週末ワイン 116

「バローロ　ヴィーニャ・ジャキーニ2003」コリーノ

　オレンジの色合いが強い濃いガーネット。若干澱が舞って濁った感じがありますが充分にそのワインのポテンシャルを感じられます。

　その濃い色合いに思わず「(￣▽￣)ニヤリ」としてしまいました。

　香りのほうはとても強烈で最初っからビシバシいい香りがグラスの中で充満してくれてます。オレンジの香りに苺や杏、桃のような香りに紅茶の感じもしてて、ヴィンテージが若いのでどちらかと言えばあまり過度に期待しては、いなかったんですがこの香りはもうヤバイですよ(￣▽￣)ニヤリ

　お客様の中にもグラスに注いだ時から「ふわり」と立ち上がるその香りにびっくりされてる方もいらっしゃいました。

　味わいの方は香りの開き方と若干ちょっとズレがあるような感じでまだちょっと「酸」が目立つような味わい。でもその「酸」の奥にジンワリと感じる赤い果実系が持つ甘酸っぱいニュアンスがちらほらと感じられて充分に「コレは良い」と思わさせてくれます(￣▽￣)ニヤリ

　時間が経過すれば先程の香りに火薬系のツンとした香りに山菜のアクや色々な香りが複雑な層を構成していて飲み手のテンションをあげてくれます。

　ホントでもこのワインの香りにはやられっぱなしで、このまま飲んでも「フニャフニャ」になって仕事どころではなかったのであえて我慢ましたが（笑）正直もう一本欲しいところです。

　マジで美味しい・・・。ほんと美味しゅうございました(￣▽￣)ニヤリ