「51」シンクエンタ・ウノのブログ

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「君の名は」(ネタバレ閲覧注意)

2016-09-24 07:37:19 | 日記
さてさて観てきました、今話題の映画「君の名は」

前回「シン・ゴジラ」観に行った時に本編前のCMで流れてたんですが最初全く興味が湧かなかったんですよ(笑)

ただ単純に「男女が入れ替わって繰り広げられるドタバタ恋愛コメディ」……つかまんま 大林宣彦監督「転校生」のノリかと思ってホントごめんなさいなんですけどアウトオブ眼中でしたわ(笑)

そんなんで観たくなった理由が普通に他の人と同じなんですけど、SNSで評価してる人が増え、そしてお店にお見えになるお客様方からも、

「マスター見た方がイイですよ〜♫」

って周りから触発されて興味が湧き始めたんですよね。

そしたらある時嫁から「娘も見たいんだって」って言葉でダメ押し(笑)早速次の日親子3人でソソクサと映画館向かいましたわww

 映画始まってすぐの日常感から例の「入れ代わり」騒動があって、でもそれが実は時空を超える騒ぎになってきて……と言う結構なスペクタクル感。まんま「転校生」で臨んでた俺は完全にハナから裏切られて、グイグイ映画の中に引き込まれてましたね。

「気になる女子」に会いに行くって言うワクワク感、周りも野次馬根性で付いてきて照れ臭い感じで、いかにも「恋愛もの」って言う在り来たりな所にいきなり「災害対策基本法」という言葉が目に入るや「あれ?」って思わせる演出。

 瀧が三葉に会いに行った後、実は彼女の方がもっと先に彼に会いに上京してて、時空を超えた入れ替わりで交わる人だから「会っただけでもわかる」っていうただ単純な想いだけで上京し何のツテも無く動けるのって「若さ」だと思うし、俺ら世代の人間から観たらその若さに対して「羨ましい」と云うよりも、あ~俺もそんな「若さ」あったなぁ・・とか、その若さで充分動けてたなっていう懐かしい思い・・・そんなノスタルジックな気分になれるのもこの映画の魅力ですかね。

 単純にストーリーは作り物だけど実際に映し出される映像や事柄はリアルなもんだから見てる人にとっては感情移入しやすく割と映画の世界に入りやすいですかね( ̄▽ ̄)ニヤリ♪

 新海監督が映し出す「空」と「光」が上手い距離感を演出しつつ切なさや儚さを生み出し、ただの風景が命を吹き込まれたように風を生み水面が揺れ木々がざわめく。なんて素敵な絵なんだろうと思わされました。いろいろな「空」と「光」が効果的に使われていてすごく印象的でした。

「人の繋がり」「モノとの交わり」人が人として生きてく以上間違いなく「縁」として繋がる全ての物事を「大切なもの」と言い切り、それを「映像の妙」として上手くリアルに人の表情や風景に溶け込ませることが出来たこの映画はある意味「卑怯」です(笑)

 よくSNSで「泣いた」と書いてあったから泣くの覚悟で観たんですけど最後の方まで全然泣かなくて途中まで「泣ける話かぁ?」って思ってたんですが最後の最後に主人公の涙に思わずウルっとしました。

 この映画の「聖地巡礼」流行ってるみたいですけど、わかりますわコレ。過去に「八日目の蝉」で小豆島に行ってきた経験のある俺にはその気持ち分かるなぁ(笑)

「組紐」って言うと京本政樹思い出すの俺だけ?(笑)なんだか「ミサンガ」的に欲しくなりました( ̄∇ ̄)ニヤリ♫
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