週末ワイン 579

『シャトーヌフ・デュ・パプ シャント・ル・メルル ヴィエイユ・ヴィーニュ 2012』 ドメーヌ・ボスケ・デ・パプ　

少し光が透けるほどの濃さで真紅のルビー。少し紫がかったりしてて少しまだ若さが残る感じですかね。

凝縮度は相当な感じ。雫がなかなか垂れ落ちてきません。

ベリーやインクの軽いニュアンスがあり、甘い果実の香りが広がります。

グラスのを回すたびに香りの花が開き香りの層が幾重にも重なる深みもありますね。若干鉄の香りも混ざります。

飲んでみると甘さが先に来て非常に丸いイメージですね。美味しい。

ものすごく控えめなタンニンと柔らかくで心地いい酸味が相まって非常に飲みやすいです。甘味もそのバランスでちょうどいい感じです。

グラスから鼻を外すときやワインを飲み干した時に若干感じる鼻から抜ける香りがチョイと違和感。「錆びた鉄」と言うか廃墟的なイメージを連想させる香りでした。なかなか奥ゆかしい。

2日目も香りはへたれず。味わいはさらに飲みやすくなってました。

ありがとうございました(￣▽￣)ﾆﾔﾘ♫