万里の長城 明朝の皇帝のお墓
北京三日目の最初のイベントは、翡翠のお買い物からスタート。
北京は、上海界隈と違って、結構、値切れるのが有名で、ユニクロとかヨーロッパブランドなどのお店でなければ、デパートでも7割引まで持って行けるそうな。
ここの翡翠のお店は、とても良心的な値段設定で、これ以上、安くしろと言うのが申し訳ないくらい、安いお店だった。
ま、それでも、日本の卸売り業者と、値段がさほど変わりないから、安いと言っても上海と比べたら。。。ってことで、北京では高い方なんだろうと思う。
国営のお店なので、売っている翡翠はすべて本物の翡翠。
翡翠の腕輪とかは、日本円で7万円くらいから。
ちょっと色が良くて、固い翡翠はそれくらい。
色が良くて安くても良いなって言うのなら、日本円で2万円くらいからあった。
あまりバングルには興味ないので却下。
天然石があるはずなんだけど。。。と思って探していたら、あった。
水晶が入っていて、奇麗な石が良いな。。。と探していたら、娘が「ママ、これ、奇麗ね」とローズクォーツのバングルを持ってきた。
透明度が高く、ピンクがかわいく、カットも奇麗な石だった。
これは、どうしたものか。。。と思っていたら「2本買ったら1本無料です」と言うじゃない。
一瞬で3割引。
元値も良心的だったので、3本買い。
横を見たら、翡翠のチャームが売っていたので、それも3本買い。
お店のおねーさんが選んでくれた、奇麗な色の石をゲット。
しかし、この国の若い子は素直でよく働く。
さすが国営のお店だけあって、英語を話せる子がたくさん居た。
お次ぎは、万里の長城。
みなさん、万里の長城がどうして有名になったかご存知でしたか?
あの有名な、アポロ13号の乗組員だった、アームストロングさんが、宇宙から見えた唯一の地球上の建造物は、万里の長城だったと言ったからです。
し、し、知らなかった@@!
写真は優雅ですよねぇ。
あたしはね、登るまでは、岩国の錦帯橋をイメージしていたんですよ。
あんな風に、上がったり下がったり、でんどこでんどこ移動できるのかな?って思ってたんですよ。
ところが、北京側からの登り口は、山から山への谷間が登り口だから、右に行っても左に行っても、鬼のような階段が待っているわけです。
この谷間には、兵隊の詰め所や学校なんかもあって、ちょっとした基地として機能していた場所だそうな。
せっかく来たんですからね、登ろうと!と、駐車場から娘と仁王立ちになって、気合いを入れて見上げていた。
ま、その前に、トイレに~ と、駐車場のトイレに入ってみたら。。。あった。
ドアなしトイレがあった。
こんなところで見つけてしまった。
そこで子供が用を足していた。
私が何を考えたのか、わかるだろうか。
しかし、そのトイレは、なんと、トイレの建物の入り口から入って真正面にあって、そこで用をたしている様子は、なんと、通りを歩いている人にも丸見えという、超S級の難易度だった。
うーん、どうしようかと悩みながら、娘が座椅子のついたところじゃないと入れないので、横目でちらちらと見ながら、座椅子がついたトイレを探し、アルコール消毒のウェットティッシュを渡し、入ったのを確認してから、ふと、横を見たら、さっきの子供のお母さんがパンツを脱いでいた。。。
わかるだろうか。
この敗北感。
久々に大負けした気分を味わった。
あたしは、一生、あのお母さんには勝てない。
あの、心のフリーダムが欲しいなぁ。
ま、無事にトイレは終了して、さ、いざ、万里の長城に登りますよってことになり、いえい!と階段を上ったけど、30段くらい登ったところの櫓で、すでにギブアップのわたし。
こう配がきつくて、登るのが本当に大変。
一休みした後、えっちらおっちらと坂を登り、階段を上って第一展望台へ。
階段の段差がまちまちで、一つの段差なんて、50cmくらいもあって、えいやっ!て登るのがとても大変。
さらに階段は続き、第三展望台をめざした私たち母娘。
そこで、4番目に行こうかどうか娘に聞いたら、ちらりと下を見た娘。
あまりの高さに驚き「もう、いい。高くて怖い」と言い出した。
これは、天の声だったのだろうか。
神様ありがとう。
おかげさまで、すごすごと戻ってくる事ができましたとさ。
下界で、アイスクリームを食べて、幸せいっぱいな私たちでしたわ。
万里の長城の次は、神宗顕皇帝のお墓へ。
その界隈は、明朝時代の御陵が多く残されているところで、当然、墓荒らしも来ていたのだけど、さすがに大理石のいすは重くて持ち出せなかったみたいで、ちゃんと3人分残されていた。
お墓は、地下27mで、ドーム型の天井は高く、皇帝と二人のお妃様が一緒に葬られていた。
本当は、二人目のお妃様は、お妾としての扱いだったのだけど、一人目のお妃様に子供ができなかったので、二人目のお妃様の子供が皇帝になり、その皇帝の子供が皇帝になった時、自分の祖母である二人目のお妃様を、お妃様として一緒に葬ったのだそうな。
27メートル地下への階段を下りて行く。
入り口には、火気厳禁なので、はさみ、ナイフ、火のつくものを持っている人は、行く途中の木の根元に置いて行ってくれとガイドさんに言われた。
中は、普通に地下の石室だったのだけど、棺を置くところに「金井」と書かれている穴があって、その穴めがけてお金を落として行く人が多く、「お墓のお金を持って行くとのろわれるよ」という迷信がはびこっていたためか、誰も、盗もうとする人が居なかった。
池やこういう「金井」にお金を投げ込む人がかなりいるらしく、お札がピラミッドのように積まれていた。
高さにして、1m近くあったんじゃないだろうか。
お墓は地下27mだけど、その入り口は山の中腹にあり、展望台からは万里の長城や、他の皇帝のお墓が見える。
とても環境の良いところだった。
北京三日目の最初のイベントは、翡翠のお買い物からスタート。
北京は、上海界隈と違って、結構、値切れるのが有名で、ユニクロとかヨーロッパブランドなどのお店でなければ、デパートでも7割引まで持って行けるそうな。
ここの翡翠のお店は、とても良心的な値段設定で、これ以上、安くしろと言うのが申し訳ないくらい、安いお店だった。
ま、それでも、日本の卸売り業者と、値段がさほど変わりないから、安いと言っても上海と比べたら。。。ってことで、北京では高い方なんだろうと思う。
国営のお店なので、売っている翡翠はすべて本物の翡翠。
翡翠の腕輪とかは、日本円で7万円くらいから。
ちょっと色が良くて、固い翡翠はそれくらい。
色が良くて安くても良いなって言うのなら、日本円で2万円くらいからあった。
あまりバングルには興味ないので却下。
天然石があるはずなんだけど。。。と思って探していたら、あった。
水晶が入っていて、奇麗な石が良いな。。。と探していたら、娘が「ママ、これ、奇麗ね」とローズクォーツのバングルを持ってきた。
透明度が高く、ピンクがかわいく、カットも奇麗な石だった。
これは、どうしたものか。。。と思っていたら「2本買ったら1本無料です」と言うじゃない。
一瞬で3割引。
元値も良心的だったので、3本買い。
横を見たら、翡翠のチャームが売っていたので、それも3本買い。
お店のおねーさんが選んでくれた、奇麗な色の石をゲット。
しかし、この国の若い子は素直でよく働く。
さすが国営のお店だけあって、英語を話せる子がたくさん居た。
お次ぎは、万里の長城。
みなさん、万里の長城がどうして有名になったかご存知でしたか?
あの有名な、アポロ13号の乗組員だった、アームストロングさんが、宇宙から見えた唯一の地球上の建造物は、万里の長城だったと言ったからです。
し、し、知らなかった@@!
写真は優雅ですよねぇ。
あたしはね、登るまでは、岩国の錦帯橋をイメージしていたんですよ。
あんな風に、上がったり下がったり、でんどこでんどこ移動できるのかな?って思ってたんですよ。
ところが、北京側からの登り口は、山から山への谷間が登り口だから、右に行っても左に行っても、鬼のような階段が待っているわけです。
この谷間には、兵隊の詰め所や学校なんかもあって、ちょっとした基地として機能していた場所だそうな。
せっかく来たんですからね、登ろうと!と、駐車場から娘と仁王立ちになって、気合いを入れて見上げていた。
ま、その前に、トイレに~ と、駐車場のトイレに入ってみたら。。。あった。
ドアなしトイレがあった。
こんなところで見つけてしまった。
そこで子供が用を足していた。
私が何を考えたのか、わかるだろうか。
しかし、そのトイレは、なんと、トイレの建物の入り口から入って真正面にあって、そこで用をたしている様子は、なんと、通りを歩いている人にも丸見えという、超S級の難易度だった。
うーん、どうしようかと悩みながら、娘が座椅子のついたところじゃないと入れないので、横目でちらちらと見ながら、座椅子がついたトイレを探し、アルコール消毒のウェットティッシュを渡し、入ったのを確認してから、ふと、横を見たら、さっきの子供のお母さんがパンツを脱いでいた。。。
わかるだろうか。
この敗北感。
久々に大負けした気分を味わった。
あたしは、一生、あのお母さんには勝てない。
あの、心のフリーダムが欲しいなぁ。
ま、無事にトイレは終了して、さ、いざ、万里の長城に登りますよってことになり、いえい!と階段を上ったけど、30段くらい登ったところの櫓で、すでにギブアップのわたし。
こう配がきつくて、登るのが本当に大変。
一休みした後、えっちらおっちらと坂を登り、階段を上って第一展望台へ。
階段の段差がまちまちで、一つの段差なんて、50cmくらいもあって、えいやっ!て登るのがとても大変。
さらに階段は続き、第三展望台をめざした私たち母娘。
そこで、4番目に行こうかどうか娘に聞いたら、ちらりと下を見た娘。
あまりの高さに驚き「もう、いい。高くて怖い」と言い出した。
これは、天の声だったのだろうか。
神様ありがとう。
おかげさまで、すごすごと戻ってくる事ができましたとさ。
下界で、アイスクリームを食べて、幸せいっぱいな私たちでしたわ。
万里の長城の次は、神宗顕皇帝のお墓へ。
その界隈は、明朝時代の御陵が多く残されているところで、当然、墓荒らしも来ていたのだけど、さすがに大理石のいすは重くて持ち出せなかったみたいで、ちゃんと3人分残されていた。
お墓は、地下27mで、ドーム型の天井は高く、皇帝と二人のお妃様が一緒に葬られていた。
本当は、二人目のお妃様は、お妾としての扱いだったのだけど、一人目のお妃様に子供ができなかったので、二人目のお妃様の子供が皇帝になり、その皇帝の子供が皇帝になった時、自分の祖母である二人目のお妃様を、お妃様として一緒に葬ったのだそうな。
27メートル地下への階段を下りて行く。
入り口には、火気厳禁なので、はさみ、ナイフ、火のつくものを持っている人は、行く途中の木の根元に置いて行ってくれとガイドさんに言われた。
中は、普通に地下の石室だったのだけど、棺を置くところに「金井」と書かれている穴があって、その穴めがけてお金を落として行く人が多く、「お墓のお金を持って行くとのろわれるよ」という迷信がはびこっていたためか、誰も、盗もうとする人が居なかった。
池やこういう「金井」にお金を投げ込む人がかなりいるらしく、お札がピラミッドのように積まれていた。
高さにして、1m近くあったんじゃないだろうか。
お墓は地下27mだけど、その入り口は山の中腹にあり、展望台からは万里の長城や、他の皇帝のお墓が見える。
とても環境の良いところだった。