「51」シンクエンタ・ウノのブログ

「日常」から「非日常」へ・・その扉を開けると素敵な空間があなたをお待ちしております( ̄▽ ̄)ニヤリ

20周年ワインについて思うこと

2024-07-03 16:47:00 | 日記
今回のブログは一部過去記事からの抜粋加筆である事をご了承下さい。

さて今回の20周年祭でご用意した15本のワイン達は僕が「51 シンクエンタウノ」を開業して以来、いつかこう云う日が来るかも知れない、とコツコツと買い集めてた珠玉のワイン、言うなればウチのお店が20年間という長い営業させて頂いてその過程過程の中でその都度【一つの結果】としてコレクトすることが出来たワイン達です。

もちろん中には「高いよ!」って仰る方々もいらっしゃるとは思いますが、かなりCP高いです。アンリジャイエの『クロパラントゥ2000』はこの値段では日本国内どこ探しても飲めないと思います。正直下世話な話です。ただ「こう云うワインを飲んだことがある」と云う経験はもしかしたらお客様の今後に少なからずとも影響があるかも知れないですし、
いやあって欲しい、特にワインがお好きな方々には、という思いです。

そして申し訳ないかも知れませんが、飲み手によっては、このワイン達は必ずしも『美味しい』とは限らないです。もしかしたら『美味しくない』かもしれません。でも僕の経験から言うと『美味しくないワイン』って存在しないのです。僕個人や飲み手のお客様の経験やバックグラウンドから鑑みてみれば、ある人には「美味しくないワイン」なのかも知れませんが、別の人からにしてみたらそのワインは素晴らしい記憶が甦り飲んだその人が思わず感涙してしまいそうな思いの詰まった「素敵なワイン」かも知れないからです。

「万人に受けるワイン」は確かに美味しいのですけど今回ココに並べたワイン達は、決してそうではない事をご理解ください。必ずしも年月を経過したワインが『美味しくなる』と云うことも無いと思いし、もちろんその逆も有り得ます。

ただこのワイン達は個人的にワインを好きになってからの幾歳月、ワインについて色々な経験をさせてもらっていくうちに「いつか飲みたい、いつか手に入れたい」と思い、そしてそれを実現させ素敵な時間を共有できる仲間達(お客様も含め)とグラスを重ねることを夢見て丁寧に熟成させたきた僕の思いの詰まったワインばかりです。

僕のこの思いも含め、このワインを醸した生産者の方々の思い、そしてその歴史を作ってきた文化、たかがワインされどワイン、そういう「ロマン」みたいなモノを汲み取り体感していただけると本当に嬉しい限りです。

正直美味しいワインはいつでも飲めます。ただ「ロマン」のあるワインってのは中々出会えません。「一期一会」と大層な物言いに聞こえるかも知れませんがそういう経験をして頂けたら僕は本当に幸せ者です。

7月4日から4日間、この珠玉のワイン達がお客様のお越しをお待ちしております( ̄▽ ̄)ニヤリ♪

※数に限りがありますので、なくなり次第終了となります。ご了承ください。

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