「独裁者プーチンは
なぜ暴挙に走ったか」
今年読み終えた本の一冊目。
池上彰氏のコラム集だ。
週刊文春に掲載されたものの再編。
2014年から2022年春までのもの。
題名の疑問への答としては今一つ。
だが、その時々の見方はリアルだ。
ロシアが平和主義の国であれば。
世界はどれほど住みやすいことか。
それはあり得ないことではない。
天然資源にも恵まれ技術力も高い。
他国を侵略しなくともいい筈だ。
結局、独裁者の存在が悪なのだ。
独裁者は批判者を弾圧する。
それが国内の不満を生む。
不満を逸らすために外敵と戦う。
無用な戦争を引き起こす。
自国民にも周りの国にも迷惑だ。
プーチンの大統領は2000年から。
20年以上も実質的に君臨してる。
それだけ長けりゃ腐るだろう。
独裁者の最後は死ぬか殺されるか。
プーチンは1952年生れの70歳。
うーむ…。
藁人形でも作りたくなるわ。