヨーロッパを色々移動したこと、煙突が作品のいろいろなところに出ていることなど、マネキンを使っていること初めて知ったことがいっぱいであった。
そして、最近、自分の適職ってなんだろうと考えることがあり、人と接するのがあまり得意でないから研究業とかよかったのかなぁ、でも今更なぁと思ってたのだが、このキリコの絵画に対する研究熱心さを見ていると、自分も日常の中で研究はできるなと思った。
職業でなくとも研究はできるなと。だから、転職まで考えなくても良いのだなとそんな思いにさせてもらえた。
また、会場外ではフォトスポットがいくつかあった。このスポットもちょっと凝っていて立体的だったりと面白かった。
そして、美術展は久々だったんだけど、見ていると自分の中ですごく刺激を受けて要るのがわかった。
絵画もやっぱ好きなんだよなと思った。
絵画を見ながら頭がすごく活性化されてきて、いろいろなことを考えらえれた。
グッズ売り場も見た。すると、なんとヒグチユウコさんとのコラボグッズがあり、迷わず買ってしまった。
あまりゆっくり見たつもりはないのだが、それでも1時間はゆうに超えていた。
これ以上ゆっくりしていると芝居に間に合わないってことで移動することにした。
芝居は劇団☆新感線の「バサラオ」である。
芝居は劇団☆新感線の「バサラオ」である。
明治座での公演である。
明治座、いつぶりだろう。
近くの公園?ではお祭りが行われるようであった。
外の電子ポスター。
近くの公園?ではお祭りが行われるようであった。
外の電子ポスター。
今回は、生田斗真、中村倫也、古田新太がでる。
他に、りょう、西野七瀬も。
感想は、さすが劇団☆新感線というものであった。
ザ・エンターテイメント!
ド派手でカッコよく、面白く、とにかくワクワクしながら見た。
ラストのオチはえ?それでここまで?ってオチではあったのだけど。
途中の踊り、殺陣、照明、音楽、そして生田斗真の美しさが際立っていた。
美しいって設定の役なんだけど、本当に美しかった。
SNS上での感想で、生田斗真のショーだって表現あったけど、まさに。
歌って、踊って、・・・・!
昔、江戸時代などで歌舞伎が流行っていた頃、人気の役者さんのブロマイド的な浮世絵が飛ぶように売れていたというけど、それって納得だなと思った。
テレビなどエンターテイメントな娯楽が少なかったところでの歌舞伎。
そして、その中で色気がありかっこいい役者さんに夢中になる人も多かったのではないだろうか。
そんなところまで思いが馳せてしまうほどの舞台であった。
休憩は30分あり、明治座内の食堂で食べた。
この内容で1500円ほどはなかなか良いのではないだろうか。
とても美味しかったのだけど、あまりゆっくりはしていられず、最後の方は少し急足で食べる感じであった。
休憩30分は長いようだが短いと思った。
今回一緒に行った人と、帰り道、感想を交わしながら駅へと向かった。
お互い同じような感想を持っていて、それがなんだか楽しかった。
一緒に行った人もラストには拍子抜けだったようである。
それでもそこまでの流れはとても面白く、家に帰ったら再び見たい気持ちが大きくなり、当日券の取り方を調べている自分がいた。
当日券は前日午前中に申し込み、午後に抽選結果が来るというもの。
とても人気っぽいので、無理かもなと思いつつも、明日、早速朝イチに申し込もうと思った。
生田斗真、劇団☆新感線と本当に相性がいいと思う。
前回の役も良かったけど、今回の役もとてもハマり役である。
「デ・キリコ展」「バサラオ」どちらもとてもいい刺激をもらえた。
いい一日だった。
一緒に行った人もとても喜んでくれて本当によかったと思う。