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韓国大統領府「日本はハレンチ学園だ」

2020-07-30 16:07:29 | 朝鮮
「日本の破廉恥さの水準は全世界で最上位レベル」
こうした韓国の「歓喜」に水を差す形になったのが、日本政府の反応だ。菅官房長官は6月29日午前の会見で「G7そのものの枠組みを維持することは極めて重要であると考えています。最終的にどのような開催形式になるかについては、アメリカが調整するものであると思います」と発言した。外交関係者によるとG7の正式メンバーになるには、参加国全ての同意が必要だ。現状の枠組み維持を求める日本の主張は、韓国のG7メンバー入りを阻むことを意味する。この日本の姿勢に対する韓国大統領府の反応は、外交上例を見ないほど激烈なものだった。

大統領府関係者は韓国メディアの記者を前に
隣国に害を及ぼすのに慣れている日本の、誤りを認めたり反省しない一貫した態度について、今さら驚くこともない」
日本の破廉恥さの水準は全世界で最上位レベルだ
「国際社会、特に先進国は日本のこのような破廉恥水準を十分に認知しているので、(G7の拡大および韓国参加構想に)格別な影響はないと見る」と凄んだ。

責任ある地位にある高官の口から他国を評価する際に「破廉恥ランキング世界トップレベル」などという言葉が出てくるとは信じがたいが、厳然たる事実だ。

百田、橋下に箴言

2020-07-29 09:06:12 | 中華
橋下徹
@hashimoto_lo 2020年7月28日
【対中戦略】橋下徹「二階幹事長のような人が必要」
→ 百田尚樹「二階から美味しいエサでも投げられたか?」 | Share News Japan
➡︎餌などもらってるわけないやろ、ボケッ!空想の世界だけで生きているオッサンには現実の政治戦略などわからんやろ。

橋下徹
@hashimoto_lo 午前8:53 · 2020年7月28日
自分たちの力を弁えず威勢よく吠えるだけの連中によって一般の国民がとんでもない不幸を被ったのが日本の近現代史。政治なんて表と裏、あの手この手でずる賢くやるもの。俺の真意がわからん者は一から近現代史を勉強し直せ!

…百田氏はこの日の虎ノ門ニュースで「橋下徹は親中派」と明言した、と聞き及びます。
そう思われても仕方ない発言であるし、「一から近現代史を勉強し直せ!」というのは、つまり二階氏擁護の真意を説明する能力がないか、実は親中派と言われたことが掣肘を喰らうほどに動揺を与えたか、であろうと思う。
旅行業協会から4200万円もらってGotoキャンペーン成立のために奔走し、武漢肺炎拡散リスクについて考慮するところもない愚策を強いた彼を「必要」という橋下氏の政治的思想の軸は何であろうか?カネさえ貰えればいいんだろ?とさえ思える。

韓国大統領、日本と「違う道歩む」 輸出管理強化から1年

2020-07-10 07:54:49 | ロシア
7/10(金) 1:57配信 Copyright(C) Japan News Network. All rights reserved.

 日本政府が韓国向けの半導体材料の輸出管理を強化してから、今月4日で1年。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は9日、「日本と違う道を歩む」として、世界的なサプライチェーン(製造業における部材調達から消費までの一連の過程のこと)の安定に寄与する方針を強調しました。

 「グローバル・サプライチェーンの安定に寄与し、国際社会と協力していく。これが私たちが進もうとする“韓国の道”だ」(韓国 文在寅大統領)

 ソウル郊外の半導体工場を訪れた文在寅大統領は、日本政府が去年7月に半導体材料の輸出管理を強化したことを念頭に、
日本と違う道を歩むと述べました。

 こうしたなか、韓国政府は素材・部品・装備分野での国産化に向けた集中投資の対象を現在の100品目から338品目に拡大することを軸とした計画を発表。国産化推進の姿勢を一層強めています。
(09日18:09)

早い話が、「韓国は経済的に自立しますよ」という宣言を出した、という話。そのために「製造業で世界に売り込みます」と、製造業優先の経済構造を堅持する、とも言っている。
それはそれでいいのではないかと思う。

韓国人留学生に聞いた日本に来たわけ

2020-07-08 19:02:09 | 朝鮮
韓国の負け犬たちが日本に群がる…「ここは仕事、金、女、全て手に入る」
7/6(月) 9:16配信

■韓国ではエリート以外は全てダメ、だから日本に来る
 「日本に来るのは頭の悪い韓国人です」
 新宿、歌舞伎町の取材を続ける中、深夜のコンビニで出会ったのがキムさん(仮名)だった。韓国からの留学生で時給がいいのでコンビニの夜勤に入っているという。新宿に限らず、東京のコンビニ店員は外国人が多い。

 「留学したいので、一番頭いいのがアメリカ行きます。次がヨーロッパ、そして頭の悪い韓国人が日本です。私は頭が悪いから、日本

 キムさんが自嘲する。韓国ではソウル大学や高麗、延世、梨花女子といった名門大学に入れなかった者は留学で箔(はく)をつける。日本より学歴社会で、留学にも積極的だ。キムさんは日本の某マイナー私大の大学生、よほど大学に詳しくなければ、誰も知らないような大学だ。

 「韓国では一流大学に入れなかったらエリートにはなれません。あとは兵役で特殊部隊とか配属されると親が喜びます。スポーツ選手も成功したらエリートです。そうでないのは全部だめ」

 断っておくが、キムさんの日本語力は私たちよりは当然劣る。語彙も不足しているので乱暴な言葉に聞こえてしまうかもしれないことは了承していただきたい。私たちだって海外でその国の言葉を話せば、話せるようになるほどに現地の人から嫌がられることがある。また今回はキムさんの言いたいこと、言っていることを曲解しないように気をつけながら、こんな感じだろうと私が補足している部分も多い。重ねて誤解なきようご容赦を。

■日本の大学に入るには日本語はいらない? 
 「だから日本は残念な韓国人の行くとこです。私がまさにそう」

 つまり、韓国の若者にとって、アメリカやヨーロッパ(といっても多くが旧西側の先進国だろう)の残念賞が日本ということだ。そして韓国は超学歴社会、超エリート社会なので、成績上位者や特別な英雄(成功したスポーツ選手だったり、特別な軍人だったり)以外は価値がない。キムさんの言葉すべてには同意できないが、韓国という国にそういう面があるのは事実だ。キムさんは韓国の受験競争に敗北し、いろいろな事情があって日本に来たという。

 「日本を選んだ理由は成績でここしか来れなかったから。日本の大学はどこでもいいなら誰でも入れます。学生ビザも取れるし、こうして働ける」

 留学に至る試験形態はさまざまなのでおくが、日本留学試験(EJU)にせよ日本語能力試験(日能試)にせよ、大学によっては抜け道が用意されている。

 日本の大学は選ばなければ日本語のあやしい外国人すら大学生になれる。無名大学の別科や研究生、専門学校に至っては学費さえ納めれば日本語が出来なくても受け入れる。実際、出稼ぎ目的の学生による集団失踪が問題になっている。これが中曽根内閣の留学生10万人計画から受け継がれてきた、日本の受け入れ政策の現実である。そして万年定員割れの無名大学は彼ら外国人で食いつないでいる。もちろん、日本にいる留学生全員がそうだとは言わないが――。

■韓国人にとって日本人男性は弱いし幼稚
 「私は兵役も終わってます。いい経験でした。軍隊生活をした私からすれば、日本人男性は弱いし幼稚ですね」

 本国で無職の期間もあり、兵役も終えているキムさんは、学生というには少し年齢が高い。日本人男性のどこがどう弱くて幼稚なのだろう。キムさんの言い方に引っかかるものがあったので問いただした。すると韓国語でまくしたてて笑ったあと、

 「あなたも日本人、怒るのはあたりまえです。でも私は強いしコンビニでバカな日本人の泥棒を捕まえたこともあります。軍隊行った人には勝てないよ」

 そう言って、私の肩を強く叩いた。韓国の人の親しみというか、近くなった証拠なのかもしれないが気分のよいものではない。まくしたてた韓国語の内容もわからないし、その時のキムさんの半笑いに決して良い印象は抱かなかった。キムさんは強がっているが、このコロナ禍の異国で相当ストレスがたまっているのだろう。そうでも思わないと私も気分が悪い。しかし、それならなぜ「残念」な日本に来たのか? 

■来てみたら日本は大したことない
 「仕事ですね、韓国は仕事がありません。仕事だけなら日本のほうがいっぱいある。韓国はバイトもない。放射能もコロナも怖い、でも日本は仕事だけはあるし、大学も簡単。大学出たら外国人の就職先もいっぱいある。日本の会社は韓国人を欲しがってます」

 コロナ禍でかなり状況は変わったが、昨今の日本企業は積極的に留学生を採用してきた。少子化の穴埋めに若い人材を求める。本来は団塊ジュニア、氷河期世代の採用でも構わないはずだが、日本企業は年食った日本人より若い外国人の新卒者を望んでいる。

 「日本はもっとすごい国だと思ってました。韓国人は日本が嫌いですが、日本のすごさは認めてました。でも来てみたら大したことない

 こんなふうに言われるのは心外だが、最近はこういう韓国の若者が増えたように感じる。私がオタクカルチャーの仕事をしていた90年代、韓国企業の若者は日本のアニメやゲームのすごさを語り、日本の出版社に提携や商品化のお願いに来たものだ。冷戦期、そもそも韓国のことなど日本人の多くは興味がなかった。相手にもしていなかったはずなのに。時代と世代が移る中、恨日から反日、そしていまは侮る意味の侮日となったということなのか。

■仕事、金、女、日本では全て手に入る
 「コンビニは韓国にもありますが、時給は日本がいいです。日本のコンビニと韓国のコンビニに違いはないです。あ、韓国はコピー機がないです。それと日本は挨拶にうるさいですね、韓国のコンビニは挨拶ないです」

 コンビニの内容は日本と韓国に違いがないことは私も知っている。違いはサービスくらいか。韓国のコンビニは箸やスプーンを入れてくれないし、キムさんの言うとおり挨拶なんかまずしない。あと立ちっぱなしもない。客の前で椅子に座りながらスマホをいじっていることも。

 「ほんとはコンビニなんか働きたくないですが仕方ないですね」

 生活費のためには仕方がない。ただ学費はご両親が出してくれたそうで、それなりの家庭環境ではあるのだろう。日本に来たのは、仕事と金のためだそうだが、キムさんにとって日本のいいところはないのか。

 「女の子は日本のほうがいいですね。優しいし言うこと聞くし、韓国女は怖いし反抗的です」

 キムさんによれば、日本の女の子は韓国人男性に人気だという。日本のことが嫌いな親も、日本人の女性を嫁に連れて帰ると喜ぶというくらい価値があるそうだ。もちろんキムさんが言っているだけで、どれだけ本当かは知らないが。

 「私も日本人女性と何人も付き合ってます。なんでもしてくれるし最高ですよ

 薄笑いでうなずくキムさん。なるほど、長身で細身のキムさんは確かにモテるだろう。片言の日本語も母性をくすぐるのかもしれない。何人もとっかえひっかえだそうで、文句タラタラながら日本を満喫しているようだ。キムさんの印象は、昔の生真面目な外国人留学生のイメージとは違う。まあ、今どきの韓国の男性なのだろう。

 「日本では大学生でモテるしお金も入る。日本の韓国人の男って仕事と、金と、日本の女の子目当て、これは学歴ない私には韓国で難しいです」

■日本のコロナ対策で失望の念が増した
 先にも述べたとおりキムさんの語彙力は低い。誤解されるような言い方に聞こえてしまうのは仕方がないだろう。変に自信家なのもお国柄か。それでも私は韓国人の普通の男子の本音が聞けてよかった。日本でよく聞くのはどうしても日韓友好だの、文化交流だのと上っ面の意見になる。外国人だって日本人と同様に欲望や邪心があるのは当たり前。外国人だから、ましてや韓国人だからと遠慮することはないと私は思う。だから日本人も言いたいことは言うべきだし、我慢する必要も変に気を使う必要はないだろう。それほどまでに日本社会に外国人、とくに外国人労働者や留学生は浸透している。

 「コロナでは日本にイライラです。韓国は抑え込んだのに、日本は全然です。10万円もまだもらってません。遅いです。韓国は2週間でもらえました」

 そう言われるとなんだか恥ずかしい気持ちになる。とくに新宿区はクラスター多発な上に給付金も遅れている。キムさんは、シェアハウスに住んでいるそうだが、他の外国人も多くは給付金をもらえていないそうだ。またコロナで母国に帰れず不機嫌な人もいるらしい。

■もはや日韓の政治問題は話題にも上らない
 キムさんは休憩が終わるとコンビニに戻っていった。バックヤードでもっと話そうよと言われたが、仕事中にそれはさすがにまずいだろう。そんなことしたら怒られると言ったが日本人は怒んないから大丈夫と言っていた。日本人がオーナーなのか店長なのかはわからないが、この大胆なケンチャナヨ(大丈夫)精神はなかなか理解しづらい。

 それでも私たちは彼らと付き合っていかなければならない。コロナ禍の東京で働く外国人留学生という体で話を聞いてみたが、それ以外の部分でいろいろと考えさせられた。予定どおりにうまくいかないのもルポの妙味と言うべきか。それにしても、これまでの韓国人留学生といえば「日本はあやまれ」とか歴史問題、政治問題を盾にあれこれ言うのが常だったが、キムさんはもちろん、最近の留学生からはそんな話はあまり聞かない。もうそんなことを言う必要がないほどに韓国は自信をつけたのか。もう日本はそこまで歯向かうような大国でなくなったということなのか。

■卑屈なインバウンド政策が結局分断を生んでいる
 ともあれ、コロナによる世界変動は私たちの身近にも起こるだろう。インバウンド事業に固執した日本はコロナで外国人観光客を失い、回復のめども立たないまま倒産や人員整理にあえいでいる。国力の衰退は優秀な外国人労働者からもそっぽを向かれてしまうだろう。キムさんには申し訳ない言い方だが、かつて韓国からの留学生といえばキムさんの言うような「残念な韓国人」ではなく、優秀な国費留学生が多かった。私の学問の師である韓国人教授も1970年代に高麗大学校から同志社、そして東大で社会福祉学を学んだ人だった。近年の日本は韓国でしくじった若者の受け皿になってしまっている。外国人に対してなんてひどい言い方だと非難する人もいるだろうが、私はそういう意見には賛同できない。外国の方だから、ましてや韓国の方だからと特別扱いする必要はないし、日本にもうその余裕はないと思っている。日本人の若者と同様に、普通の若者として接するべきだし厳しいことも言うべきだ。それは嫌韓でも外国人差別でもない。むしろお互いの対等な姿勢である。

 卑屈なインバウンド政策の失敗の果てに迎えたコロナ禍における在日外国人との共生は、日本人がへりくだり、おもてなしをしていればいい段階を終えている。むしろその日本人の外国人に対する卑屈さが軋轢(あつれき)を生んでいることを、一部リベラルは猛省すべきである。アメリカのような分断の不幸に陥らないために。



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日野 百草(ひの・ひゃくそう)
ノンフィクション作家/ルポライター
本名:上崎洋一。1972年千葉県野田市生まれ。日本ペンクラブ会員。ゲーム誌やアニメ誌のライター、編集人を経てフリーランス。2018年、評論「『砲車』は戦争を賛美したか 長谷川素逝と戦争俳句」で日本詩歌句随筆評論協会賞奨励賞を受賞。2019年『ドキュメント しくじり世代』(第三書館)でノンフィクション作家としてデビュー。近刊『ルポ 京アニを燃やした男』(第三書館)。




韓国人留学生「日本人は日本が好きな外人を見つけて喜んでる」「学びが少ない」
7/23(木) 9:16配信 プレジデントオンライン

■夢のために我慢して嫌いな日本に来る

 「私も本音のところ、日本は好きではありません。でも国と私は別問題、仕事と夢のために我慢です
 かつての韓国人留学生、ユンさん。韓国の準難関大学を卒業後、母国の専門学校を経て日本の大学へ。数年前から都内のIT系ベンチャーに勤めている。ユンさんには夢がある。そのために日本で我慢している。夢とは何だろう。

 「アメリカの大学院に進むことです。世界的な企業はもちろんですが、韓国の財閥大手に入れれば最高ですね」

 なるほど、ここでもアメリカだ。私が以前コロナ禍の新宿を取材中に知り合った韓国人留学生も成績が良ければアメリカに行くと言っていた。それかフランスやイギリスなどのヨーロッパ先進国、日本組は残念賞と。

 「それに、韓国の財閥に入社すれば親も喜びます。一族の誇りです」

 ユンさんによれば、親を喜ばすことは最高の孝行であり、それは何にも勝るという。ユンさんの親との信頼関係と育ちの良さがうかがえるが、韓国ではそれが普通だという。大手財閥企業に入りでもしたら一族郎党でお祝い、末代まで語り継がれるとは大げさなようで事実。憧れの韓国大財閥の求人はごくわずか、それもSKY(ソウル大、高麗大、延世大)をしのぐコネ組にも勝たなければならない。そのための留学、これもまた韓国のリアルだ。

■本当の「負け犬」は留学すらできない

 「韓国にもそんな価値観はやめるべきだなんて人たちがいますけど、あきらめた人たちですね。あなたの記事には『負け犬』とありましたが、本当の負け犬は留学すらできずに安い給料のままです。とくに田舎は悲惨ですね」

 韓国語で負け犬は「チジリ」だと教えられた。スラングらしいが、なんだか底辺大学や専門学校に留学する韓国人も高卒や就職浪人で国内にくすぶっている韓国人もみんなチジリ、若者は負け犬だらけに聞こえる。地域格差も日本のそれとは比べ物にならない。

 「たぶんそのコンビニの彼は地方の高卒じゃないですか?  だから一緒にしてほしくないですね。私はもっと上です。もっと上を目指します」

 韓国人エリートやそれを自負する人たちのプライドの高さと上昇志向は日本人に受け入れ難いほどに強烈だ。2000年代、私が仕事で付き合った韓国の商社の若者は、反日デモについて「反日で暴れているのは学歴の低い人たちです」「一緒にしないでください」と同じようなことを流暢な日本語でまくし立てた。「あいつら(デモの団体)はヤクザ」とも言っていたがその真意はわからない。その人だけかと思ったが、意外と韓国人は口にする。それほどまでの学歴社会、エリート絶対主義だ。

■留学生に優しいのは韓国人が要求したわけじゃない

 しかし不思議なのは、あまりよく思われていない日本に留学して大丈夫なのかということだ。経歴に傷はつかないのか。素朴な疑問を問いかけると、それは大丈夫なのだという。日本人にはよくわからない考え方だ。

 「そうですか?  気持ちと現実を分けるのが韓国人です。日本人は一緒にするから子どもっぽいです

 また新宿で出会った留学生の彼と同じようなことを言う。彼は「幼稚」と言っていた。たった2人とはいえ、この韓国人留学生と元留学生の日本人に対する印象としての一致性は興味深い。結局のところ、エリートも非エリートも変わらないような気がする。

 「留学生に優しいのは日本の方針ですし、私たちが要求したわけではないですから。」

 文部科学省がコロナ真っただ中に発表した「外国人留学生在籍状況調査」によれば、2019年5月1日時点で韓国人留学生は1万8338人と、中国の12万4436人、ベトナムの7万3389人に比べれば決して多くはないが増えている。日本への就職に関してはそれ以上だ。

 文科省は政府目標の「留学生受入れ30万人計画」を達成したと意気込むが、肝心の中身はどうなのか。

■オタク文化はそんなに受け入れられてない

 韓国人にとってはもはや「踏み台」「残念賞」扱いの日本、選ばなければ大学に入れてしまう日本、よく考えれば誰でも大学に入れて学位を取得、卒業できてしまう国というのもすごい。そんな日本に、それまでの留学生とは違う、ある意味で「普通」のやんちゃな若者までが学歴と仕事、そしてキャリアを求めて日本にやってくる。他国の留学生は日本に興味があったり好きだったりだが、韓国人留学生の場合そうとは限らない現実。仕方なく来るという韓国人留学生とどう共生して行けばいいのか。私は最後に韓国人にも日本のアニメが好きなオタクがいるから、そういう人は親日で日本に来ているのではと尋ねた。

 「大きな勘違いです。韓国でオタクは最底辺ですし、そもそも少ない。ジブリとかポケモンは韓国でも有名です。eスポーツが強いのも国家戦略です。そういうのは韓国ではオタクじゃない。日本独特の萌えアニメとか、そういうのが好きなのは特殊でパオフと呼ばれます。韓国では居場所のない連中です。それに連中も日本が好きと日本のアニメキャラが好きなのは別ですから。日本人はそういう人を見つけて喜ぶことが好きですね、テレビもそんなのばかり」

 パオフとはスラングで日本なら「キモオタ」だろうか。確かに、日本の文化が好きで日本に来る外国人を扱った番組が人気だったりする。そこではたまに日本の深夜アニメや萌えキャラが好きな外国人が登場するが、それは韓国に限らず特殊も特殊な人である。別にそういう外国人を大切にすることは悪いことではないが、まるで日本のオタク文化が受け入れられていると考えるのは短絡に過ぎるし、日本でも大多数に受け入れられているかと言えば否だろう。私としては、昔に比べれば市民権を得たほうだとは思っているが。

 「学ぶところは少ないけど、仕事はあるのが日本です。政治的な話は別にして私も日本で働いています。大人ですから。アメリカ留学の資金を貯めるまでの辛抱です」

■日本はもはや「踏み台」「残念賞」にすぎない

 ユンさんとはその後、互いに仕事上の愚痴とコロナの話題をひとしきりして別れた。ユンさんもまたごく普通の青年、真面目で努力家、趣味より勉強と自己啓発といった少し前の韓国人留学生のイメージそのままであった。「こちらも遠慮なく聞くし書くけどいいですか? 」と断りを入れたが「そのほうがスッキリします」とのことだった。コロナ禍で鬱積したものもあるのだろう。

 ユンさんは、日本は街中にハングルが溢れていて便利であること、日本人は親切で余計な波風は立てないこと、他国に比べれば韓国人にとって暮らしやすいことは認めていた。ユンさんに反日という印象はない、ただ日本を侮る意味での「侮日」ではあった。日本は踏み台にすぎなかった。

 もう韓国人留学生を他の途上国の留学生と同じ扱いにすることは失礼なのかもしれない。とするなら、これからは当たり前の毅然(きぜん)とした対応と、言うべきことは言う姿勢が日本人に求められるのではないか。言い方は悪いが韓国の「下位層」までが就職難を背景に留学して来る現状で、「めざせ留学生30万人」という数値目標だけで満足している段階は終えている。対等な関係とは迎える側がへりくだることではない。日本に住む外国人というだけで弱者扱いする一部リベラルの姿勢こそむしろ差別的だ。外国人には優しく氷河期世代は自己責任、前者の若さのみが優先されている実態も、要らぬヘイトを生む要因となっている。

■「おもてなし」こそがアメリカのような分断を生む

 また、定員割れの常態化した大学や短大、専門学校の存在も問題だ。日本人がほとんど入学しないために外国人で無理やり穴埋め、その結果ほぼ外国人留学生しかいない大学も存在する。試験すらない専門学校に至っては日本語のあやしい留学生ばかり。

 「嫌いな国に来る留学生」という、韓国特有の留学事情と真っ向から対峙するには、この国はあまりにピュアで、その裏返しは彼らの言うとおりの「幼稚」なのかもしれない。ある意味、したたかで強い人たちだ。しかしこのコロナ禍、緊急事態の再宣言も取り沙汰される日本にそのような余裕はないし、お人好しも限界だ。

 過度の特別扱いは「おもてなし」とは違う。分断とヘイトはこうした安易な受け入れ政策から生まれる。自民党の外国人労働者等特別委員会による外国人コンビニ店員の特定技能化と新たな在留資格の提言(2020年6月17日)もそうだが、留学生に対する若年労働力欲しさのあやまった「おもてなし」を続けるならば、政府の推し進める「留学生の移民化」は新たなレイシズムを生み、アメリカと同様の分断と悲劇の轍を踏むことになるだろう。

古谷経衡「極右票の伸びは単なる内紛の結果に過ぎない一過性のものである」

2020-07-06 08:58:42 | 日記
日本第一党・桜井誠氏18万票の衝撃~2020東京都知事選、右派界隈に何が起こったのか~
古谷経衡 | 作家/文筆家/評論家
7/6(月) 7:03

1】桜井誠氏、18万票獲得の衝撃
 2020年の東京都知事選挙はふたを開けてみれば大方の予想通り、現職小池百合子氏が前回(2016年)の得票を大幅に上回る350万票以上を得て圧勝した。立憲・共産・社民から支援を受けた宇都宮健児氏は健闘したものの、約83万票と伸び悩んだ。れいわ新選組代表・山本太郎氏も健闘したが基礎票とみられる約66万票を固めたものの、こちらもやや伸び悩んだ展開だったことは否めない。

 そんな中、私が最も注目したのは、前回都知事選に出馬し、約11万4000票を獲得した日本第一党党首で、在日特権を許さない市民の会(在特会)元会長の桜井誠氏が前回を6万票以上上回る約17万8000票を獲得して、22人の候補者のうち得票数で5番手につけたことだ。今回の東京都知事選の投票率が55%と、前回を約5%弱下回る投票率だったのにもかかわらず、この票の伸びは無視できない。

 桜井氏は海外報道でも「極右」と名指しされ、長年在日コリアンへの「優遇(と彼らが主張するもの)」撤廃や、在日外国人への過激な排外的主張を訴え続けてきた。今回都知事選でも、新型コロナウイルスを「武漢肺炎」と呼び、中国人を「シナ人」、中国政府を「中共」と呼び変え、新型コロナウイルス感染阻止のためとして、中国人観光客の入国拒否や徹底的排斥を呼び掛けて選挙戦に臨んだ。

 間違いなく桜井氏は、ゼロ年代から発生したネット右翼の中でも最も過激な「行動する保守」の中心人物であった。であるがゆえに、彼の得票は少なくとも東京における極右・排外主義者の動向を示すバロメーターと同一であると言って差し支えない。今回、桜井氏が約18万票を集めたことは衝撃といえる。

 結論から先に言えば、桜井氏の約18万票得票は、東京において極右勢力が伸長した結果ではない。それまで「保守界隈・ネット右翼界隈」の中に包摂され、まるで「自治政府」のように承認されてきた極右が、「内紛」の結果「保守界隈・ネット右翼界隈」から分離し、純化した結果、彼らの投票行動がより鮮明にあぶり出されたものである。

 さてこの背景には何があるのだろうか。

2】4年前と今回における保守界隈・ネット右翼界隈の投票先の変遷
 まず、桜井氏18万票得票の背景を読み解くには前回都知事選(2016年)における「保守界隈・ネット右翼界隈」の投票動向と今回都知事選(2020)の違いを点検する必要がある。前述したとおり、桜井誠氏を支持する極右層は、元来的にこの「保守界隈・ネット右翼界隈」に包摂される関係である。つまり巨大な「保守界隈・ネット右翼界隈」(筆者はその数を全国で200~250万人と推定している)があり、その中でも最も過激で排外主義的傾向を強固に持つものが「行動する保守」と呼ばれる存在である。

 この二者は韓国や中国、在日コリアン等に極めて歪んだ差別的偏見を持つことについて共通しているものの、その濃淡には違いがある。つまり比較的薄い部分である「保守界隈・ネット右翼界隈」の中に、濃い「行動する保守」がモザイク状に分布している状態であると理解していただきたい。

 しかし後述するが、今回の都知事選挙では、この「保守界隈・ネット右翼界隈」と「行動する保守」が、内紛の結果ほぼ完全に分離されたことにより、「行動する保守」が純化され、彼らがより主体的に投票行動として桜井氏に投票したことで、18万票という票数が出来上がったのだ。これを図にすると以下のようになる。

筆者制作
 2016年の前回都知事選挙に於いて、「行動する保守」を含んだ「保守界隈・ネット右翼界隈」は、図にあるように自民党と、一時期ネット右翼から絶大な支持を得た「旧次世代の党」の事実上の継承政党である「日本のこころを大切にする党」が支援する増田寛也氏を強く支援し投票した。一方、小池百合子氏に対する敵愾心は旺盛だったものの、保守界隈の論客としても知名度の高かった中山恭子・中山成彬夫妻が小池氏率いる希望の党(当時)に入党したように、小池氏に対しても一定の票が流れたとみる。元来小池氏は改憲論者で核武装論をぶったこともあり、自民党の下野時代(2009-2012)には、頻繁に右派系市民団体の集会に顔を出していた。

 一方、この「保守界隈・ネット右翼界隈」の中に内包されていた最右翼の「行動する保守」は、その信条として桜井誠氏に投票する場合が多かったものの、「保守界隈・ネット右翼界隈」の主要支持先であった増田氏にも流れたと見る。このように、2016年都知事選挙では、「保守界隈・ネット右翼界隈」とその中に内包された「行動する保守」は、増田・小池・桜井に投票先が三分され、その厳密な鑑別は難しかった。

 しかし今回の都知事選挙では、「保守界隈・ネット右翼界隈」と「行動する保守」が分離したことにより、「行動する保守」の投票先が桜井氏一本に絞られたとみるべきである。無論、「保守界隈・ネット右翼界隈」からも多少の流入はあったとみるべきではある。また今回の都知事選挙では、自民党が事実上小池氏を支援したために、反小池の旗色を鮮明にした「保守界隈・ネット右翼界隈」は投票すべき候補を見いだせず、一部が小池氏、一部が維新の会が支持する小野氏か、あるいは棄権に回ったのではないかと考えることもできる。

 ちなみに2016年都知事選挙でも2020年都知事選挙でも立候補している立花孝志氏は、2019年における私の論考”『NHKから国民を守る党』はなぜ議席を得たのか?”の通り、「NHKから国民を守る党(今回選挙ではホリエモン新党)」は、ネット右翼的傾向は弱く、それよりもYouTubeでの話題性、政見放送の奇抜性のみに興味を示す「政治的非常識層」がその支持の中心であると考えられるため、この図に入れていない(またその得票数も、前回3万票弱、今回4万票強とおおむね泡沫の域を出ていない)。

3】なぜ「保守界隈・ネット右翼界隈」と「行動する保守」は分離したのか
 ではなぜ「保守界隈・ネット右翼界隈」と「行動する保守」は分離したのだろうか。本稿冒頭で示した通り、元来強烈な差別意識と排外主張を持った極右「行動する保守」は、相対的にやや弱い差別意識や排外主義的傾向を持つ「保守界隈・ネット右翼界隈」の中に内包されていた。

 その関係性はまるで「保守界隈・ネット右翼界隈」という巨大な連邦国家の中に、「行動する保守」という極右が高度な自治権を持つ自治政府として承認されているのに似ている。よってこれまで「保守界隈・ネット右翼界隈」は、あまりにも過激で、時として刑事事件にまで発展したヘイトスピーチやヘイトクライムを起こした「行動する保守」を微温的には承認するものの、例えば彼らの集会やイベントや抗議活動には同席しない、できるだけ対談を避ける、SNS上では「思想的には共感できる部分はあるが、やり方には賛同できない」などの微温的であいまいな共存関係を続けてきた(―勿論、いわゆる「保守論客」の中には、ストレートに在特会や日本第一党や桜井誠氏への支持を表明する者もいる)。

 一方「行動する保守」側も、自らが「保守界隈・ネット右翼界隈」を苗床として発展してきた歴史的経緯を無視できないため(―例えば桜井氏は、その登場時期、右派系ネット放送局の『日本文化チャンネル桜』の常連であった)、彼らの生ぬるい言論だけのヘイトスピーチを「きれいごと保守」などと言って唾棄する姿勢を見せもするが、基本的には緩やかな連携状態にあった。事実、保守系雑誌『WiLL』『歴史通』(共にWAC)は、桜井氏に原稿を依頼し、記名原稿やインタビューが掲載されていることからも、この関係性は一目瞭然であろう。

 しかし両者の微妙な関係性は決定的に瓦解した。現在となっては、「保守界隈・ネット右翼界隈」の中で圧倒的な影響力を持つ株式会社DHCが運営する動画チャンネル『虎ノ門ニュース』(以下DHCチャンネル)の生放送中に、都知事選に立候補中の桜井氏が、選挙カーで抗議活動を行い、たちまち出演者である保守系経済評論家(上念司)らが桜井氏に猛反発。事実上の「決定的な分裂・分離」が行われたのである(2020年6月24日)。これが「内紛」の簡単な概要である。

 これにより、この期に及んで安倍政権支持の姿勢を鮮明にするいわゆる『DHCチャンネル』と、「シナ人を入国拒否しなかった安倍政権のせいで1000人もの日本人がコロナで死んだ」と主張し、歪んだ(?)安倍政権批判を鮮明にする『行動する保守』の関係は真っ二つに割れた。

4】「共通の敵」を失ったすえの分裂劇
炎のイメージ。(フォトACより)
 もちろん、「保守界隈・ネット右翼界隈」と「行動する保守」の分離は、この桜井氏による「DHC”虎ノ門ニュース”生放送中の抗議活動」という、界隈を震撼させた事件だけが原因ではない。むしろこの事件は結果に過ぎないのである。そのもっと以前から、足掛け8年近く継続されている第二次安倍政権への評価をめぐって、保守界隈は「親安倍」と「反安倍」に分裂傾向が進んでいる。

 

 「親安倍」は前述したとおり、動画再生回数やSNSでの引用回数で群を抜いて圧倒的に寡占的な『DHCチャンネル』で、この主張は第二次安倍政権誕生以前から一貫して変わらない安倍政権へのほぼ無批判な支持と追従である。一方、2010年代後半にCS放送部門から撤退して動画再生回数では『DHCチャンネル』に劣後する状況となった前掲『日本文化チャンネル桜』は、第二次安倍政権の進める(事実上の)移民政策(と彼らが主張する)をやり玉にして、「安倍晋三は日本を救う救世主」と謳っていたものを「安倍政権はグローバリズムに日本国家を売り渡す愚宰」と猛烈に批判して、現在では番組全体が完全に「反安倍」に「転向」した。

 さらにその外縁部では、沖縄における反基地活動家らを無根拠に呪詛するいわゆる「沖縄保守」の内部で民事訴訟が乱舞するなど、こちらも事実上の内紛・分裂状態に至っている。

 このような「保守界隈・ネット右翼界隈」の分裂劇は、第二次安倍政権が誕生するまでは全く無風であった。麻生政権が2009年の総選挙で惨敗して民主党(当時)の鳩山由紀夫内閣が誕生すると、「保守界隈・ネット右翼界隈」も「行動する保守」も、皆こぞって「打倒民主党政権」ののろしを上げ、一致連帯していた。その結束力は強力で、正しく毛利元就が言ったとされる「三本の矢」であった。

 ところが第二次安倍政権が長期政権の様相を呈してくると、「共通の敵」を失った「保守界隈・ネット右翼界隈」はたちまち分裂する。すなわち、その中に包摂されていた高度な自治政府である「行動する保守」が、「保守界隈・ネット右翼界隈」と分離するのも当然の成り行きである。

 民主党政権打倒のみを旗印にして、一致結束していた「保守界隈・ネット右翼界隈」は、実際のところE・バークの保守主義に傾倒するものから、憲法9条改正論者、反自虐史観(反東京裁判史観)、対米自立という比較的保守本流に近いもの。果ては単なる陰謀論者、差別主義者、在日コリアンに的を絞って嘲笑を繰り返すもの、基礎教養が何もないがデマを動画やSNSに垂れ流すことにより売名を図るもの。あるいはビジネスの為に保守業界に入り込んだもの、という本来到底一致団結することが不可能な(言い方は悪いが)烏合の衆だったのである。それが「共通の敵」である民主党政権を失ってほどなく、分裂や内紛を繰り返すようになったのは何も不思議なことではない。

 このように、「保守界隈・ネット右翼界隈」と「行動する保守」の分離は、共通の敵を失った烏合の衆の内紛が原因であり、結果としてそれにより遠心分離器にかけられるかの如く「保守界隈・ネット右翼界隈」と「行動する保守」が分離したことにより、より強い差別性と排外性を持った「行動する保守」が可視化され、その投票先が桜井誠氏一本に絞られたことにより、今回の18万票という数字が出来上がったのである。

 この数字だけを表面上なぞると、いかにも東京で極右勢力が伸長しているかのように思えるが、実際はそうではない。彼らの背景にある離合集散の歴史を考えるとき、桜井誠氏の18万票は一過的には衝撃とはいえ単なる内紛の結果に過ぎないのである。