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聴刻堂日乗

「ベター・ハーフ」(鴻上尚史)

「ベター・ハーフ」を借りてきた。
鴻上尚史を一度読んでみようと。

名前を時々見かけるものの。
どんな人かは殆ど知らない。
まずは作品を読んでみた。

気軽に読めて、楽しめた。

どんな内容だったかと言うと。
出版社の紹介文を抜粋しよう。

「恋と仕事と夢と性。・・・ぶつかり
合う4人の混戦ラブストーリー。
人気舞台、待望の小説版!」

鴻上氏は劇作家、演出家。
俳優や映画監督もするらしい。
基本的に演劇の人なんだな。

演劇は、本と違って、途中で止めて
考えたり、読み返したりできない。
だから解り易さが必要なのだろう。

場面場面のインパクトも重要そう。
じっくり理解してもらうよりも。
印象で伝える方が大事な気がする。

そして、笑い。
観客に参加してもらう第一歩。
これも演劇の特徴ではないかな。

この本を読んだおかげで。
読書の楽しみ方の幅が広がった。

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