『グラスペルグ 2013』マルセル・ダイス
まだ梅雨しない(笑)まぁ言うても平年並みらしいけどね、今年は。
『暑いだろうな』と思って週末ワインのテーマを白ワインに切り替えたけど少し拍子抜けな感じ。
でも今回のテーマを『アルザス』にして大正解( ̄∇ ̄)ニヤリ♫
リースリングやゲヴェルツと言ったアルザスのブドウ品種達は、この梅雨のジメジメ感には逆に丁度良い感じでちょっと嬉しい誤算。
今回のマルセル・ダイスは超有名ドメーヌ ながらも真摯に葡萄と向き合い毎年素晴らしいワインを造ってます。
では今回のワインのご紹介です。
〜〜〜以下資料抜粋〜〜〜
アルザスワインの革命児である三ツ星生産者。アルテンベルグ グラン・クリュに隣したブドウを使用。
最も権威あるワインガイドである「レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス(クラスマン)」にて、最高の3つ星評価を獲得しているドメーヌ、マルセル・ダイス。
アルザスのトップ生産者の一人であるのはもちろんのこと、アルザスに初めて「テロワール」の概念を持ち込み、フランスのワイン法を変えたことでも有名です。
マルセル・ダイスにより法律を変えられるまでのアルザスワインは、ブドウの個性が最優先されていたため、ブドウ品種のブレンドは行わずラベルに単一ブドウ名を明記するのが当たり前の産地でした。
マルセル・ダイスが1番大切にしたのは、アルザス特有の土地。その土地で出来る味を最大限に引き出すためには、ブドウは複数ブレンドされるべきだという考え方を提唱し続け、ついには、それまでラベルに1番大きくブドウ品種を記載しなければいけなかったのに対して、品種名よりも畑名を大きく表示するよう改正された上に、ブドウ品種は記載しなくても許されるまでに法律が改正されました。
現在でも、畑の個性に基づく"プルミエ・クリュ"を実現させるべく運動を続けています。
ダイス家は、コルマール市の7km北方、ベルグハイム村に1744年から続いています。 1945年にマルセル・ダイス氏が創業し、自社ビン詰めを開始しました。
息子のアンドレ・ダイス氏を経て、現当主であるジャン・ミシェル・ダイス氏に継承。大いなる発展を遂げ、アルザスの頂点と言われるまでになりました。
今日、9つの村に220区画、合計26ヘクタールの斜面畑を所有。マルセル・ダイスでは、"ブドウ品種、ヴィンテージ、テロワール"という3要素それぞれの特徴や個性を、バランスよく完全にワインに表現しています。中でもマルセル・ダイスが最も重視しているのが「テロワール」で、1997年からビオディナミを採用し、クローン樹を極力使用せず、ブドウと土の関係に徹底的にこだわっています。
“グラスベルク”は「草しか生えない場所」という意味。アルテンベルグ・ド・ベルグハイムの丘の頂上部(約340m)に位置する南東き斜面の畑で、中腹の南向きの斜面がグラン・クリュのアルテンベルグになります。
粘土質が全くない、純粋なジュラ紀の石灰岩の畑。土もほとんどなく、小石のみで出来ていて農業は成り立たず、ブドウ栽培だけが可能な場所です。
ワインは非常にミネラリーで、熟した果実を思わせる複雑なスタイル。安定したテロワールでヴィンテージによる変化があまり出にくいワインです。
熟した青リンゴや白桃、アプリコットなどの果実の香りに、しっかりとしたミネラル、アカシアのハチミツ、少し焦げたようなニュアンスやシナモンを思わせるアロマが広がります。口に含むと、甘やかな果実の凝縮感が強く、豊富ながらも美しいミネラルや酸が感じられる実に複雑な印象。
口当たりはオイリーで、マルセル・ダイスのワインの特徴でもある長い余韻に圧倒されます。
以上です。
マルセル・ダイスは僕の中でも結構好きなドメーヌ の一つです( ̄∇ ̄)ニヤリ♫
興味ある方は是非飲みにきてくださいね✌️
まだ梅雨しない(笑)まぁ言うても平年並みらしいけどね、今年は。
『暑いだろうな』と思って週末ワインのテーマを白ワインに切り替えたけど少し拍子抜けな感じ。
でも今回のテーマを『アルザス』にして大正解( ̄∇ ̄)ニヤリ♫
リースリングやゲヴェルツと言ったアルザスのブドウ品種達は、この梅雨のジメジメ感には逆に丁度良い感じでちょっと嬉しい誤算。
今回のマルセル・ダイスは超有名ドメーヌ ながらも真摯に葡萄と向き合い毎年素晴らしいワインを造ってます。
では今回のワインのご紹介です。
〜〜〜以下資料抜粋〜〜〜
アルザスワインの革命児である三ツ星生産者。アルテンベルグ グラン・クリュに隣したブドウを使用。
最も権威あるワインガイドである「レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス(クラスマン)」にて、最高の3つ星評価を獲得しているドメーヌ、マルセル・ダイス。
アルザスのトップ生産者の一人であるのはもちろんのこと、アルザスに初めて「テロワール」の概念を持ち込み、フランスのワイン法を変えたことでも有名です。
マルセル・ダイスにより法律を変えられるまでのアルザスワインは、ブドウの個性が最優先されていたため、ブドウ品種のブレンドは行わずラベルに単一ブドウ名を明記するのが当たり前の産地でした。
マルセル・ダイスが1番大切にしたのは、アルザス特有の土地。その土地で出来る味を最大限に引き出すためには、ブドウは複数ブレンドされるべきだという考え方を提唱し続け、ついには、それまでラベルに1番大きくブドウ品種を記載しなければいけなかったのに対して、品種名よりも畑名を大きく表示するよう改正された上に、ブドウ品種は記載しなくても許されるまでに法律が改正されました。
現在でも、畑の個性に基づく"プルミエ・クリュ"を実現させるべく運動を続けています。
ダイス家は、コルマール市の7km北方、ベルグハイム村に1744年から続いています。 1945年にマルセル・ダイス氏が創業し、自社ビン詰めを開始しました。
息子のアンドレ・ダイス氏を経て、現当主であるジャン・ミシェル・ダイス氏に継承。大いなる発展を遂げ、アルザスの頂点と言われるまでになりました。
今日、9つの村に220区画、合計26ヘクタールの斜面畑を所有。マルセル・ダイスでは、"ブドウ品種、ヴィンテージ、テロワール"という3要素それぞれの特徴や個性を、バランスよく完全にワインに表現しています。中でもマルセル・ダイスが最も重視しているのが「テロワール」で、1997年からビオディナミを採用し、クローン樹を極力使用せず、ブドウと土の関係に徹底的にこだわっています。
“グラスベルク”は「草しか生えない場所」という意味。アルテンベルグ・ド・ベルグハイムの丘の頂上部(約340m)に位置する南東き斜面の畑で、中腹の南向きの斜面がグラン・クリュのアルテンベルグになります。
粘土質が全くない、純粋なジュラ紀の石灰岩の畑。土もほとんどなく、小石のみで出来ていて農業は成り立たず、ブドウ栽培だけが可能な場所です。
ワインは非常にミネラリーで、熟した果実を思わせる複雑なスタイル。安定したテロワールでヴィンテージによる変化があまり出にくいワインです。
熟した青リンゴや白桃、アプリコットなどの果実の香りに、しっかりとしたミネラル、アカシアのハチミツ、少し焦げたようなニュアンスやシナモンを思わせるアロマが広がります。口に含むと、甘やかな果実の凝縮感が強く、豊富ながらも美しいミネラルや酸が感じられる実に複雑な印象。
口当たりはオイリーで、マルセル・ダイスのワインの特徴でもある長い余韻に圧倒されます。
以上です。
マルセル・ダイスは僕の中でも結構好きなドメーヌ の一つです( ̄∇ ̄)ニヤリ♫
興味ある方は是非飲みにきてくださいね✌️