「ラブカは静かに弓を持つ」。
安壇美緒氏の小説を読んだ。
武器はチェロ。
潜入先は音楽教室。
・・・(中略)・・・
心震える”スパイ×音楽”小説!
発行元の集英社の紹介文。
あれ、そんな小説だったか?
やや違う気もするけど面白かった。
人物描写や軽妙な会話。
よくできたTVドラマみたい。
著者は文章が上手だ。
生きづらさを抱えて生きる人。
そんな人は世の中には意外に多い。
自分だけじゃない。
生きづらさ故に孤独な人。
他人と心を通わせることができて。
それは読む人に希望をくれる。
それにしてもこのブログ。
面白くなかった本は書かないので。
褒めてばかりになってしまうわ。