外装は日本海ブルーにえんじ色のアンダーラインを引いたもの、シートモケットは1両がブルー、1両がオレンジとする。シートは両車とも44席、山側ロングシート6席、海側ペアシート8席が海側を向いており、2席が運転席隣、残り28席はボックス席になっている。
テーブルやパーティションなどの内装には地元の素材や工芸品を活用、サービスカウンターを設置し食事も楽しめるようにする。
デビューは新幹線の金沢延伸に合わせた平成27年春、愛称は一般から公募する。
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新幹線延伸に合わせた新車導入、ホームページによると団体客は2年前と比較して倍以上、5年前に比較して約8倍に膨れ上がっている。単純計算で1日100人以上利用することになり、今回導入の新車の座席数を上回る。実際のところは2往復ぐらい設定すると思われるから、半分ぐらいの平均利用率になるだろうけど。
「のと恋路」号や輪島線が廃止された10年前にこれだけ団体客があったら、「のと恋路」号置き換えの新車が導入さえていたと思うのだけどね。距離がこんなに短くなったから団体客を乗せる余裕がでてきたのだろうか。
来春には新幹線が金沢に延伸されるが、能越自動車道も延伸、高岡と氷見と七尾が結ばれる。新幹線からの団体客は七尾線に乗らずに、能越自動車道を経由して貸切バスで来ることになる。そう考えると、新幹線より能越自動車道延伸による団体観光客増加を見込んだのではないかと。昔のように七尾線乗り入れでなく、高速道路延伸で需要を見込むのは時代の流れなんだろうな。
内装に地元の工芸品を用いているのが興味深い。こうして見ると、輪島塗とか田鶴浜建具とか奥能登は工芸品に恵まれていることを実感する。この内装のおかげで落ち着きのある室内になりそうだし。サービスカウンターでは食事だけでなく、お土産用の工芸品を提供しても良さそうだ。
列車設定としては純増か定期を置き換えるか気になるところ。単行だったら定期列車に連結してもいいのだけど。利用客増を見込むのだったら、純増になるだろうけど、その場合座席指定になるか優等になるかも気になるところ。
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