数年前から雑誌等でも取り上げられることが増えたこちら。
喫茶店マニアの間ではもう知らない人はいなのではないか…?というくらいに有名だ。
何せこの渋い昭和初期のまま時が止まったような外観。いや、時が止まっているのは、外観だけじゃない。扉を開くとそこに広がる世界に誰もがタイムスリップしたような感覚に陥るだろう。
有名になっても常連さんは途切れない。実際以下の写真を見てもらうとわかると思うが、常連さんでいっぱいだったためアングルが不安定だ。
それだけ愛されている喫茶店の証拠か。商店街の中という立地も関係しているのだろう。
ママさんにお話を伺うと、創業からおよそ70年!!!で、ご両親がお店を始められたそうだ。
なんと建物は当時のまま!!!渋すぎるあまり、なんとなくそんな気はしていたが、すごいな…建て替えを行わず70年前の姿のまま保たれている喫茶店、すばらしいの一言しかない。なかなか建て替えられず残っている喫茶店をお目にかかれることはないためだ。
必ず、私ひとりで伺うと心に決めている。(行こうと思えばいつでも行けるのだが、つい後回しにしてしまうのだ)そしてママさんとたくさんお話ししたいな。
まず、扉に恋する。
床のタイル、ホンモノやね。
あまりにタイルばかりなもんで注目しがちだが、カウンターのこのいえろうの照明もすばらしいと思う。
もうあちらこちらにタイル!タイル!タイル!だね。
ひゃー!!!すばらしい。蛍光灯がいい味出してる。
マッチとお揃いの深紫の吊り下げ看板。
後日談なのだが、誰かが投稿していた鏡の写真を見てびっくり仰天した。
鏡には「テレビ喫茶」の文字があったのだ。テレビ喫茶!?これは大変興味深い。
マッチは数年前に訪れた方のブログでは無かった様子だったから、新しく作られたのかな?それとも昔のマッチが見つかったのかな?そこも気になる。
みんなもむらかみ喫茶店に行かないかい?
2022年7月10日訪問