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京成成田からは東成田線を乗りつぶすことにした。データイムの京成成田~芝山千代田間の列車は2番線折り返し、上り京成津田沼方面へは同一番線で乗り換えが可能だが、下り京成津田沼からだと階段を上り下りしての乗り換えとなる。せっかくの両面ホームだから、芝山千代田止は4番線で客を下して、3番線側にドアを開ける快速西馬込行と接続、そのあと芝山千代田発として5番線で客扱いとした方がいい。これをやると京成津田沼方面から芝山千代田行へホーム上乗り換えだけでなく、1番線、2番線がデータイム未使用になることでエスカレーターなどの電気代が浮くというメリットがある。その一方、成田空港寄りに上り線から下り線へのポイントを設置する必要があることや、成田空港行と芝山千代田行が同じホームから発車することでの誤乗が多発するデメリットもある。
芝山千代田行は京成成田を4分で折り返すので、上り快速と同じ2番線発着でも支障はない。京成成田発11時34分、京成成田を出ると100キロを出すが、掘割に入ると、短いトンネルの手前で90キロに落とす。東成田では、スーツケースを引きずった客が降りていった。10分ほど乗って芝山千代田には11時44分到着した。芝山鉄道でも交通系ICが使えると勘違いして、京成成田から交通系ICで乗り込んでしまった。そのため、窓口で芝山鉄道分の運賃220円を支払い、精算証明書をもらった。交通系ICの勘違いは初めてかもしれない。芝山千代田からの利用客は交通系ICでない定期券を京成などの自動改札に通していることになる。芝山千代田での折り返し時間は16分、盲腸線の終点としては珍しく折り返しに余裕がある。ここで降りるのは4回目になるけど、駅付近を少し散策、松尾駅へ向かう空港シャトルバスや芝山ふれあいバスは駅前ロータリーにバス停があるが、航空科学博物館へ向かう成田空港交通のバス路線は高架下から地下道を経由することになる。駅から歩いて5分のところには空の湯という温浴施設があるが、駅前からは建物を確認できなかった。日曜日の昼前だが、人影はほとんどない。周辺は倉庫があっても、民家が少ないからそんなものだろう。
芝山千代田発12時00分、トンネルに入ると2分で東成田に到着した。東成田は昔の成田空港駅、当時は2面4線だったが、今では北側の1面2線のみが使われ、南側は封鎖されている。改札では芝山千代田でもらった精算証明書を提出したうえで、京成成田から東成田までの運賃を交通系ICから精算処理した。まず、第5ゲートに繋がる出口から出ようとしたが職員の姿があったので階段の途中で引き返した。仕方がないので、改札右側のエスカレーター付きの大きい出口から出ることに、少し撮影したあと、地下コンコースへ引き返した。そこから560mの地下連絡通路を歩いて、空港第2ビル駅へ向かった。空港第2ビル駅では時間がなかったので、散策することなくすぐに改札からホームへ入った。
空港第2ビル駅は、1992年の開業当時は片面だったが、2009年11月に上り線のりばを新設して島式に、翌2010年7月にスカイアクセス線開業に伴い、ホームとコンコースは本線経由とスカイアクセス線経由に分かれた。新設となった上り線のりばは、下り線のりばと部分的にしか結ばれておらず、エスカレーターから降りた客はその部分的な箇所に滞留する。ほとんどの客がスーツケースを持っているので、その箇所以外へ行くことも厳しい。当然ながら乗るドアも限られ、乗り込む時間もかかることで、停車時間が拡大して遅延が発生することになる。
定刻12時31分の快速西馬込行は、1分遅れで到着、乗降に時間がかかり2分遅れとなった。12時40分、京成成田の1番線に到着、2番線に停車中の45分発の快速特急上野行と対面接続をとる。快速特急は京成佐倉でも快速に停車接続するが、快速に乗っていた客のほとんどが快速特急へと乗り換えた。次の快速は快速特急に接続しないが、5分前にアクセス特急がある。このアクセス特急は青砥での5分停車中に快速特急に追いつかれる。3分で折り返し、京成成田発12時43分の快速成田空港行に乗車した。京成成田から10分、12時53分に成田空港に到着した。
成田空港からはスカイライナーでスカイアクセス線を乗りつぶすことにした。次のスカイライナーは59分、6分しかなく広い構内で特急券を買うには微妙、その14分後にもあるが新鎌ヶ谷、青砥に停車する遅いタイプで乗車済み、仕方がないので13時39分発のスカイライナーに乗ることにした。まず、特急券を買うことに、券売機は混雑していたので、カウンターで買うことにした。5人ぐらい並んでいて数分待つ感じだったけど、混雑する時間帯は長く待たされるのだろう。ホームに降りたら、特急券券売機があったが、そこには人の姿はなかった。混雑するときはそこへの案内をしても良さそうだ。40分以上時間があったので、空港の中を散策、北ウィングから南ウィングへ向かった。千歳空港より規模が小さい印象を受けたのは、第2ターミナルと分散されているためだろうか。
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